いわゆる簡易ガレージというか、テントというか…バイクカバーとガレージの間的な存在でしょうか。
これ系の元祖?なバイクバーンと、みんな大好きコミネのモーターサイクルドームの両方使ってますので、一応比較してインプレ書きますね。
■簡易ガレージ自体のインプレ
私はバイクカバーを使ってたのですが、車体に擦り傷が入るし、カバーかけたりはずしたりがスーパー面倒くさいですし(雨の日とか特に困る)、外したカバーを干したり畳んで箱に入れるのも面倒くさいですし、エンジンやマフラーが冷めるまで待つのが面倒くさいですし、カバーの前後間違えた時は中々にストレスですし…
って感じで、色々とバイクカバーって面倒くさいって思ってました。(上記いくつかの悩みはお高いカバーだと解決できますが)
以前は毎日バイクに乗っていましたので、この無駄な時間やストレスをどうにかできないか悩んでいたら、バイクバーンに出会いました。
5万円ぐらいしますので結構悩みましたけど、それ以上の価値はあると思います。
以下利点
・楽
カバー開いて、中に車体突っ込んで、カバー閉めるだけなので、1分以内で終わると思います。
それから雨の日にカバーかけでわちゃわちゃすることがありませんし、雨の日の翌日にカバー干したりしないで良いので楽。
・車体にカバーが当たらない
カバーが車体に当たりませんので、傷が入らないよ。(車種によってはミラーとかには多少当たりますけども。)
もちろんマフラーやエンジンがカバーに触れませんので、冷めるまで待つとかしないでいいよ。
・意外と風にも強い
台風で倒れたり、壊れたりはないですね、意外と強いみたい。
隙間からの巻き込み風(?)で、車体に埃やら砂やらが結構のってたりはしましたが。
・バイクに乗る機会が増えた
急にちょっと乗りたいと思っても、以前はカバーのつけ外しが億劫で乗らないってパターンがありました。
ですがバイクバーンになってからはそういうのから解放されましたので、気軽にバイクに乗れます。
・意外とコストパフォーマンスが良い
初期投資は結構かかりますけど、カバーが結構良い生地使ってるらしく、長持ちします。
カバー駄目になっても替えカバー売ってますし。
あとバイク乗り換えても、そのまま使えるのも良いですね。
・設置が楽
結構重いですけど、一人で持ち運べる重さ&サイズですので、気軽に場所の変更ができるよ。
それから工事の必要とかないので、気軽に導入できます。
そういう感じでして、私はずっとバイクバーンを使ってます。スーパー便利よ。
たまに乗るバイクには普通のカバーを使っていたのですが、乗り換えしましたし、ドームを置ける場所が出来ましたので、コミネのモーターサイクルドームを追加で買ってみました。
せっかくなので比較してインプレしてみますね。
■買ったやつ
・コミネ:モーターサイクルドーム(AK-103)
引用元:製品紹介 / 株式会社コミネ Komine Co.,Ltd. / バイク,ウェア,レーシング,グローブ,スーツ,レザー
コミネのモーターサイクルドーム(Lサイズ)、公式ページはこちら。定価は税込3万5,640円です。
【代引可】 コミネ AK-103 モーターサイクルドーム(Lサイズ) KOMINE 09-103 Motorcycle Dome(L size)
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こちら楽天の広告リンクです。実売価格は2万5,000円ぐらいです。私が探した限り最安値。結構な値引きですね。
KOMINE/コミネ AK-117 スペアカバー09-103用 Spare Cove [size/L] AK-103用
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こちら楽天の広告リンクです。替えカバーは大体1万3,500円で買えるみたい。
・COORIDE:バイクバーン
引用元:バイクバーン バイク用ガレージ 簡易車庫 簡易ガレージ バイク用車庫 バイク収納 バイク用カバー バイク保護
バイクバーンのスタンダードサイズ、税込5万4,540円
★BIKE BARN★バイクバーン・スタンダード
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こちら楽天の広告リンクです。クールライドの楽天ページだよ。
どうやらクールライド(公式)以外の所はバイクバーンを販売してないみたい。
公式ページからの注文も出来るけど、ポイントが付く分楽天で買う方が地味に得。
引用元:COORIDE バイクバーン (クールライド) バイクバーン スタンダード-ナップス -RidingArt NAP'S-
→と思ってたら、ナップスさんで売ってたよ。こちらのページです。
税込4万9,086円ですので、恐らくは最安値ですね。
そういえば私も数年前にナップスさんで買ってました。
カバーはスタンダード用は2万2,140円だよ。送料は大体1,000円ぐらい。(高くて1,296円)
公式通販ページと楽天、どちらで買っても大して変わらんと思う。
公式通販は場所によっては楽天より送料安いけど、楽天はポイント付くし…
本体の価格差は実売価格だと2万3,966円もあります。
カバーの価格差は9,916円です。
■フレーム
・モーターサイクルドーム
新品。丸パイプ。スチールですかね。黒いテカテカの塗装。
結構頼りない。ちょっとぐらぐらします。
・バイクバーン
こちら原付時代からずっと使ってるバイクバーン。たぶん8年ぐらい使ってると思う。
使いっぱなしで一度も手入れしてないよ。ちょいちょいサビてる。
8年ぐらい野ざらし、手入れなしでこの程度なら結構凄いと思う。ちなみに洗ったら結構綺麗になりましたし。
素材は亜鉛メッキコートされたスチールですって。
ちなみにネジ類とかパーツは公式通販で買えるみたい。流石に買おうかな…
バイクバーンのフレームは中々タフです。がっちりとしてる。
あんまりグラグラしません。
両方ともカバーを付けた状態で、ほぼ同じ場所に置いてるんですけど、強風時はモーターサイクルドームは「カッチンカチン」的な金属音がしますけど、バイクバーンはそういうの無いよ。つよい。
■内側
・モーターサイクルドーム
こちら組立途中の写真。
なんだか生地の内側はビニールっぽいぞ。
ちなみにカバーの位置調整があんまりできないです。
・バイクバーン
バイクバーンはベルクロが沢山ついてますので、地味に調整できる範囲が広いです。
なので生地をピーンと張れるよ。つまりはドーム自体に水がたまりにくいってことです。
■精度(?)
