新基準原付のカブ Liteシリーズが発表されました。なんか時代が変わってきた感あるね。
2026年モデルのスーパーカブ110 Liteシリーズのリリース
Hondaは、原付一種(第一種原動機付自転車)に新たに追加された区分基準(以下、新基準原付※1)に適合した、「スーパーカブ110 Lite(ライト)」、「スーパーカブ110 プロ Lite」、「クロスカブ110 Lite」を12月11日(木)に発売します。
スーパーカブ110をベースに区分基準に合わせ最高出力3.5kWのパワートレインに最適化
前輪ディスクブレーキを標準装備。前輪にのみ作用するABS※2を採用
前後輪にキャストホイールとチューブレスタイヤを標準装備
メーター内に速度警告灯、ギアポジションや時計などを表示する機能を搭載
原付一種の新たな区分基準(新基準原付)に適合した「スーパーカブ110 Lite」「スーパーカブ110 プロ Lite」「クロスカブ110 Lite」を発売 | Honda 企業情報サイト
リリースこちら。公式ページこちら。プロはこちら。クロスカブはこちら。
2026年モデルのスーパーカブ110 Liteシリーズのカラーラインアップ
スーパーカブ110 Liteのカラーラインアップ
バージンベージュ
タスマニアグリーンメタリック
スーパーカブ110プロ Liteのカラーラインアップ
セイシェルナイトブルー
クロスカブ110 Liteのカラーラインアップ
ボニーブルー
ハーベストベージュ
マットアーマードグリーンメタリック
2026年モデルのスーパーカブ110 Liteシリーズのスペック
スーパーカブ110 Liteのスペック
全長:1,860mm
全幅:705mm
全高:1,040mm
ホイールベース:1,205mm
シート高:738mm
重量:101kg
燃料タンク:4.1L
最低地上高:138mm
エンジン:SOHC空冷単気筒
排気量:109cc
ボア×ストローク:47.0mm×63.1mm
圧縮比:10.0
ミッション:4速
馬力:3.5kW(4.8PS)/6,000rpm
トルク:6.9Nm/3,750rpm
燃費:67.5km/L
フロントサスペンション:正立
リアサスペンション:ツインショック
キャスター:26°30'
トレール:73mm
フロントブレーキ:1pot
リアブレーキ:ドラム
フロントタイヤ:70/90-17
リアタイヤ:80/90-17
スーパーカブ110プロ Liteのスペック
全長:1,860mm
全幅:730mm
全高:1,065mm
ホイールベース:1,225mm
シート高:740mm
重量:111kg
燃料タンク:4.1L
最低地上高:130mm
エンジン:SOHC空冷単気筒
排気量:109cc
ボア×ストローク:47.0mm×63.1mm
圧縮比:10.0
ミッション:4速
馬力:3.5kW(4.8PS)/6,000rpm
トルク:6.9Nm/3,750rpm
燃費:65.5km/L
フロントサスペンション:正立
リアサスペンション:ツインショック
キャスター:26°30'
トレール:57mm
フロントブレーキ:2pot
リアブレーキ:ドラム
フロントタイヤ:70/100-14
リアタイヤ:80/100-14
クロスカブ110 Liteのスペック
全長:1,935mm
全幅:795mm
全高:1,110mm
ホイールベース:1,230mm
シート高:784mm
重量:107kg
燃料タンク:4.1L
最低地上高:163mm
エンジン:SOHC空冷単気筒
排気量:109cc
ボア×ストローク:47.0mm×63.1mm
圧縮比:10.0
ミッション:4速
馬力:3.5kW(4.8PS)/6,000rpm
トルク:6.9Nm/3,750rpm
燃費:67.5km/L
フロントサスペンション:正立
リアサスペンション:ツインショック
キャスター:27°
トレール:78mm
フロントブレーキ:2pot
リアブレーキ:ドラム
フロントタイヤ:80/90-17
リアタイヤ:80/90-17
2026年モデルのスーパーカブ110 Liteシリーズの装備
スーパーカブ110 Liteシリーズの装備
- 新基準原付:スーパーカブ110のエンジンを出力制限して50cc相当にしてる。原付一種の免許でOK
- フロント1chABS
- LEDヘッドライト
- リアキャリア
- アナログ&デジタルメーター:ギアポジションインジケーター、時計等あり
- アルミキャストホイール:チューブレスタイヤ
新基準原付です。125cc以下の原付二種のバイクをベースに、出力制限とかして原付一種として扱う奴です。
車体やエンジンは原付二種ですが、出力や交通ルールは原付一種です。もちろん30km/h制限、二段階右折必要、一人乗りです。わかりやすい図が用意してありますね。
ホンダの公式ページって情報量が少なくなって困りましたね。海外展開してる車種であれば海外公式を見ればいいのですが、こういう日本固有の車種だと困ります。
スーパーカブ110 Liteの装備
- フロント荷掛けフック:耐荷重1kg
- 1POTキャリパー
