ホンダがV型多気筒向けの特許を出願してるんですけど…車両の図がスーパースポーツっぽいです。
ホンダのロッカーアーム関連の特許
摺動時のフリクションを低減する。
2020年9月出願の特許です。
ロッカーアーム流路構造50は、クランクシャフトの回転力を受けるカムシャフト51,52と、カムシャフト51,52と略平行に設けられたロッカーアームシャフト53,54と、ロッカーアームシャフト53,54に揺動自在に支持されたロッカーアーム55,56と、を備え、ロッカーアーム55,56は、カムシャフト51,52に設けられたカム51A,52Aの駆動により揺動し、エンジンのバルブ41,42を押圧する押圧部55B,56Bを備え、ロッカーアーム55,56は、押圧部55B,56Bへオイルを供給するための供給流路80を有する。
ロッカーアーム関連の特許です。
エンジンはDOHCのV型多気筒
V型多気筒エンジン
図1は、鞍乗型車両の一例として、V型多気筒のエンジンを含むパワーユニット10を搭載した自動二輪車1を示す。
V型多気筒エンジンだそうです。V2なのか、V3なのか、V4なのかは謎です。
DOHC
シリンダーヘッドあたりの図です。御覧の通りにDOHCです。
ホンダの最近のV型エンジンですけど…
- VFR1200F:SOHC
- RC213V-S:DOHC
- VFR800F:DOHC
- DN-01:SOHC
- VTR250:DOHC
クルーザー除くとこんな感じすかね。んで、気になる車両の図ですけど…
スーパースポーツっぽい
車両の図はこちらです。モロにスーパースポーツです。
- スーパースポーツっぽい
- フレームが軽そう
- 見たことがないフレーム(フロントフレームに見える)
- タンデムステップついてる
- リアフェンダーついてる
- ウィンカーついてる
- シングルシートカウルっぽく見える
- 結構簡略化されてる(スイングアームやフロントフォークとか特に)
フレームは22がメインフレーム、23がシートレール、24がピボットプレートです。これフロントフレームですよね。DUCATIのパニガーレV4みたいな。
ちなみに過去に謎の直4モデルの特許も出願されているのですが、こちらもフロントフレームです。
それからツーピースフレームっぽいものを開発してるって噂もあります。
話は戻りまして、上記の通りにV型でスーパースポーツで公道向けモデルっぽいです。V型のSSであれば、恐らくはV4ですよね。またはV3かな?噂もありますし。
んで同じ日にV4向けっぽいDCT系の特許が出願されています。なので今回の特許はV4だと思う。
VFR1000Rが再開した可能性もある?
- V4っぽい
- フロントフレーム
- スーパースポーツっぽい
- 公道モデルっぽい
- DOHC
この辺からして考えられるのは、大排気量のV4スーパースポーツですけども。
2023年モデルで新型VFRが出るって噂があります。こちら詳細不明ですし、出ない可能性も普通にあるみたい。
んで、ずいぶん昔にVFR1000Rの噂がありましたよね。そちらはいろんなところで沢山噂が出てました。
VFR1000RとかVFR1000とかそういう感じの名前のモデルをやっていたのはほぼ間違いようですし、テスト車両も存在していたみたいですが、それは中止になっています。
今回の特許の内容はどうもこのVFR1000R向けっぽい感じですよね。となるとVFR1000Rの計画が再開したって可能性も多少はありそう。
謎のV3の噂もあります。
ホンダが今、何かしらのV型エンジンの開発をしてる可能性は高そうです。
大体そんな感じです。
どのメーカーででもですが、特許出願したからといって、それが市販モデルとは限らず、研究のためだけの物だったりもします。
それから市販モデルとして開発していたとしても、中止になる事とかもよくあります。やってるって噂を聞いてたものが中止になったってパターンは今まで何度もありますし。
なので今回の特許も市販モデルに繋がるかは謎です。ただホンダがV型で何かしらやってるって噂がいろんなルートから複数ありますので、多少は期待してもいいのかなと思います。