ホンダが一部モデルを法規対応に伴う受注の一時停止を発表しました。モデルチェンジ予定のモデルが多いよ。
ホンダの一部モデルが受注一時停止
Honda二輪車製品につきまして、2021年秋頃より現在もなお、海外における新型コロナウイルス感染症に伴うロックダウン、世界的な海上輸送・港湾の混雑、半導体供給不足などの複合的な要因により、製品・部品入荷や物流の遅延が継続・長期化しており、生産・海外からの入荷見通しは依然として不透明な状況が続いております。
また、日本国内向け二輪車に対して2022年11月生産分より「令和2年排出ガス規制」が適用※されることに伴い、一部機種につきましては現行モデルの注文が生産計画に達した場合、受注を一時停止させていただきます。
対象製品の受注再開につきましては、改めて、当サイトおよびHonda二輪車正規取扱店よりご案内いたします。
【受注一時停止機種(2022年7月6日時点)】
・Rebel 1100、Rebel 250、CRF250RALLY、CRF250L、フォルツァ、ADV150、グロム、モンキー125 、CT125・ハンターカブ
法規対応に伴う、Honda二輪車の受注一時停止について | Honda
全文、原文はホンダのリリースでどうぞ。
私の訳は意訳ですし、はしょっています。また、間違っている可能性がありますので、情報元で確認してください。
一時停止モデルの排ガス規制に関して
一時停止モデルの排ガス規制一覧
- Rebel 1100:平成32年規制
- Rebel 250:平成28年規制
- CRF250RALLY:平成28年規制
- CRF250L:平成28年規制
- フォルツァ:平成28年規制
- ADV150:平成28年規制
- グロム:平成28年規制
- モンキー125:平成32年規制
- CT125・ハンターカブ:平成28年規制
レブル1100とモンキー125は平成32年規制(令和2年規制)に適合しています。なので排ガス規制関係ないよ。
Rebel 250
モデルチェンジの噂があります。詳しくはこちら。続報ありますのでそれも後ほど。
CRF250RALLY、CRF250L
ヨーロッパではCRF300LとCRF300RALLYが既にEURO5適合しています。詳しくはこちら。
それから同系エンジンのCB250Rが既に平成32年規制に適合しています。詳しくはこちら。
CRF250L/CRF250RALLYに関してはちょっと前にモデルチェンジしたばかりですし、既にアシスト&スリッパークラッチやギアポジションインジケーター等採用されています。
ですので次のモデルチェンジは排ガス規制適合ぐらいで、他の部分の変更は特にないと個人的には思います。
フォルツァ
フォルツァは2021年3月9日に現行モデル(マイナーチェンジ)が発表されました。詳しくはこちら。
フォルツァ300(フォルツァ250の排気量アップバージョン)は既にEURO5(平成32年規制相当)適合していますので、フォルツァに関しても次のモデルチェンジは排ガス規制適合ぐらいだと思います。他は変わらなさそう。
ADV150
ADV150に関しては新型PCX160ベースのADV160になりました。詳しくはこちら。
ADV150に関してはADV160になって日本に入ってくるんでしょうね。私が聞いてる噂だと日本だと2023年発売らしいです。
グロム
グロムはモデルチェンジの噂があります。詳しくはこちら。この噂のグロムですが、平成32年規制なのか令和4年規制なのかは謎です。
ちなみにヨーロッパでは既にEURO5適合していますので、それはほぼそのまま日本で平成32年規制適合モデルとして売れるよ。
グロムも次のモデルは基本的にそのままで、排気系とかその辺のみの変更でしょうね。
CT125・ハンターカブ
ハンターカブちゃんはモデルチェンジの噂があります。詳しくはこちら。
エンジンだけではなく、フレームに関しても一部改良なりあるらしいよ。人気者はすげぇぜ。
受注停止モデルの生産国
受注停止モデル、大体タイ
- Rebel 1100:日本
- Rebel 250:タイ
- CRF250RALLY:タイ
- CRF250L:タイ
- フォルツァ:タイ
- ADV150:タイ
- グロム:タイ
- モンキー125:タイ
- CT125・ハンターカブ:タイ
だいたいみんなタイです。ホンダの大人気モデルってだいたいタイだよね。
Rebel1100に関しては既に平成32年規制に適合していますが、一部タイ生産のパーツ使ってますし、そもそも大人気モデルなので普通に生産が追いつかないので受注停止なんでしょうね。
タイだけど受注停止になってないモデル
- CBR650R/CB650R:一時的に生産終了するらしい。新型の噂がある。
- CBR400R/400X:一時的に生産終了するらしい。
- レブル500:単純に受注数がそんなに多くないのでは
- CB250R:平成32年規制に適合している
- CB125R:平成32年規制に適合している
- スーパーカブC125:平成32年規制に適合している
- ダックス125:平成32年規制に適合している
ダックス125に関しては発売日未定になってます。
CBR650R/CB650R、CBR400R/400X
2022年11月で生産終了らしいです。詳しくはこちら。
CBR650R/CB650Rに関しては既にヨーロッパでEURO5適合していますが、どうもそれはすぐには日本に入ってこなさそうです。まだ良くわからないけど。
そのCBR650RとCB650Rは2024年モデルでマイナーチェンジするみたい。詳しくはこちら。
ですんで生産終了までは現行モデルをある程度数作る予定なのでは?
CBR400Rや400Xに関しても、2024年モデルまで一時的に生産終了になる可能性があると思う。
レブル500
こちらはヨーロッパで既にEURO5適合してます。CBR400Rや400Xと違って排気量がヨーロッパと日本とで同じです。
レブル250は受注停止でレブル500はそうなっていませんが、単純にあんまり注文が入ってないんだと思う。なので受注停止する必要がないんだと思う。
レブル500に関しても2023年モデルでモデルチェンジあると思います。そりゃあそうよね。
→レブル500も受注停止に追加された。2022年8月1日。
大体そんな感じです。
今回の受注一時停止は単純に人気すぎるモデルの生産が追いつかないというか目処が立たないから&リリースに記載通りにモデルチェンジ予定があるからって感じでしょうか。
他のモデルに関しても今後どうなるかわかりませんので、ホンダのバイクほしいって方はその辺気をつけてね。