新型CRF1100Lアフリカツインが正式発表されました。新旧比較とかもやってるよ。
- 2022年6月11日:直噴やスーパーチャージャーの噂がある
- 2023年7月28日:型式認証されているらしい
- 2023年9月9日:スイスで型式認証されててスペックが判明してる
- 2023年9月19日:無印アフリカツインはフロント19インチだよ
- 2023年10月4日:正式発表されました。過去の情報はこちら。
- 2024年2月14日:価格が欧米で発表されました
- 2024年2月29日:日本国内モデルが正式発表されました
2024年モデルの新型CRF1100Lアフリカツインのリリース
Hondaは、大型アドベンチャーモデル「CRF1100L Africa Twin」シリーズの仕様装備ならびに外観を一部変更し、3月21日(木)にHonda Dreamより発売します。
※詳細につきましては下記URLをご確認ください。
広報発表:https://t.co/KLAo7XkwYp
CRF1100L Africa Twin:https://t.co/HgOEsLbcLp pic.twitter.com/9EN4OtlC2R— Honda Bike (ホンダ バイク) (@HondaBike_hmj) February 29, 2024
公式PV
2024年モデルの新型CRF1100Lアフリカツインのカラーラインアップ
2024年モデルのCRF1100L Africa Twin<s>
グランプリレッド【STD】
グランプリレッド【DCT】
2024年モデルのCRF1100L Africa Twin Adventure Sports
パールグレアホワイト【ES/STD】
パールグレアホワイト【ES/DCT】
ついでにヨーロッパのCRF1100Lアフリカツインのカラーラインアップ
2024年モデルのCRF1100Lアフリカツインのカラーラインアップ
パールグレアホワイト
グランプリレッド
マットバリスティックブラックメタリック
2024年モデルのCRF1100Lアフリカツインアドベンチャースポーツのカラーラインアップ
パールグレアホワイト
マットバリスティックブラックメタリック
2024年モデルの新型CRF1100Lアフリカツインの画像
2024年モデルのCRF1100Lアフリカツインの画像
結構現行と似た感じですね。下の方で旧型と比較とかしますね。
2024年モデルのCRF1100Lアフリカツインアドベンチャースポーツの画像
アドベンチャースポーツも基本的に現行と似た感じです。
2024年モデルの新型CRF1100Lアフリカツインのスペック
2024年モデルの新型CRF1100Lアフリカツインのスペック
全長:2,330mm
全幅:960mm
全高:1,485mm~1,540mm
ホイールベース:1,575mm
シート高:850mm/870mm
重量(STD/DCT):231kg/242kg
燃料タンク:18L
最低地上高:250mm
エンジン:SOHC(ユニカム)水冷2気筒4バルブ
排気量:1,084cc
ボア×ストローク:92mm×81.5mm
圧縮比:10.5
ミッション:6速
馬力:75kW(102PS)/7,500rpm
トルク:112Nm/5,500rpm
燃費:19.6km/L
フロントサスペンション:45mm倒立
フロントトラベル:230mm
リアサスペンション:モノショック
リアトラベル:220mm
キャスター:27°30'
トレール:113mm
フロントブレーキ:310mm/4POT
リアブレーキ:256mm/1POT
フロントタイヤ:90/90-21M/C 54H
リアタイヤ:150/70R18M/C 70H
ヨーロッパ仕様がタンク容量18.8Lですので、日本国内仕様も18.8Lだと思われます。
2024年モデルの新型CRF1100Lアフリカツインアドベンチャースポーツのスペック
全長:2,305mm
全幅:960mm
全高:1,475mm~1,530mm
ホイールベース:1,570mm
シート高:820mm/840mm
重量(STD/DCT):243kg/253kg
燃料タンク:24L
最低地上高:220mm
エンジン:SOHC(ユニカム)水冷2気筒4バルブ
排気量:1,084cc
ボア×ストローク:92mm×81.5mm
圧縮比:10.5
ミッション:6速
馬力:75kW(102PS)/7,500rpm
トルク:112Nm/5,500rpm
燃費:19.6km/L
フロントサスペンション:45mm倒立
フロントトラベル:210mm
リアサスペンション:モノショック
リアトラベル:200mm
キャスター:27°30'
トレール:106mm
フロントブレーキ:310mm/4POT
リアブレーキ:256mm/1POT
フロントタイヤ:110/80-R19M/C 59V
リアタイヤ:150/70-R18M/C 70H
ヨーロッパ仕様が燃料タンク容量が24.8Lですので、日本国内仕様も実際は24.8Lだと思われます。
