2021年モデルの新型NC750Xが日本国内正式発表されましたので日本国内の2019年モデルと比較とかしました。
- 2021年1月24日:22日に日本でも正式発表されました。
- 2020年11月27日:日本国内発表日、発売日、価格の情報追記
- 2020年11月12日:正式発表されました。過去の情報はこちら。
- 2020年9月2日:エンジンに関する謎。色々説があるよ。
- 2020年4月22日:エンジン完全新型っぽいぞ。スクランブラーの情報追記
- 2020年3月14日:派生で3モデルでる。あと790ccに排気量拡大
- 2019年11月11日:2021年モデルでモデルチェンジだと思われる
- 2019年3月31日:FMC扱いだそうで
- 2019年3月30日:EURO5適合でマイナーチェンジ
- 過去の情報はこちらでどうぞ。
2021年モデルの新型NC750Xのリリース
Hondaは、力強いトルク特性で扱いやすく燃費性能に優れた直列2気筒745ccエンジンと、取り回しやすい低重心の車体パッケージング、使い勝手の良いラゲッジ収納などで幅広い層のお客様から好評を得ている大型スポーツモデル「NC750X」「NC750X Dual Clutch Transmission」をフルモデルチェンジし、Honda Dreamより2月25日(木)に発売します。
Honda | 大型スポーツモデル「NC750X」をフルモデルチェンジし発売
海外公式PV。
2021年モデルの新型NC750Xのカラーラインアップ
NC750X
グランプリレッド
パールグレアホワイト
マットバリスティックブラックメタリック
NC750X DCT
グランプリレッド
パールグレアホワイト
マットバリスティックブラックメタリック
ついでに海外の新型NC750Xのカラーラインアップ
グランプリレッド
マットバリスティックブラックメタリック
パールグレアホワイト
グリントウェーブブルーメタリック
日本は青が無いだけですね。それ以外は同じ。日本仕様のほうが写真写り良いね。
2021年モデルの新型NC750Xの画像(海外仕様)
これまたサイバーになりましたね。個人的にはコンセプトモデルっぽいデザインに感じる。
2021年モデルの新型NC750Xの価格
NC750X
- 2019:税抜81万9,000円
- 2021:税抜84万円
税抜2万1,000円の値上げです。
NC750X DCT
- 2019:税抜88万円
- 2020:税抜90万円
税抜2万円の値上げです。
2021年モデルの新型NC750Xのスペック
【】はDCT
全長:2,210mm
全幅:845mm
全高:1,330mm
ホイールベース:1,525mm【1,535mm】
シート高:800mm
重量:214kg【224kg】
燃料タンク:14L
最低地上高:140mm
エンジン:SOHC水冷並列2気筒4バルブ
排気量:745cc
ボア×ストローク:77mm×80mm
圧縮比:10.7:1
ギア:6速
馬力:43kw(58PS)/6,750rpm
トルク:69Nm/4,750rpm
燃費:28.6km/L
フロントサスペンション:41mm正立
トラベル:120mm
リアサスペンション:モノショック(7段プリロード)
トラベル:120mm
キャスター:27°
トレール:110mm
フロントブレーキ:320mm/2pot
リアブレーキ:240mm/1pot
フロントタイヤ:120/70-ZR17M/C (58W)
リアタイヤ:160/60-ZR17M/C (69W)
日本仕様と海外仕様の違い
日本/ヨーロッパ
- 全幅:845mm / 846mm
- 燃料タンク容量:14L / 14.1L
- 最低地上高:140mm / 145mm
- 馬力:43kw(58PS)/6,750rpm / 43.1kw(58.6PS)/6,750rpm
基本的に誤差とかそんなもんだと思います。ちなみに日本は原付より上は燃料タンク容量は切り捨て表記なので、実際は日本国内仕様も14.1Lだと思われる。
最低地上高に関しては謎です。たぶん日本とヨーロッパで物としては大体同じだと思いますんで、実際は143mmとか中途半端な値なのかもしれません。
2021年モデルの新型NC750Xのエンジン
- エンジン1.2kg軽量化
- 吸気系改良
- 排気系改良(構成的には現行と同じっぽい)
- スロットルバイワイヤー採用
- レッドゾーンが600rpm高くなり7,000rpmになった。
- ギア比変更:1~3速が短く。4~6速が長く。
- アシスト&スリッパークラッチ採用:クラッチ操作の負担20%減
2021年モデルの新型NC750Xの電子制御
電子制御の主な特徴
- ライディングモード:スポーツ、レイン、スタンダード、ユーザー
- HSTC:3レベルトラクションコントロール。オフも可。
- エンジンブレーキ:3段階
DCTモデル
- DCTモード:ユーザーモードの場合はシフトパターンも4段階にカスタマイズできる。
- アダプティブクラッチキャパビリティコントロール:スロットル開閉時のクラッチトルクが調整され、自然なクラッチフィールになり、スムーズな乗り心地を実現する。
DCTモデルの左ハンドルスイッチ
こちらは右。
2021年モデルの新型NC750Xの電装
電装の主な特徴