こちらスーパーカブ110のフロントブレーキ類です。Liteのページに載ってないので載せました。1POTです。
こちらはスーパーカブ110のメーターです。メーターの文字盤(スピード部分)が変更されていると思いますが、基本的に110と同じメーターだと思います。
こちらもスーパーカブ110のリアキャリアです。Liteも同じリアキャリアだと思います。
スーパーカブ110プロ Liteの装備
- 14インチホイール
- 大型フロントバスケット
- 専用リアキャリア
- リアブレーキロックレバー
- 別体ポジションランプ
- 2POTキャリパー
- フロントディスクカバー
前カゴ付いてます。結構でかい。
リアキャリアもでかい。
フロント2POTキャリパーですね。ディスクカバーもついてます。
こちらはスーパーカブ110プロのメーターです。Liteは速度部分の文字盤の変更があると思いますが、基本的に同じ物だと思います。
クロスカブ110 Liteの装備
- ヘッドライトガード
- マフラーヒートガード:穴空き
- スチールフロントフェンダー
- 可倒式ステップ
- セミブロックタイヤ
- 2POTキャリパー
クロスカブ110 Liteも2POTキャリパーですね。
こちらクロスカブ110の画像です。上記の通り2POTです。ディスク経も同じでしょうか?であれば220mmです。
こちらクロスカブ110の画像です。文字盤の速度部分以外はLiteも同じメーターになると思います。
2026年モデルのスーパーカブ110 Liteシリーズの価格
スーパーカブ110 Liteの価格
- スーパーカブ110:35万2,000円
- スーパーカブ110 Lite:34万1,000円
あ、無印の方を4万9,500円値上げしましたので、Liteを無印より安く出来てます。なるほど。
価格差は1万1,000円です。Liteの方が安い。
スーパーカブ110プロ Liteの価格
- スーパーカブ110プロ:39万6,000円
- スーパーカブ110プロ Lite:38万5,000円
Liteの方が1万1,000円安いです。
クロスカブ110 Liteの価格
- クロスカブ110:41万2,500円
- クロスカブ110 Lite:40万1,500円
Liteが1万1,000円安いよ。
2026年モデルのスーパーカブ110 Liteシリーズの販売計画台数
- スーパーカブ110系:1万9,000台
- Lite系:6,500台
110系と比べると結構少ないですね。
スーパーカブ110 Liteとスーパーカブ110の比較・変更点まとめ
スーパーカブ110 Liteとスーパーカブ110のスペックの比較
- 馬力:3.5kW(4.8PS)/6,000rpm / 5.9kW(8.0PS)/7,500rpm
- トルク:6.9Nm/3,750rpm / 8.8Nm/5,500rpm
- 燃費:67.5km/L / 67.9km/L
馬力は-3.2PS、トルクは-1.9Nm、燃費は-0.4km/Lです。へー
最初-2.2PSって書いてました。計算ミスです。恥ずかしい。すみません。
2.2PSならそこまでって感じですが、3.2PSは結構な差ですね。
数字的には大差ないかもしれませんが、小排気量での3.2PSや1.9Nmは体感だとかなり大きいです。
スーパーカブ110 Liteとスーパーカブ110の装備の比較
- メーター文字盤?
- 出力制限の奴
- タンデムステップの有無
たぶんこんなもんですかね?
出力制限は燃調、吸気、排気、ECUとかでやってるのかな?もしかしてECUだけかな?
ちなみに減速比と変速比は110Liteと110とで同じです。変更されてないよ。
スーパーカブ110 Liteとスーパーカブ110のデザインの比較
- タンデムステップ
- フロントフェンダーの白いやつ
- リアフェンダーの三角シール
見た感じは排気系も変わってないのかな?となると吸気系も変更なさそう?
恐らくはECUとかスロットル周りで出力制限してるのかな?気になりますね。
大体そんな感じです。
原付一種が生産終了する2025年10月末までにホンダは新基準原付を出してくれました。流石は業界最大手ですね。ありがとうございます。責任感とかもあるんでしょうね。
しばらくは50ccの原付の店頭在庫や中古車が売れるでしょうけど、数年経てば新基準原付が販売のメインになってくるのかもしれませんね。それなのにすぐ出してくれるのはありがたいですね。感謝。
ヤマハは出す様ですが、スズキは微妙らしいです。出すかよくわかんないんだとか。スズキは電動バイクで対応するのかな?
とりあえずは原付一種が無くならないようにしてくれましたので、業界の方々に感謝ですね。
私は原付一種には乗りませんけど、日頃の足として使ってる方々は多いですからね。それに私は原付一種からステップアップした人間ですので、やっぱりエントリーモデルとして原付一種は大事だと思います。
でも原付二種(125cc)って原付一種(50cc)と比べてかなり自由を感じられますので、個人的には小型二輪免許か普通二輪免許取って原付二種乗るのがおすすめです。