新基準原付のDio110 Liteが発表されました。これかなりいい感じなのでは?
2026年モデルのDio110 Liteのリリース
Hondaは、原付一種(第一種原動機付自転車)に新たに追加された区分基準(以下、新基準原付※1)に適合した、「Dio110 Lite(ライト)」を11月20日(木)に発売します。
Dio110のエンジンをベースに区分基準に合わせ最高出力3.7kWのパワートレインに最適化
アイドリングストップ・システムを採用
フロントブレーキに油圧式ディスクブレーキを採用
前後ホイールに14インチ大径ホイールを採用
前後輪連動のコンビブレーキシステム※2を採用
専用ローシートを装備し、ベースモデル(Dio110)に対してシート高を15mm低く設定
収納はフロントインナーボックスと、シート下に容量17L※3のラゲッジボックスを装備
サイドスタンド、メインスタンドを標準装備
原付一種の新たな区分基準(新基準原付)に適合した「Dio110 Lite」を発売 | Honda 企業情報サイト
2026年モデルのDio110 Liteのカラーラインアップ
キャンディラスターレッド
パールスノーフレークホワイト
マットギャラクシーブラックメタリック
2026年モデルのDio110 Liteのスペック
全長:1,870mm
全幅:685mm
全高:1,100mm
ホイールベース:1,255mm
シート高:745mm
重量:95kg
燃料タンク:4.9L
最低地上高:150mm
エンジン:SOHC空冷単気筒
排気量:109cc
ボア×ストローク:47.0mm×63.1mm
圧縮比:10.0
馬力:3.7kW(5.0PS)/5,250rpm
トルク:7.6Nm/4,000rpm
燃費:56.6km/L
フロントサスペンション:正立
リアサスペンション:片側
キャスター:26°30'
トレール:80mm
フロントブレーキ:1pot
リアブレーキ:ドラム
フロントタイヤ:80/90-14
リアタイヤ:80/90-14
めちゃくちゃ強くて笑う。原付一種のスペックじゃないでしょ(笑)
あとで原付一種とのスペックの比較とかしますね。
2026年モデルのDio110 Liteの装備
- Dio110系エンジン:eSP
- ACGスターター
- アイドリングストップ
- ハロゲンヘッドライト
- Lite専用ローシート
- コンビブレーキ
- アナログメーター
- 左フロントポケット:蓋付き。50mmlペットボトル入る
- メットイン:17L。ヘルメット引っ掛ける奴左右にあり。
- サイドスタンド
- センタースタンド
- リアキャリア
- コンビニフック
1POTキャリパーです。
専用のローシートになってます。流石はホンダ様。
メットインはDio110は18Lです。Dio110 Liteは17Lなのでちょっと減ってるのかな。あーシート変更されてるからでしょうね。
両方ついてるのいいよね。
メーター文字盤が変更されています。速度警告灯懐かしー
エコインジケーターとかスマートキーのインジケーターとかなくなってますね。
2026年モデルのDio110 Liteの価格
2026年モデルのDio110 Liteの価格
- TACT:17万9,300円/19万2,500円
- DUNK:22万9,900円
- Dio110 Lite:23万9,800円
- Dio110:25万800円/28万6,000円
Dio110より1万1,000円安いです。御慈悲!
流石は業界最大手ですね。すぐ出してくれるし、価格もいい感じですし、スペック強いし。言う事ないね。
2026年モデルのDio110 Liteの販売計画台数
- Dio110:1万台
- Dio110 Lite:9,000台
ホンダの新基準原付の主力モデルはDio110 Liteの様ですね。9,000台ですので。
他車が新基準原付出す時はDio110 Liteがベンチマークになりそうですね。でも強すぎるので他社が大変そう。
Dio110 LiteとDio110の比較・変更点まとめ
Dio110 LiteとDio110のスペックの比較
- シート高:745mm / 760mm
- 重量:95kg / 96kg
- 馬力:3.7kW(5.0PS)/5,250rpm / 6.4kW(8.7PS)/7,500rpm
- トルク:7.6Nm/4,000rpm / 9.0Nm/5,750rpm
- 燃費:56.6km/L / 55.6km/L
馬力は3.7PS、トルクは1.4Nm下がってますが、燃費は1km/L良くなってますね。
にしても7.6Nm/4,000rpmはすごいですね。原付一種の倍ぐらいありますし、発生回転数も低いです。加速すごそう。
Dio110 LiteとDio110の装備の比較
- シート:ローシート / 普通
- メーター一部変更
- ECOインジケーター:無し / あり
- メットイン:17L / 18L
- タンデムステップ:無し / あり
- エンジン改訂(?)
- ECUセッティング改訂(?)
色々変更してるのに1万円安くしてくれてるのはすごいですね。沢山売れるだろうから出来る価格設定なのかな?
Dio110 LiteとDio110のデザインの比較
- シート
- タンデムステップ
- エンジン一部変更
ファンカバーが変更されていますので、エンジンは物理的にも何かしら変更がありそうです。
恐らくはCVTのセッティングなりが変更されていると思います。ECUセッティングだけじゃないと思う。
それからエンジンと排気系の間ぐらいに何かしらのステーっぽいものが追加されているみたい。排気系も多少変更されているのかもしれません。
大体そんな感じです。
それなりに軽い、前後14インチ、上限近い5PSの馬力、7.6Nmの圧倒的なトルク、低い発生回転数、原付二種の車体の安定感です。
…原付一種のPCXみたいなポジションになるのでは?今のところかなり魅力的な商品に見えます。実際乗ってみないとわかりませんが、スペックや装備や価格的に強いと思う。
新基準原付って高くて乗り辛い微妙な物になるのかなーって思ってましたが、Dio110 Liteに関しては50ccの上位互換みたいになりそうですね。