2020年3月5日:日本国内モデルが正式発表。過去の情報はこちらでどうぞ。
2020年3月1日:発表日が延期だそうで
2019年11月8日:旧型との比較を追加しました
11月5日:価格と発売日の情報修正
11月5日:正式に発表されました。過去の情報はこちらでどうぞ。
11月1日:CBR1000RR-Rが商標出願されてます
10月27日:東京モーターショー情報&知人情報追加
10月24日:詳しい人に話聞いたので修正したよ
10月23日:情報増えてきましたのでまとめなおしました。過去の情報はこちらでどうぞ。
10月23日:スパイショット撮られているよ。2タイプ居る…
~中略~
2018年7月7日:新型CBR1000RRについての情報聞いてきたよ
2020年モデルの新型CBR1000RR-Rのリリース
Honda Bike (ホンダ バイク)@HondaBike_hmj
大型スーパースポーツモデル「CBR1000RR-R FIREBLADE」「CBR1000RR-R FIREBLADE SP」をフルモデルチェンジし、Honda Dreamより3月20日(金)に発売します。
広報発表:… https://t.co/IbaltjOLRX
2020年モデルの新型CBR1000RR-Rの価格
2019
- STD:189万5,000円(赤:192万5,000円)
- SP:231万円
- SP2:283万円
2020
- STD:220万円
- SP:253万円
全て税抜価格です。
STDで比較すると、税抜27万5,000円増しです。
SP比較だと税抜22万円増し。
2020年モデルの新型CBR1000RR-Rの販売計画台数
- 2017(初年度):700台
- 2018:400台
- 2019:250台
- 2020(新型):800台
あ、旧型の初年度モデルより多いです。
完全新規(?)モデルですしね。装備やスペックは完璧ですし、価格も控えめに見えますし。人気出そう。
2020年モデルの新型CBR1000RR-Rのカラーラインアップ
CBR1000RR-R
CBR1000RR-R SP
2020年モデルの新型CBR1000RR-Rの画像
全体図
公式お写真
あ、確かにいつもの方情報通りに目が細くなって、PC40前期っぽさや現行CBR1000RRのセンターエアダクト版って感じでもありますね。
RC213V-Sっぽさある
わーきれい。
こちらもいつもの方情報通りにマフラーデカいですね。
デカイけどかっこいいのでOK
この角度から見るとヘッドライトが隠れてレーシーな感じ。
RC213Vっぽさありますね。
ウイングレット
このお方は…
あ、無邪気な笑顔のあの方ですね。
PVとかにマルケスさん使うのはなんだかずるいゾ 3割増しぐらいで速く見えそう。
2020年モデルの新型CBR1000RR-Rのスペック
【】はSP
- 全長:2,100mm
- 全幅:745mm
- 全高:1,140mm
- ホイールベース:1,455mm
- シート高:830mm
- 重量:201kg
- 燃料タンク:16L
- 最低地上高:115mm
- エンジン:DOHC水冷4気筒4バルブ
- 排気量:999.9cc
- ボア×ストローク:81.0mm×48.5mm
- 圧縮比:13.2:1
- ギア:6速
- 馬力:160kw(218PS)/14,500rpm
- トルク:113Nm/12,500rpm
- 燃費:16.0km/L
- フロントサスペンション:SHOWA BPF【オーリンズNPX】
- トラベル:120mm【125mm】
- リアサスペンション:SHOWA BFRC-Light【オーリンズTTX36】
- トラベル:137mm【143mm】
- キャスター:24°
- トレール:102mm
- フロントブレーキ:NISSIN4POT/330mm【ブレンボStylema】
- リアブレーキ:ブレンボ2POT/220mm
- フロントタイヤ:120/70ZR17M/C(58W)
- フロントホイール:17インチx3.5
- リアタイヤ:200/55ZR17M/C(78W)
- リアホイール:17インチ×6.0
- タイヤ:ピレリディアブロスーパーコルサSP/ブリヂストンRS11
ヨーロッパ仕様
- 重量:202.4kg【201.3kg】
- シート高:831mm
- 燃料タンク:16.1L
- 馬力:160kw(217.5PS)/14,500rpm
- 圧縮比:13.0:1
基本的に物は同じだと思います。
タンク容量は日本は切り捨てですし、馬力については160kwで同じですし。
重量に関してはちょっと謎です。これも測り方とかで変わるんですかね?