それからヨーロッパ仕様はシート高が835mm/855mmでして、日本国内仕様はローダウンシートの様です。見た目にシート低くなってますし。
2024年モデルの新型CRF1100Lアフリカツインの装備
エンジン
- 0から中回転域のパワー(特にトルク)が大幅に上がってる
- エアボックス改良
- ECU改訂
- バルブタイミング改訂
- マフラー内部構造改訂:軽量化、性能向上、低回転で心地いいパルス感
電子制御
- スロットルバイワイヤ:4レベルのパワー
- エンジンブレーキコントロール:3レベル
- コーナリングトラクションコントロール:7レベル
- コーナリングウィリーコントロール:3レベル
- ライディングモード:TOUR/URBAN/GRAVEL/OFF-ROAD/USER/USER2
- コーナリングABS
- ABSモード:オンロード/オフロード
- オフロードABS:リアオフ可能
- 6軸IMU:BOSCH MM7.10
DCT
- MTモード
- ATモード:Dモード/Sモード
- 発進時と、1速と2速の間でより自然なクラッチの制御
- トルクが増加したのでシフトダウンが早くなった
- コーナリング中のギアチェンジのシフトプログラムの改訂
- Gスイッチ
車体
- チューブレスホイール
- 新型アッパーカウル
- 新型リアシートユニット
- 5段階調整スクリーン
- リアキャリア
- ナックルガード
- タイヤ:メッツラー KAROO STREET
電子機器
- フルLED灯火器類
- 6.5インチフルカラー液晶メーター
- スマートフォン連携
- エマージェンシーストップシグナル
- ウィンカー自動キャンセル
- クルーズコントロール
- リチウムイオンバッテリー
- ETC2.0
標準モデルのサスペンション
- フロント:45mm倒立。フルアジャスタブル
- リア:プリロード/伸側
SHOWA EERA(ESモデル)
- フロント:45mm倒立。圧側/伸側
- リア:圧側/伸側/プリロード(リモートアジャスター)
- 電子制御サスペンション。ダンピングを自動調整。5モード
- サスペンションのモード:MID/HARD/SOFT/OFFROAD/USER
- ACC電源標準装備
- グリップヒーター標準装備
新旧比較は下の方でやるね。これだとどれが新しい装備かわかりにくいでしょ。
2024年モデルの新型CRF1100Lアフリカツインアドベンチャースポーツ
2024年モデルの新型CRF1100Lアフリカツインアドベンチャースポーツの装備
- EERA標準装備:普通のサスのモデルがない
- フロント19インチホイール
- 前後サスストローク変更:短くなった
- コーナリングABS改訂:19インチホイールとサスに合わせて改訂
- 新型アッパーカウル
- 24.8L燃料タンク
- 大型エンジンガード
- コーナリングライト
- タイヤ:ブリヂストン BATTLAX ADVENTURE A41
この辺が無印とASの違いだよ。
アフリカツインとアドベンチャースポーツのスペックの比較
無印/AS
- 全長:2,330mm / 2,305mm
- 全高:1,485mm / 1,475mm
- ホイールベース:1,575mm / 1,550mm
- シート高:850mm/870mm / 820mm/840mm
- 重量(STD/DCT):233kg/244kg / 243kg/253kg
- 燃料タンク:18.8L / 24.8L
- 最低地上高:250mm / 220mm
- フロントトラベル:230mm / 210mm
- リアトラベル:220mm / 200mm
- トレール:113mm / 106mm
- フロントタイヤ:90/90-21M/C 54H / 110/80-R19M/C 59V
アフリカツインとアドベンチャースポーツのデザインの比較
- 前後サス
- フロントホイール
- コーナリングライト
- アッパーカウル
- サイドカウル
- スクリーン
- タンク
- ナックルガードの上
- アンダーガード
- タイヤ
- テールカウル
- シート
アドベンチャースポーツがツアラーよりになりました。ASと無印で差別化されましたね。へー
2024年モデルの新型CRF1100Lアフリカツインの価格
CRF1100L Africa Twin
- 2022(STD/DCT):163万9,000円/174万9,000円
- 2024(STD/DCT):163万9,000円/174万9,000円
あらー据え置きです。海外では値上げです。日本では据え置き。ありがたいね。
CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES
- 2022(STD/DCT):194万7,000円/205万7,000円
- 2024(STD/DCT):194万7,000円/205万7,000円
アドベンチャースポーツでも価格は据え置きです。すごいね。
恐らくはラインアップが整理されたからでは?
