商標とか特許とか出願されてましたけど、正式発表されました。
ヤマハがY-AMTを正式発表
公式PVというか解説動画かな。公式ページこちら。イギリス。
Y-AMTの機能とか
Y-AMTの概要
- Y-AMT(ヤマハオートメーテッドマニュアルトランスミッション)
- MTモード:左スイッチボックスのシーソーシフトレバーでシフトチェンジする。
- ATモード:D MODEとD+ MODEの2モード。
- 最新のクイックシフターよりシフトの速度と精度が安定している
- 複数のモデルを近日発表予定
MTモード
左ハンドスイッチボックスにシフトボタンがあります。
親指でシフトダウンですね。
こちら正面から左ハンドルスイッチボックスを見た図。
人差し指でシフトアップです。
シーソーレバー式のボタンですので、人差し指のみでアップダウンの両方が出来ます。
+ボタンの奥側から引いてシフトアップ、手前側から押してシフトダウンですね。ヤマハらしい良いスイッチだと思った。
ATモード
右ハンドルスイッチボックスにMODEボタンがありまして、DモードとD+モードがあります。
D MODEは低回転で早めにシフトチェンジするそうで、街乗り向けって感じですね。
D+ MODEは高回転まで使う遅めのシフトチェンジだそうで、スポーツライディング向けのモードって感じでしょうか。
ATモードでもシーソーシフトレバーを操作すれば手動でシフトチェンジ出来るよ。
AT/MTモードの切り替え
右ハンドルスイッチボックスにボタンがついてるよ。
それでATとMTの切り替えが出来る。
クラッチレバーレス
この通りにクラッチレバーはありません。
操作方法はDCTと似たタイプですかね。チェンジペダルは無さそうだし。
どういうモデル向け?恐らくはMT-09系
ハンドル周りがMT-09
こちらハンドル周りの図です。なんか見覚えあるね。
こちら現行MT-09のハンドル周りです。全体的に似てますね。
ハンドルスイッチボックスも現状MT-09系にのみ使われてる物がベースの様ですし。
エンジンがMT-09系
クラッチ周りの図。
シフトアクチュエーターとクラッチアクチュエーターがあるタイプですね。各社大体そう。
こちらはMT-09系のエンジンの図。排気量が上る前の初代なので現行と違う部分もあるけど。
見た感じ結構似てますよね。ここだけでは判断出来ませんけど。
動画の排気音は3気筒っぽい気がするけど、D MODEの方は2気筒っぽくも聞こえるのでよくわからない。
フルカラー液晶メーター
まぁ実機じゃありませんけど、メーターの例の図がフルカラー液晶メーターです。
YZF-R1系は生産終了になりますので、となるとMT-09系になりますよね。
他にフルカラー液晶のメーターはスクーター、Tenere、YZF-R125(海外)とかですし。
MT-07系向けにも採用される可能性はある
商標が出願されていて…
特許も出願されているのですが、
その特許の図がMT-07系のエンジンとフレームです。
車両の図もあるのですが、カウル類が現行と違うので、新型とかなのかも?
そういう感じなのでMT-07系にも採用される可能性はあると思う。
AMTですので基本はツアラー向けですよね。恐らくは新型のTRACER9GT+向けがメインだと思われます。
なのでMT-09系はほぼ確定だと思う。上記の通りに図がMT-09系ですしね。
ただヤマハはMT-09系と同じぐらいMT-07系はモデルが多いです。いっぱい派生してる。それにMT-07とかヨーロッパで大人気ですよね。
スロットルバイワイヤ前提の機能の様に見えますけど、初期のDCTはスロットルバイワイヤじゃなかったと思うし、ホンダのe-clutchもスロットルバイワイヤじゃないCBR650R系で採用されてますので、Y-AMTもMT-07系に採用できないことはなさそう?
大体そんな感じです。
今年は各社AMTを発表してますね。KTM、BMW、ヤマハとか。ホンダは去年。
近日採用車種を複数発表予定とあるので、MT-09系のモデルが発表されると思います。
その時に一緒にMT-07系も発表されると良いのですが、現状は特に情報はありません。Y-AMTの情報って特許と商標ぐらいだったので。
2024年6月26日:MT-09系で確定
オーストラリアでY-AMTモデルのMT-09が認証登録されています。詳しくはこちら。