あと圧縮比も謎。ヨーロッパ仕様は13.0:1ですが、日本仕様は13.2:1です。うーん?
2020年モデルの新型CBR1000RR-Rの装備
エンジン
・馬力:160kw/14,500rpm
・トルク:113Nm/12,500rpm
パワーグラフ
・RC213Vと同じボア×ストローク
81mm×48.5mm
圧縮比は13.0:1
・吸気バルブ32.5mm、排気バルブ28.5mm
吸気バルブの角度は11°から9度になった
・フィンガーフォロワーロッカーアーム
・チタンコンロッド
ホンダが開発したTI-64Aチタン製鍛造コンロッド。
クロモリのコンロッドより50%軽量
・(RC213V-Sと同じく)A2618アルミニウム製のピストン
現行より5%軽量化。
・マルチポイントピストンジェット
低い回転数の時に、不要な場合はオイルの流れをとめ摩擦を減らし、油圧損失を抑える。
・MotoGPマシンのRC213Vと同等サイズのラムエアインテーク
タービュレーター付きで、ハンドリングへの影響を抑えながら、最大限に空気をとりこむ
・スマートキーになったので、まっすぐラムエアインテークからエアボックスへ空気が行く
・Akrapovic共同開発のチタンサイレンサー
排気バルブもAkrapovicが設計。
特許出願中のバルブストッパーなる物のおかげで、サイレンサーの内部容積が38%削減できた。
あ、コレCBR250RR向けっぽい特許の奴ですね。CBR1000RR-R向けだったんか。
・ビルトインボトムバイパス
ラジエーターからメインウォータージャケットに冷えた冷却水を循環させるが、その下の領域では冷えてない冷却水を使うとか。
ボア全体で旧型より低く均一な温度が保て、外部ホースも不要になる
・エンジンはクランクシャフトではなく、クラッチのメインシャフトによる始動
これによりよりコンパクトなクランクシャフトになる。
エンジン(電子制御)
・スロットルバイワイヤーの改善
・3つのライディングモード(オプションもあるよ)
パワー:1~5
エンジンブレーキ:1~3
ウィリーコントロール
HSTC(トラコン):0~9
・スリップレート(スリップ率)コントロール
前後の車輪速度の比で判断。急速なホイールスピンを緩和。
・スタートモード
レース用。
(発進時に)エンジン回転数を6,000、7,000、8,000、9,000rpmに制限できる。
・SPはクイックシフター標準装備
”シフトペダルにかかる踏力に応じた制御タイミングを、シフトアップ/ダウンとも3段階ずつ調整可能としている。”
引用元:主要装備 | CBR1000RR-R | Honda
特許が出願されてたので新型CBR1000RRに使われるのでは?って書いてた調整可能なクイックシフターですけど、やっぱり採用されてたみたい。
シャーシ
・ブラケットを介して、エンジンブロックの背面に取り付けられたプロリンクサスペンション
重量削減や最適なフレーム剛性のため。
アッパークロスメンバーが不要になり、リアホイールがヘッドストックから離れ、高速での安定性と後輪のトラクションが向上する。
・1,455mmのホイールベース
キャスター24°、トレール102mm(現行は23°、96mm、1,405mm)
・クランクシャフトはフロントホイールのアクスルから33mm離れ、16mm高い位置にある。
重量分布が均等になり、左右の俊敏性が向上するとか。
・RC213V-Sと同様に18枚のアルミから打ち抜いてつくられたスイングアーム
現行より32.7mm長い622.7mmだが、重量は現行とまったく同じ。
水平方向の剛性は15%低下、垂直方向の剛性は維持。
・アルミニウムパイプリアフレーム
横からではなく、上からフレームにマウントしてる。燃料タンク後部やシートがコンパクトに。
こんな感じでかなりの小尻。
・ハンドル位置は前に、ステップ位置はより後方、上方になった。
・6軸IMU
現行は5軸だった。6軸になり、ピッチとロールのより正確な可能になった。
・SHOWA製新型電子制御スタリングダンパー装備
3レベルのモード
・フロント43mmのÖhlins NPXフォーク
・キャリパーはブレンボStylema
・ABSはSPORTとTRACKモードを用意