- 新型LEDヘッドライト
- 新型LEDテールランプ
- 新型メーター:LCDメーター
- エマージェンシーストップランプ
- オートキャンセルウィンカー
- グリップヒーター(日本国内仕様)
新型LEDヘッドライト
オフ。ウィンカーポジション光ってますね。
ロー
ハイ
現行もLEDヘッドライトでしたけど、新型は新規のLEDヘッドライトになりました。ホンダってあまりLEDヘッドライトの共有しないですね。
新型LEDテールランプ
オフ
オン
新型メーター
メーター新しくなりましたが、FORZAの様なフルカラー(TFT)じゃなくてLCDです。
2021年モデルの新型NC750Xの装備
装備の主な特徴
- 新型スクリーン
- サイドパネルとサイドカバーがスリムになった
- メットイン:1L拡大して23L。1kg軽量化。内部形状改善によりADVスタイルのヘルメットが入れやすくなった。
- メットイン内にUSB Type-c電源をアクセサリーで用意。
- HISS:イモビ的な
サイドパネルとか
この辺スリムになったんだとか
メットイン
メットイン
中身。
シート
シートも変更されてますね。高級感ある。
もちろんシート下給油口は継続。
2021年モデルの新型NC750Xの車体
- 再設計されたフレーム:様々な厚さや重量のパイプを使用。1,8kg軽量化。バッテリー位置移動、エアボックス再設計によりメットイン拡大。
- 前後サスショートストローク化:足付き良くなった。細かな値は下の方に載せてる。日本仕様はそのままぽい
海外仕様のアクセサリー装着パッケージ
アクセサリー装着車:アドベンチャーパック
- サイドプロテクターバー
- フォグライト
- グリップヒーター
- USB Type-C電源
- フットディフレクター
この辺装着してます。
フットディフレクターはこれ。
アーバンパック
- 50Lリアボックス
- リアキャリア
- センタースタンド
- ハイスクリーン
等
トラベルパック
- 50Lリアボックス
- リアキャリア
- パニアステー
- パニア
- センタースタンド
- ハイスクリーン
等
リアキャリア。リアキャリアにパニアステー付けるタイプですね。
リアボックス
センタースタンド
日本ではバラ売りだと思うよ。パックとかなさそう。→そうだよ。
2021年モデルの新型NC750Xのスペックの変更点
新型/旧型
車体スペック
- 全長:2,210mm / 2,215mm
- 全高:1,330mm / 1,320mm
- ホイールベース:1,525mm【1,535mm】 / 1,520mm
- 重量:214kg【224kg】 / 221kg【231kg】
このクラスで7kg軽量化って大きいよね。すげー
エンジンスペック
- 馬力:43kw(58PS)/6,750rpm / 40kw(54PS)/6,250rpm
- トルク:69Nm/4,750rpm / 68Nm/4,750rpm
- 燃費:28.6km/L / 28.3km/L
- 排ガス規制:平成32年規制 / 平成28年規制
7kg軽量化して馬力もトルクもアップしてるぞ。ホンダちゃんやっぱりつよい。
2021年モデルの新型NC750Xの装備の変更点
エンジン
- エンジン改良
- 吸排気系改良
- スロットル:電子制御 / ワイヤー
- クラッチ:A&Sクラッチ / ふつう
電子制御
- ライディングモード:3モード+ユーザー / 無し
- トラコン:3レベル / 2レベル
- エンジンブレーキコントロール:3レベル / 無し
- DCTモード:3モード+ユーザー / D、S(ユーザー)
- アダプティブクラッチキャパビリティコントロール:あり / なし
電装
- 新型LEDヘッドライト
- 新型テールランプ
- ウィンカー:LED / バルブ
- 新型メーター
- エマージェンシーストップシグナル:あり / なし
- オートキャンセルウィンカー:あり / なし
装備
- 外装類変更
- メットイン:23L / 22L
- メットイン電源(アクセサリ):USB Type-c / 12V
車体
- 新型フレーム
2021年モデルの新型NC750Xの見た目の変更点
比較した図(海外仕様)
ななめ
右
左(旧はSTD)
前方(旧はSTD)
後方
旧型STDと新型DCTで比較しちゃってたので全部作り直しました。
ついでに日本仕様での比較
結構似てるけどそうでも大体違うんだよね…
見た感じの変更点
- 大体全部
- フレームは現行に似てるけど別物
見た感じ変わってない点
- スイングアーム
- ホイール
- フロントフォーク(長さは違うけど)
- フロントフェンダー
- ステップ類(ベースプレート?はかわってる)
- たぶんグラブバー
- たぶんエンジンカバー
- たぶんレバー
大体全部変わりました。
現行とフレームは似てはいますがパイプの本数とか太さとかおおまかな形も変わってます。全然別物です。現行フレームを最適化したって感じでしょうか?
大体そんな感じです。
デザインに関しては好みは人それぞれですのでそれを除くと、基本的に全部良くなりました。
値上げも2万円ぐらいとちょっとです。5万とか7万円上がってもおかしくないレベルだと思うんですけども。
なんというか流石ホンダって感じのモデルチェンジですねぇ。うれそー