この前に新型出たばっかりですけど、EURO5ありますし。そう遠くないうちにモデルチェンジありますかね?
新型PCX向けっぽいスクリーンやフロントの収納に関する特許
”風防部材で覆われていた被覆箇所に対してユーザが容易にアクセスすることができる鞍乗り型車両を提供する。”
2017年9月出願の特許です。
車両の図…モロにPCXですね。
こちらは現行PCX125です。(ベトナムのだけど)
PCXとかその辺向けの特許とみて良さそうですね。
スクリーン下、メーター上の収納スペースに関する特許みたい
”鞍乗り型車両は、ユーザの乗車位置よりも前方に、ユーザの携帯物や電子キー等の収納物を収納可能な収納ポケットが設けられていると、利便性が一層高いものとなる。特に、メータパネルの上面に収納ポケットが設けられていると、ユーザは、姿勢を大きく崩さずに手が届く(アクセスできる)ので、使い勝手がよい。”
”しかしながら、メータパネルの上面に収納ポケットを設けたとしても、その上部をスクリーンが覆っている場合は、ユーザのアクセスにおいてスクリーンが邪魔になるという問題がある。特に、収納ポケットに開閉可能なリッドが設けられている場合には、リッドの開放時にスクリーンに接触して開放が不充分となる。”
メーターの上あたりに収納スペースあると便利だけど、そうするとスクリーンが邪魔なので、その辺どうにかする特許感じの特許。
解決手段的な
”鞍乗り型車両10は、計器装置50よりも前方に風防部材であるスクリーン14を備える。スクリーン14は、少なくとも一部が計器装置50に対して相対移動可能に構成されている。これによりスクリーン14を必要に応じてよけることができる。従って、ユーザは、スクリーン14で覆われていた被覆箇所54に容易にアクセス可能となる。”
メーター50の前に収納ポケット56がありますが、スクリーン14が動かせるので収納ポケットにアクセスしやすいよ的な。
- X1:第1位置(通常)
- X2:第2位置(移動した位置)
- 60:収納空間を開閉可能なリッド(ポケットの蓋)
- 76:軸受け部
- 64:第1風防部(車体に固定されてるスクリーン)
- 72:第2風防部(移動できるスクリーン)
76を起点に回動するとの記載がありましたので、通常ではX1、回転させてX2の位置になり、ポケットにアクセスしやすくなるよって感じ。
ちなみにリッド60はスクリーンの回動に追従して開閉する機構が装備されてるよ。便利。
コレ、すぐに使われる系の特許?
図がどれもアバウトな感じですし、変形例も沢山ありますので、新型に装備すると決まってるって特許じゃなさそう?
こういう装備、出来たらいいなーって感じのとりあえず特許出願系ですかね?
しかしながらPCXはスマートキーですし、日ごろの足として使われているバイクですので、新型にコレ関連の装備が使われる可能性はありえるんじゃないかなーって思います。便利そうですし。
新型PCXの現状
今のところ新型PCXに関するスパイショットとか具体的な情報は、海外情報サイトさん等では見当たらないですね。
FORZA向けっぽいVTECの特許の図を使って、新型PCXにVTECが装備される!的な記事はありましたけども、それについて具体的な情報はありませんし。
とはいえ、EURO5適合でPCXのエンジンや排気系は多少変更があるはずですし、ライバルのNMAXちゃんは現行で可変バルブ機構搭載&2020年モデルでモデルチェンジしますので、新型PCXにも可変バルブ機構が載る可能性はあるかもですね。
大体新排ガス規制適合する時って…
- エンジンと排気系の小変更で適合(それ以外は変わらず)
- エンジンと排気系の小変更で適合(装備の小変更や外装変更あり)
- 電子制御スロットル化
- 排気量上げる
- 現行エンジンベースに可変バルブタイミング装備
- エンジン丸ごと変える
こんな感じですかね?
ちなみにスクーター向け電子制御スロットルの特許とかは出願されてたよ。キック付きの。
PCXに関してはフレームは変わったりしてますけど、エンジンは基本的に今までマイナーチェンジって感じでしたっけ。(結構大き目な変更ありましたが)
なので次のモデルあたりでフルモデルチェンジあっても良さそうな気もしますけど、現行がフレーム丸ごと変わったばっかりですしねぇ…
でもPCXって世界で大人気っぽいですし、あり得ない話でもなさそう。最近ホンダイケイケだし。
以前からPCX向けっぽい特許が結構出願されてますんで、今後も見ておきますね。