・フロント120/70-ZR17、リア200/55-ZR17なタイヤ
現行はリア190/50-ZR17だった。
カウル(空力)とかその他装備
・スクリーンは35°の角度
・ハンドル切りやすくするために、フロントフェンダー両側に凸面がある
空気の流れを前輪から遠ざけ、サイドカウルに誘導する。
・アンダーカウルはリアタイヤ近くまで延長されている
乾燥した状態ではタイヤに当たる空気が減り、抗力が低下する。
濡れた状態ではタイヤに当たる水が少なくなり、グリップが向上する。
・抗力係数値は0.270でクラス最高
・ウイングレット採用
加速時のフロントリフトが減少し、ブレーキングやコーナーエントリーの安定性が向上する
・3つの翼がダクト内に垂直に並んでいる
コーナー進入時のヨー、ロールに悪影響を及ぼさない。
・5インチフルカラー液晶メーター
より大きく、解像度が高まった。タッチではなさげ。
表示パターン1
表示パターン2
表示パターン3
・エマージェンシーストップシグナル
・オールLED灯火機類
こちらロー
ハイ
テールランプ
ストップランプ
シュッとしてる…
ちなみにスマートキーなので鍵穴無いのはわかるのですが、ボタンすらないんですよね。探してみたのですが…
それっぽいボタンありました。多分コレがスイッチです。IGNITIONって記載あるし。
勝つ事を優先してますね…
STDの装備
・Nissin 4POTキャリパー
・リアはSPと同じブレンボ
・普通のバッテリー
SPと違って、リチウムイオンバッテリーじゃないよ。
その他詳しい情報は公式ページ見てね。
2020年モデルの新型CBR1000RR-Rの動画
公式PV
マルケスさんが乗ってる動画。排気音良いですねぇ
2020年モデルの新型CBR1000RR-RとCBR1000RR-R SPの比較
STD/SP
スペック
- フロントトラベル:120mm / 125mm
- リアトラベル:137mm / 143mm
装備
- フロント:SHOWA BPF/オーリンズNPX
- リア:SHOWA BFRC-Light / オーリンズTTX36
- サスの電子制御:無 / 有
- フロントキャリパー:Nissin / ブレンボStylema
- ブレーキマスター:Nissin / ブレンボ
- クイックシフター:オプション / 標準装備
- バッテリー:12-6 YTZ7S / 12-2 リチウムイオン
見た目
見た目はの違いはサスの色ぐらいかな?
今回は装備に関しても、SPとSTDで大きな違いは無さげですね。
2020年モデルの新型CBR1000RR-Rと2019年モデルの旧型CBR1000RRの比較
車体スペック
- 全長:2,100mm / 2,065mm
- 全幅:745mm / 720mm
- 全高:1,140mm / 1,125mm
- ホイールベース:1,455mm / 1,405mm
- シート高:830mm / 832mm【834mm】
- 重量:201kg / 196kg【195kg】
- 燃料タンク:16L / 16L
- 最低地上高:115mm / 130mm【129mm】
エンジンスペック
- 排気量:999.9cc / 999.8cc
- ボア×ストローク:81mm×48.5mm / 76mm×55mm
- 馬力:160kw(218PS)/14,500rpm / 141kw(191.7PS)/13,000rpm
- トルク:113Nm/12,500rpm / 114Nm/11,000rpm
- 燃費:16.0km/L / 17.7km/L
サスペンション
- フロントサスペンション:【オーリンズNPX】 / 【オーリンズNIX30】
- トラベル:【125mm】 / 【120mm】
- リアサスペンション:SHOWA BFRC-Light / SHOWA BFRC
- トラベル:137mm【143mm】 / 138.2mm【なぞ】
- リアリンク:特許出願中の新しいリンク機構 / ユニットプロリンク
- キャスター:24° / 23°20'【23.3°】
- トレール:102mm / 96mm
- ステアリングダンパー:3レベル / モード無?