・モーターサイクルドーム
こういう感じでして、調整範囲が狭いので、頑張っても生地がちょっとたるんだ感じになっちゃいます。
上から水をかけると、たるんだところに水たまりが出来るよ。カバーの寿命が縮みそう。
あとベンチレーション(写真中央)の固定が紐なのでめんどうくさい。
・バイクバーン
バイクバーンは先程も書きましたけど、調整範囲が広いので、生地をピーンと張れるよ。
そのため生地に水たまりが出来にくいです。精神的に良い。長生きしそう。
ベンチレーションもベルクロのなので、開閉が楽。
■生地
・モーターサイクルドーム
こういう感じ。水かけた状態。
2回ぐらいはたいた状態。水滴がほぼ落ちた。撥水性抜群。
ちなみにニクワックスのテント&ギアソーラープルーフ(撥水剤)をぶっかけてますので、本来のスペックはいまいちわからんかも…
触った感じは柔らかいです。結構薄いと思う。柔いし。
・バイクバーン
水かけた状態。凄く小さい水滴とかついてますね。
2回ぐらいはたいた状態。こちらも撥水性は抜群ですね。
まぁこちらも撥水剤付けてる状態なんですけどね…
生地は硬いです。厚みがあると思います。結構引き裂き強度とかも高そうな感じ。
ちなみにバイクバーンの生地は8年ぐらいノーメンテでつかってたのですが、流石にカビとか生えてたよ…(写真あるけどグロいので、載せてないです)
流石に上記の状態ですと、大雨が降った時は貫通して中身が濡れてました。(そこまでびっちゃびちゃって感じではないですが)
ちょっとした雨とかでしたら貫通しなかったので、バイクバーンの生地は結構寿命長そう。
・比較
生地の見た目ですが、表から見た感じはどちらも似た感じです。
裏側はコミネはビニールっぽい感じで、バイクバーンは布っぽい(表と似た感じ)ですかね。
生地の強度は明らかにバイクバーンの方が高そうですが、現状だと撥水性にはそこまで違いが無さそう。
数年後には結構違いが出てそうな気もしますね。
■使い勝手
・モーターサイクルドーム
CBR250RRを突っ込んだ状態。
生地が変にたわんでる(?)ので、車体にちょっと当たる。特にミラーに当たる。
あと、カバー開ける時に、モーターサイクルドームのフレームとフレームでミラーが挟まれちゃう。
神経質な人はXLサイズの方が良いかも。
あと高さが低いんですよね。測ったら、先頭の高さは120cmぐらいでした。
リアボックス付けた125ccスクーターだと、凄く不便です。超ストレス。
車体を突っ込みすぎるとミラーが干渉してカバーを閉められないので、車体をまっすぐにして入れ、カバーを少し閉めて、それからハンドルロックをし、車体から降りて、リアボックスを外して、カバーを閉める必要があります。
ちなみに突っ込みが浅いと、リアボックスやリアキャリアに干渉しますので、カバーが閉められなくなります。
私の場合ですが、リアボックス付けた状態だとどう頑張っても入りきらない(ミラー畳む等、無理すればいけますが)ので毎回ボックス外してます。めんどい。
→入れ方工夫すればギリ入りました。しかしながら色々と手順が必要ですし、カバーから出すときにミラーの向きが変わるので、やっぱり多少面倒
・バイクバーン
こちらも多少はミラーに当たってるかもしれない。ですがモーターサイクルドーム程は気にならないです。
どうも先頭の高さがモーターサイクルドームより高いみたい。測ったら140cmぐらいありました。
バイクバーンですと、上記のリアボックスつけた125ccスクーターは気にせずつっこめます。
リアボックスに干渉しないですし、ミラーに当たったりも特にはないよ。(多少当たってますけど、問題なく開閉できます。)
突っ込んでハンドルロック、降りてカバー閉めるって感じ。楽。
カバーのサイズ自体がバイクバーンの方が大きい(縦15cm、高さ12cm)からってのもありますが、多分先頭部分の高さが20cmも高いので、バイクバーンは快適に使えてるんだと思います。
バイクバーンのスタンダードは絶妙なサイズなんでしょうね、普通のバイクとリアボックス付きの125ccスクーターで丁度良いぐらいですし。流石老舗。
■組立
こちらはモーターサイクルドームの中身。どちらも組み立て式だよ。
1人でも問題なく組立出来ますけど、2人だと結構楽になります。
組立難度はどちらも大して変わらんと思う。説明書はどっちも結構わかりにくい様な。
■まとめ?
見た目や仕組みは似た感じ、値段は倍ぐらいの差がありますけど、個人的には値段の差も納得です。
長く使うつもりでしたら、バイクバーンがおすすめですかね。
カバー替えれば、10年以上使えると思いますし。フレームはタフで、補修パーツも売ってますし。
車体が小さい場合や、置く場所に屋根があるって場合はモーターサイクルドームで良いと思います。
お値段安いですしね。実売2万5,000円ぐらいって凄いよね。
カバーめんどいけど、ガレージ立てる場所や資金がないって方には凄くおすすめです。
バイクライフが凄く快適になりますよ。私は普通のカバーには戻れないですね。