2023年モデルのゴールドウイングが発表されました。ラインアップが寂しくなったよ。
2023年モデルのGold Wing(ゴールドウイング)のリリース
Hondaは、大型プレミアムツアラー「Gold Wing Tour」のカラーバリエーションを変更し、Honda Dreamより2023年2月16日(木)に発売します。
※詳細につきましては下記URLをご確認ください。
広報発表:https://t.co/q1mLeRGVVU
Gold Wing:https://t.co/wmkiwaAXGD pic.twitter.com/wsh8p3JXpz— Honda Bike (ホンダ バイク) (@HondaBike_hmj) November 25, 2022
Gold Wing(ゴールドウイング)のカラーラインアップ
2022年モデルのGold Wing(ゴールドウイング)のカラーラインアップ
【廃盤】マットジーンズブルーメタリック
【廃盤】キャンディーアーダントレッド(ツートン)
【廃盤】ガンメタルブラックメタリック(ツートン)
【継続】パールグレアホワイト
2023年モデルのGold Wing(ゴールドウイング)のカラーラインアップ
【新色】グラファイトブラック
【新色】ベータシルバーメタリック(ツートーン)
【継続】パールグレアホワイト
ヨーロッパと同じカラーラインアップです。
ついでにアメリカの2023年モデル
キャンディーアーダントレッド
ブラック(グラファイトブラック)
マットグレー(イリジウムグレーメタリック/マットパールモリオンブラック)
普通のゴールドウイングがいる、ヨーロッパにもいるよ。
2023年モデルのGold Wing(ゴールドウイング)のスペック
全長:2,615mm
全幅:905mm
全高:1,430mm~1,555mm
ホイールベース:1,695mm
シート高:745mm
重量:390kg
燃料タンク:21L
最低地上高:130mm
エンジン:SOHC(ユニカム)水冷水平対向6気筒4バルブ
排気量:1,833cc
ボア×ストローク:73.0mm×73.0mm
圧縮比:10.5
ミッション:7速
馬力:93kW(126PS)/5,500rpm
トルク:170Nm/4,500rpm
燃費:15.0km/L
排ガス規制:平成32年規制
フロントサスペンション:ダブルウィッシュボーン
リアサスペンション:モノショック
キャスター:30°30'
トレール:109mm
フロントブレーキ:320mm/6pot
リアブレーキ:316mm/3pot
フロントタイヤ:130/70R18M/C 63H
リアタイヤ:200/55R16M/C 77H
スペックは地味に変更されてるよ。
2023年モデルのGold Wing(ゴールドウイング)の価格
- 2022:346万5,000円
- 2023:346万5,000円
あ、価格は据え置きです。平成32年規制に適合してるのに。すごい。
販売計画台数
- 2022:400台
- 2023:400台
変わりないよ。
ゴールドウイングは?生産終了
トランクレスのゴールドウイングはどこに行った?って感じですが、ラインアップから消えてます。
日本国内向け二輪車に対して2022年11月生産分より「令和2年排出ガス規制」が適用※されることに伴い、 一部機種につきましては2022年10月生産分をもって生産終了とさせていただきます。
【生産終了機種(2022年10月生産まで)】
・Gold Wing(リアトランクレスタイプ)※Gold Wing Tourは含まれません。
法規対応に伴う、Honda二輪車の一部機種の生産終了について | Honda
上記の通りに日本ではラインアップから消えました。欧米では生き残ってるよ。ほしい方は中古とか店頭在庫をどうぞ。
2023年モデルのGold Wing(ゴールドウイング)と旧型のスペックの比較
新型/旧型
- 重量:390kg / 389kg
- 燃費:15.0km/L / 18.2km/L
- 排ガス規制:平成32年規制 / 平成28年規制
燃費が3.2km/L悪くなりました。馬力とトルクは変更ありません。
航続距離は旧型は382.2kmですが、新型は315kmです。67.2kmも減ってます。なんでこんなに悪くなってんの?って感じですが…
アイドリングストップ機能OFF時
Honda | 大型プレミアムツアラー「Gold Wing Tour」のカラーバリエーションを変更し発売
新型の方にはこういう記載があります。旧型の方にはありません。アイドリングストップの有無によるものなんですかね?謎です。
平成32年規制に適合して結構燃費悪くなるモデルは一応他にもありましたが、3.2km/Lも悪くなるモデルはあまり見ないと思う。
ちなみにヨーロッパの2023年モデルは18.2km/Lで日本の旧型と同じ値です。うーん、謎すぎる。やっぱりアイドリングストップの有無によるものですかねぇ?
ついでにゴールドウイングの歴代ラインアップ
2018年モデル
- ゴールドウイング
- ツアー
- ツアーDCT
2019年モデル
- ゴールドウイング
- ゴールドウイングDCT
- ツアー
- ツアーDCT
2020年モデル
- ゴールドウイング
- ゴールドウイングDCT
- ツアー
- ツアーDCT
2021年モデル
- ゴールドウイングDCT
- ツアーDCT
2022年モデル
- ゴールドウイングDCT
- ツアーDCT
2023年モデル
- ツアーDCT
ラインアップが整理されました。
ちなみに以前のアメリカだと5グレードぐらいありました。今は4グレードだよ。たぶんメイン市場ですので。
モデル末期だと思う
2024年モデルで変更がある
上記の通りにラインアップがだいぶ寂しくなっています。
それからヨーロッパでは2024年1月から排ガス規制がEURO5+です。ですので2024年モデルで何かしら変更があるのは確実です。グローバルモデルなので。
排ガス規制適合だけの可能性もありますが…
先進安全装備のグレードが出ると思う
操舵アシストの特許や
車線逸脱抑制、電子制御サスペンション、アダプティブクルーズコントロールの特許が出願されています。
その後もゴールドウイング関連の特許は複数出願されていたと思う。カメラ系の出願もありましたね。
日本のメーカーだとカワサキがNinja H2 SXにレーダーやカメラを採用しました。
ヤマハもトレーサー9にセンサーを採用しています。
どちらもBOSCHのものです。ホンダは自社開発だから他社より遅れてるのかな?
そういう感じでホンダもそろそろ黙っていないと思う。2024年モデルあたりでこういう先進安全機能を採用したゴールドウイングが出ると思うよ。たぶん。