NAVI系かと思ったらタイっぽいし…謎です。市販するのかな？
ホンダの車体に関する特許
”車両のコンパクト化及び旋回性向上が図れる鞍乗型車両を提供する。”
2018年9月出願の特許です。
”ヘッドパイプ２１と、ヘッドパイプ２１から後下方に延びるダウンフレーム２２と、シート１４を支持するシートフレーム２４とを有する自動二輪車１０において、ダウンフレーム２２及びシートフレーム２４は、側面視Ｖ字に形成され、Ｖ字の下端部は、クロスメンバ２３に接続されるとともに、クロスメンバ２３にエンジン５３が懸架されて、ホイールベースが短縮される。”
なんじゃあこのバイクは…めっちゃ謎デザイン。
ちなみにこちらフレーム。うん、小さい。
図からして、こちら10インチか12インチって感じでしょうか。
フロントの方がちょっとだけ小さいです。更に謎。
ちなみに18はバッテリーです。変な位置にある。
77はハンドルカバーとありますので、スクーターっぽい見た目になる可能性もありそう？
17は燃料タンクです。
全長がタイヤ3つ分ぐらいしかない…しかもスクーターなエンジンですね。謎バイク
NAVIなるストマジっぽいバイクはインドにいるよ
こちらインドで発売していたNAVIなるバイクです。
グロムっぽい見た目してますけど、スクーター(アクティバ)のエンジンですし、タンク下に収納ボックスをつけられたりっていう謎バイク。フロント12、リア10インチ。
こちらNAVIと合わせてみた図ですが、特許の謎バイクはやっぱり超小さいです。
エンジンは形があまりあいませんね。エアクリボックスとか。別のエンジンだろうか。
でもインドって現状アクティバ系のエンジンしか無いんですよね。それと合わないって事はインドの子じゃないのかしら。
発明者さんの名前は…タイっぽい
”ユープラパイ， タナポン”
発明者さんの欄には日本人の方の名前が4人あるのですが、ユープラパイさんとタナポンさんも居ます。こちらユープラパイ・タナポンっていう個人名かもしれませんが。
タナポンって人名はタイの方に多いです。
となるとこちらタイ向けモデルって感じでしょうか…うーん、わからん。
タイのズーマーXとエンジンが似てるぞ
こちらズーマーXと重ねた図。あ、エンジンは多分同じですね。
少なくともこのエンジンをベースに特許の図を書いてると思う。タイ向けのモデルと見て良さそう。
ちなみにズーマーXは以前は日本でも売ってました。タイ生産のモデルだよ。
エンジンはDio110系の空冷エンジンです。
ちなみにエンジンの図
引用元：走行性能 | Dio110 | Honda
ちなみにこちらDio110のエンジンの図。
こちらインドのアクティバ(125の方)のエンジン
こちらはアクティバ(110の方)のエンジン。
地味に仕様とか見た目は違いますけど、恐らくはベースは同じエンジンっぽいです。
- アクティバ：インド
- Dio110：ベトナム
- ズーマーX：タイ
色んな国で作られてるエンジンなんですね。へー
モンキー125はタイのコンセプトモデルからはじまったよ
こちらタイのモーターショーで2016年に発表されたモンキーコンセプトです。
グロムベースのコンセプトモデルって感じでしたが、だいたいこのまま市販されましたね。
たぶん市販前提のコンセプトモデルだったのか、反響大きかったから市販にGOが出たのかって感じですかね。
勝手なまとめ
- エンジンはタイのズーマーX系(Dio110とかと兄弟)
- 空冷110ccのスクーターのエンジン
- たぶん前後12インチ(ズーマーXがそうなので)
- 一人乗り
- 恐らくはタイ向けのモデル
だいたいこんな感じでしょうか。
カウルとか細部まで細かく描いてある系の特許ではありませんが、結構ちゃんと描いてるタイプです。
となると市販の可能性もあるのではないでしょうか？
タイって12インチのZ125やグロムとかの小さい子が人気ですし。
そもそも市販モデルとして開発されているかは謎ですが、Dio110系エンジンであればタイと日本とインドとベトナムでも売れそうなので気になるモデルですね。
個人的な好みとも合致しそうですし。