フレーム・スイングアーム
Z1100
アルミツインチューブフレーム(アルミバックボーンフレーム)です。Ninja 1100SXやVERSYS 1100と同じフレームですね。
スイングアームはアルミの細い奴です。
CB1000 HORNET
スチールのツインスパーフレームです。鋼管とプレスかな?
スイングアームはアルミです。細いタイプ。
GSX-S1000
アルミツインスパーフレームです。エンジンはGSX-R1000系ですが、フレームはGSX-S1000用の新規の物です。
スイングアームはごっついアルミです。GSX-R1000(L2)と同じです。だからごついんだ。
キャスター・トレール
- Z1100:不明 / 101mm
- CB1000 HORNET:25° / 98mm
- GSX-S1000:25° / 100mm
ブレーキ類
Z1100
TOKICOのラジアルマウント4POTキャリパーです。リアは1POT
フロントは310mm、リアは260mmです。
別体ラジアルマスターです。
Z1100 SE
ブレンボ M4.32ラジアルマウントキャリパーです。
それに加えてフロントメッシュホース、ブレンボディスクです。
CB1000 HORNET
NISSINのラジアルマウント4POTキャリパーです。リアは1POT。
ディスクはフロント310mm、リア240mm
ラジアルマスターです。あんまり見たことないタイプなので新型なのかな?
CB1000 HORNET SP
SPはフロントがブレンボです。Stylemaだよ。
GSX-S1000
ブレンボのラジアルマウント4POTキャリパーです。リアは1POT
ディスクはフロント310mm、リア250mm
NISSINのアキシャルマスターです。
ブレーキレバー、クラッチレバー
- Z1100:ブレーキ/クラッチ調整可能
- CB1000 HORNET:ブレーキのみ位置調整可能
- GSX-S1000:ブレーキのみ位置調整可能
Z1100だけクラッチレバーも位置調整可能なタイプです。社外品買わなくてすむからありがたいね。
サスペンション・タイヤ
Z1100
- フロント:SHOWA SFF-BP(プリロード/伸/圧)
- リア:恐らくSHOWA リンク式モノショック(プリロード/伸)
SHOWAの41mmです。リアも多分SHOWAだと思います。
Z1100 SE
Z1100 SEはリアがオーリンズS46です。伸/プリロードの調整ができます。
CB1000 HORNET
- フロント:SHOWA SFF-BP(プリロード/伸/圧)
- リア:SHOWA リンク式モノショック(プリロード/伸)
SHOWAの前後結構調整できるタイプです。41mmです。
リアサスは比較的用意に交換出来るけど、フロントフォークは交換するの難しい(そもそもアフターパーツ出てない事が多い)ので、最初から良い奴にして欲しいって個人的に思う。
CB1000 HORNET SP
CB1000 HORNET SPはリアサスがTTX36です。プリロード/伸/圧の調整が出来ます。
GSX-S1000
- フロント:KYB(プリロード/伸/圧)
- リア:恐らくKYB リンク式モノショック(プリロード/伸)
KYBのサスペンションです。43mmです。太い。
フロントタイヤ
- Z1100:120/70ZR17
- CB1000 HORNET:120/70ZR17
- GSX-S1000:120/70ZR17
リアタイヤ
- Z1100:190/50ZR17
- CB1000 HORNET:180/55ZR17
- GSX-S1000:190/50ZR17
CB1000 HORNETだけちょっと細いです。まぁ180ってぶっといですけどね。迫力あるよね。
タイヤ銘柄
- Z1100:ダンロップ SPORTMAX Q5A
- CB1000 HORNET:ブリヂストン BATTLAX HYPERSPORT S22
- GSX-S1000:ダンロップ SPORTMAX Roadsport 2
Q5Aは最新のタイヤですね。ロードスポーツ2の後継モデルって感じでしょうか。
電子制御・装備
Z1100
- スロットルバイワイヤ
- ライディングモード:3モード/ユーザー
- パワーモード:2レベル
- コーナリングトラクションコントロール:3レベル/オフ
- コーナリングABS
- クイックシフター:標準装備
- クルーズコントロール
Z1100は6軸IMUが採用されています。なのでトラコンやABSがコーナリング系です。
それからみんな大好きクルーズコントロールも採用されています。ストリートファイターだと珍しいような。
CB1000 HORNET
- スロットルバイワイヤ
- ライディングモード:3モード/ユーザー×2
- パワー:3レベル
- エンジンブレーキ:3レベル
- ウィリーコントロール:4レベル。トラクションコントロール統合
- トラクションコントロール:4レベル/オフ
- クイックシフター:オプション。SPは標準装備。感度調整可能。
エンジンブレーキの強さを制御出来るのは良いですよね。私エンジンブレーキ強い車種苦手なので、スリッパークラッチとかT-REVは好きですね。
GSX-S1000
- スロットルバイワイヤ
- ライディングモード:3モード
- パワー:3レベル
- トラクションコントロール:5レベル/オフ
- クイックシフター:標準装備
電子制御はZ1100やCB1000 HORNETの方が充実してますが、GSX-S1000は独自の装備があります。
独自装備
- Z1100:6軸IMU系電子制御、クルーズコントロール、USB電源(SE)、スマートフォン連携(簡易ナビ)
- CB1000 HORNET:可変排気バルブ(SP)、エンジンブレーキコントロール、エマージェンシーストップランプ、USB電源、ETC2.0、スマートフォン連携(簡易ナビ)
- GSX-S1000:可変排気バルブ、スズキイージースタード、ローRPMアシスト
Z1100は6軸IMU系電子制御やクルーズコントロール等電子制御が豊富です。
CB1000 HORNETはエマージェンシーストップランプがあったり、ETC2.0が標準装備だったり。エンジンブレーキコントロールがあるのもいいよね。
スズキは独自の装備があります。個人的にはスズキイージースタートは好きですが、ローRPMアシストはなんか違和感あって苦手。
特徴?
- Z1100:アルミフレーム、6軸IMU、クルーズコントロール、排気量の余裕、変わらぬ姿
- CB1000 HORNET:エンジンブレーキコントロール、豊富な電子機器類、ゴム付いてるステップ、安価、地味
- GSX-S1000:アルミフレーム、GSX-R1000(L2)と同じスイングアーム、カクカクしてる
Z1100は日本国内価格が不明ですが、イギリスだとホーネットより高く、GSX-S1000より安いポジションです。
ポジションの比較
Z1100
あ、結構ハンドル低いですね。ちなみにZ1000よりハンドル低くなってるっぽい。
CB1000 HORNET
結構普通な感じでしょうか。今時のストリートファイターって感じ。
GSX-S1000
こちらも今時のストリートファイターって感じ。
ポジションの比較
一番馬力があるCB1000 HORNETがハンドルが高く、馬力が低いZ1100がハンドルが低くて遠いです。へー
Z1100はハンドルが低く、メーターがハンドルマウントなので、ハンドルとメーターと車体とで一体感がありますね。
大体そんな感じです。
スペックや装備を比較した人間がいうのもアレですが、バイクって乗ってみないとわからない事が多いので、実際に試乗なりしてから決めたほうが良いと思います。
私はスペック厨ですが、乗ってるバイクはどれもスペックも装備も劣ってるタイプです。でも大変気に入ってる。
2026年モデルのZ1100/Z1100 SEのスペックや装備、Z1000との比較等はこちらでどうぞ。