アフリカツインのラインアップ
- STD:いない / いる
- DCT:いない / いる
- STD<s>:いる / いる
- DCT<s>:いる / いる
- AS ES:いる / いる
- DCT AS ES:いる / いる
- AS ES <s>:いない / いる
- DCT AS ES<s>:いない / いる
普通のアフリカツインのローサス、アドベンチャースポーツのハイサスがなくなりました。
ラインアップが半分になったよ。なので価格を据え置きに出来たのかな?
販売計画台数
- 2022:600台
- 2024:600台
600台で変わらず。600台なのに価格据え置きにしてくれるのはありがたいね。すごいな。
2024年モデルの新型アフリカツインと2022年モデルの旧型のスペックの比較
新型/旧型
新旧アフリカツインのスペックの比較
- 全高:1,485mm / 1,395mm
- 重量(STD/DCT):231kg/242kg / 229kg/240kg
- 圧縮比:10.5 / 10.1
- トルク:112Nm/5,500rpm / 105Nm/6,250rpm
- 燃費:19.6km/L / 19.2km/L
吸排気系の改良でトルクが7Nmも上がりました。すげー。ECUもセッティング変わってるよ。
全高とか重量はスクリーンとかその辺かな。
新旧アフリカツインASのスペックの比較
- 全長:2,305mm / 2,310mm
- 全高:1,475mm / 1,445mm
- ホイールベース:1,550mm / 1,560mm
- シート高:820mm/840mm / 810mm/830mm
- 重量(STD/DCT):243kg/253kg / 240kg/250kg
- 最低地上高:220mm / 210mm
- 圧縮比:10.5 / 10.1
- トルク:112Nm/5,500rpm / 105Nm/6,250rpm
- 燃費:19.6km/L / 19.2km/L
- フロントトラベル:210mm / 185mm
- リアトラベル:200mm / 180mm
- トレール:106mm / 113mm
- フロントホイール:19×2.50 / 21×2.15
- フロントタイヤ:110/80-R19M/C 59V / 90/90-21M/C 54H
フロントが19インチになりましたので、結構サイズとか変わってます。
2024年モデルの新型アフリカツインと2022年モデルの旧型の装備の比較
新旧アフリカツインのエンジン系の比較
- 新型エアボックス
- バルブタイミング改訂
- ECU改訂
- サイレンサー内部改訂
新旧アフリカツインのDCTの比較
- クラッチ制御改訂
- シフトダウンタイミング改訂
- コーナリング中のシフトプログラム改訂
新旧アフリカツインの車体の比較
- ホイール:チューブレス / チューブ
- 新型アッパーカウル
- 新型リアシートユニット
- スクリーン調整機構:5段階 / 無し
- スクリーン:普通 / ショート
アクセサリーソケットやグリップヒーターは日本国内モデルは無印もASもどちらも標準装備です。ヨーロッパでは旧型の無印は標準装備じゃなかったようで、新型では無印のESとASには標準装備です。
新旧アフリカツインアドベンチャースポーツの装備の比較
- 新型アッパーカウル
- ホイール:19インチ / 21インチ
- タイヤ:オンロード / デュアルパーパス
- コーナリングABS改訂
2024年モデルの新型アフリカツインと2022年モデルの旧型のデザインの比較
新旧アフリカツインのデザインの比較(海外仕様)
- アッパーカウル
- スクリーン
- スクリーン調整機構(メーターまわり)
- サイドカウル
- テールカウル
- ホイール
なんだか顔がおりこうさんな感じありますね。真面目でかしこい雰囲気ある。スクリーンの影響かな。
ついでに2022と2024のグランプリレッド。
新旧アフリカツインアドベンチャースポーツのデザインの比較(海外仕様)
- アッパーカウル
- サイドカウル
- 前後サス
- フロントホイール
- タイヤ
- フロントフェンダー
- シート(海外仕様のみかも)
お顔の横に穴が空いたので、なんだか耳に見えますね。これエアインテークすかね。
新旧アフリカツインアドベンチャースポーツのデザインの比較(日本国内仕様)
日本国内モデルに関しては新旧でシート同じかな?海外モデルは高くなってるよ。15mm。
大体そんな感じです。
海外では値上げしてますが、日本では価格が据え置きです。
ラインアップが整理されましたし、カラーも海外に比べて少ないので出来る価格だと思う。ありがたい企業努力ですね。