特許が複数のパターンで出願されています。モロにヒマラヤみたいなものいる。あらー
ホンダのGB350派生モデルのアドベンチャーバイクの特許1
車体に取り付けられる部材の種類を少なくできるガード部材を備える鞍乗型車両を提供する。
2022年7月出願の特許です。
鞍乗型車両10は、車体11に取り付けられる第1ガード部材52及び第2ガード部材54を備え、車体11の前後方向において、第1ガード部材52が車体11に取り付けられる位置は、第2ガード部材54が車体11に取り付けられる位置よりも前方であって、第1ガード部材52の形状と第2ガード部材54の形状とは同一である。
あら、アドベンチャーとかスクランブラーっぽいバイクですね。
上から見た図。GB350派生ですね。
ホンダのGB350派生モデルのアドベンチャーバイクの特許2
ホンダのGB350派生モデルのアドベンチャーバイクの特許2
鞍乗型車両において、燃料タンクを保護することができ、物品を容易に保持させることができるアタッチメントを提供する。
2022年7月出願の特許です。
鞍乗型車両10は、燃料タンク46と、物品を燃料タンク46に保持させるために設けられる複数のベルト穴66を有し、燃料タンク46に取り付けられるアタッチメント50と、を備え、アタッチメント50は、少なくとも燃料タンク46の側方の一部を覆う。
さっきの図は特許の派生ですね。基本的に同じ図ですが、一部違う。
タンクバッグつけたり
タンク下というかタンク側面のアタッチメント50ですけど…
66はベルト穴です。
各ベルト穴66には、ベルト(不図示)が通される。ベルトは、タンクバッグ等の物品に設けられる。
ベルトにより、物品が車体11に保持される。タンクバッグ等の物品が燃料タンク46の上面に置かれた状態で、ベルトをベルト穴66に通し、ベルトをバックル等で止めることにより、タンクバッグ等の物品を燃料タンク46の上に保持させる。物品は、タンクバッグのように燃料タンク46の上に保持されるものでなくてもよい。例えば、ベルト穴66にサイドバッグが取り付けられてもよい。
タンクについてるアタッチメントにベルト穴がついてまして、それを利用してバッグ類が取り付けられるよ。へー!おもしろいですね。
ガード類つけたり
こちらはガード類というか荷台がついてるパターンです。別案ですね。
こんな感じでアタッチメントの上に68の荷台がついてます。荷台はキャリアって事ですね。
荷台68には、サイドバッグ等が取り付けられてもよい。タンクバッグが燃料タンク46の上面に置かれた状態で、タンクバッグのベルトを荷台68に留めてもよい。これにより、タンクバッグは燃料タンク46に保持される。また、荷台68は、燃料タンク46の側面を保護する。
こちらもサイドバッグつけたり、タンクバッグつけたり。さらにガード類としても機能するよ。ハードな見た目になるのが良いね。
ホンダのGB350派生モデルのアドベンチャーバイクの特許3
ホンダのGB350派生モデルのアドベンチャーバイクの特許3
鞍乗型車両10は、少なくともヘッドライト21の周囲を保護する本体部52と、本体部52に接続され、本体部52から後方に延びる取付部54とを有するフロントガードパイプ50と、取付部54に取り付けられるパーツ76と、を有し、取付部54は、車体の前後方向において、ヘッドパイプ14及び燃料タンク46とオーバラップし、パーツ76は、取付部54が本体部52に接続される箇所の少なくとも一部を覆う。
2022年7月出願の特許です。
フロントガード類の特許だよ。さっきのの仲間ですが、こっちは大きく違うよ。
ヘッドライトガードがついてるよ
こんな感じでヘッドライト等を守るフロントガードが付いてるよ。
正面、斜め、真横の図。でかいし、守る範囲が広いね。タンクとかも守ってるよ。
ガード類にカウルがついてる
こちらは車両の図です。フロントガード50に74のタンクシュラウドがついています。
76のパーツを介して74のタンクシュラウドが50のフロントガードに装着されるよ。
こんな感じで。76はインナーカウルって感じかな?
タンクパニアみたいなのもつけられる
タンクシュラウド74に代えて、パーツ76に収容部86が取り付けられてもよい。
74のタンクシュラウド(カウル)の代わりに86の収容部を取り付けるパターンがあるよ。
収容部86は膨らみを持つ形状に形成される。収容部86は、内部に小物等の物品を収容可能である。収容部86は、2つの面ファスナ88を有する
タンクパニアって感じですね。90の穴(上と横で2箇所ある)にベルクロ通して固定するタイプです。へー
固定された図。フロントガードって頑丈でしょうし、しっかりと車体に固定されてるのでそこにパニア類つけるのは合理的ですね。
このバイク何?GB350S派生のアドベンチャーバイク
各車両の図
最初の特許の車両の図
2番目の特許の車両の図その1
2番目の特許の車両の図その2
3番目の特許の車両の図
最初と2番目の特許に関しては車両の図が大体同じです。3番目の特許に関しては結構別物だよ。
ただ車体やシート類、タンク等は同じものです。排気系とかホイールとかフロントまわりは違うけど。
スクランブラーっぽいののベースの車両はGB350S
- タンク
- シート
- サイドカバー
図が簡略化してあるタイプだから合わない部分もあるけど、基本的に変更点は上記の通りだと思う。
アドベンチャーっぽいののベース車両もGB350S
- タンク
- シート
- サイドカバー
- リアキャリア
- 排気系
- 前後サスペンション
- ホイール
- フロントフェンダー
- フロント周り
- メーター
- ハンドル
こっちはもっと変更点が多いよ。ワイヤースポークホイールですね。へー
ちなみにメーターもフルデジタルタイプっぽい形になってる。
市販される?可能性はあると思うけど
モロにロイヤルエンフィールド
こちら特許の図
こちらロイヤルエンフィールドのヒマラヤ411
特許の図はタンク含めてモロにヒマラヤを参考に描かれていますよね。
スクランブラーっぽい方も
Scram411に似てます。まぁこちらヒマラヤ411ベースなので似るのは当たり前ですけども。
直接市販に繋がる特許じゃないと思う
上記の通りに図がモロなので、車両の図に関しては仮というか、特許出願のための図だと思います。
こういう形のモデルは実際に開発されてないと思う。流石に似すぎですし。特許の案のためだけの図だと思う。特許の図ってアイディアを説明するための図ですしね。
とはいえこういう特許を出願しているということは、こういう事をやってみたいって事ですので、GB350派生のアドベンチャーやスクランブラーが出る可能性は全然あると思うよ。
現状派生モデルはCB350(GB350C)ぐらいですし。詳しくはこちら。こちら外装変えたモデルって感じです。
GB350系は派生モデルが今後も増えるでしょうから、その中の一つでアドベンチャーやスクランブラーはあると思う。
GB350系はロイヤルエンフィールドキラーでしょうし。ヒマラヤキラー的なモデルを出してもおかしくは無いと思う。
とりあえずはインドや日本で何かしら情報出るの待ちですね。
今回の特許はそこまで強い根拠にはならないと個人的には思ってますが、出る可能性が多少高まったと判断しても良いと思う。