タイヤ、ブレーキ
- フロントブレーキ:NISSIN4POT/330mm【ブレンボStylema】 / TOKICO4POT/320mm【ブレンボStylemaじゃない物】
- リアブレーキ:ブレンボ2POT/220mm / NISSIN
- リアタイヤ:200/55-ZR17 / 190/50ZR17
- タイヤ:ピレリディアブロスーパーコルサSP/ブリヂストンRS11 / ピレリディアブロスーパーコルサSP/ブリヂストンRS10
エンジン系
- ロッカーアーム:フィンガーフォロワー/ 直打
- カムシャフト駆動:セミカムギアトレーン / タイミングチェーン
- コンロッド:チタン / たぶんクロモリ
- スロットルボディ:52mm楕円 / 48mm
- スターター:クラッチ駆動 / クランクシャフト駆動
- サイレンサー:排気バルブ(バルブストッパー) / 排気バルブ
これ以外にもいっぱいあるよ。
車体
- フレーム:新型
- スイングアーム:アルミ打抜 / アルミプレス&アルミ押出
- サブフレーム:アルミパイプ / アルミキャスト
- ウイングレット:有 / 無
- スマートキー:有 / 無
- メーター:新型
電子制御
- IMU:6軸 / 5軸
- スマートEC:第2世代 / 第1世代
- ABS:SPORT/TRACK / モード無
- スリップ率コントロール(ABSの方じゃない):有 / 無
- スタートモード(発進時回転数制限):有 / 無
- クイックシフター:3段階調整 / 調整不可
CBR1000RR-R SPとCBR1000RR SPの見た目の比較
全然イメージかわりましたね。お顔はCBR600R(PC40後期)に似てるかな?
サイレンサー大きいですけど、見た目がかっこいいですし、細長いので違和感ない気がします。ナイスデザイン。
全体的に伸びましたねぇ。全長は35mm伸びました。
ホイールは前後同じですかね。リムサイズ同じっぽいし。
フレームは多少似てますけど、普通に別物。
タンクとハンドル、めっちゃ低くなってる。
スイングアームなげー…
お尻がシュッとしてる。
やっぱサイレンサーかっけーな…純正でアクラポって良いっすね。
この角度から見るとシルエットがGPマシンっぽいですね。イケてんなぁ
ミラーは現行と同じですね。
横幅は25mm広がりました。
お顔は人間っぽさ増しました。かわいい。
ウィンカーが汎用の物になりました。
タイヤは200サイズになりましたが、リムサイズは同じままだったと思います。
やっぱり新型の方が全体的に太いですね。
トップブリッジが地味になりました。
シートは結構形変わってますね。
比較はこんな感じですけど、たぶん漏れとか普通にあると思いますんで、気になる方は自分で比較してね。
もともとは英語のリリースを意訳した記事ですんで、日本語公式ページと間違ってる部分もあるかもしれませんし。公式ページが正義です。
大体そんな感じです。
こちらついでのメーターの表示の比較GIF画像です。全5表示。
お披露目イベントが中継だけになったり、発表日が1週間ずれたりしましたね…
発売日に関してはそもそも3月中に納車される人って一般人では(ほぼ)居ないとかそういうお話でしたので、おそらくは特にズレは無いと思われます。