新型トランザルプが正式発表されました。スペック、装備、価格、どれも強い。
- 2023年3月16日:日本国内モデルが正式発表されました。
- 2022年11月8日:正式発表されました。過去の情報はこちら。
- 2022年9月7日:スパイショットが撮られている
2023年モデルの新型トランザルプ(XL750 TRANSALP)のリリース
Hondaは、アドベンチャースタイルの大型スポーツモデル「XL750 TRANSALP」を、Honda Dreamより5月25日(木)に発売します。
※詳細につきましては下記URLをご確認ください。
広報発表:https://t.co/yk9kjC9jfe
XL750 TRANSALP:https://t.co/Vu1rIjFt07 pic.twitter.com/2ylqStX6LB— Honda Bike (ホンダ バイク) (@HondaBike_hmj) March 16, 2023
公式PV
2023年モデルの新型トランザルプ(XL750 TRANSALP)のカラーラインアップ
日本国内モデルの新型トランザルプ(XL750 TRANSALP)のカラーラインアップ
ロスホワイト
ついでに海外のXL750 TRANSALPのカラーラインアップ
ロスホワイトトリコロール
マットバリスティックブラックメタリック
マットイリジウムグレーメタリック
2023年モデルの新型トランザルプ(XL750 TRANSALP)の画像
ホーネットはスタンダードなタイプのストリートファイターですが、トランザルプもスタンダードなタイプですね。
ホーネットはシンプルながら特徴のあるデザインでしたが、トランザルプは本当に地味というか…400ccとか250cc並みのシンプルさですね。
2023年モデルの新型トランザルプ(XL750 TRANSALP)のスペック
全長:2,325mm
全幅:840mm
全高:1,450mm
ホイールベース:1,560mm
シート高:850mm
重量:208kg
燃料タンク:16L
最低地上高:210mm
エンジン:SOHC水冷2気筒4バルブ(ユニカム)
排気量:754cc
ボア×ストローク:87.0mm×63.5mm
圧縮比:11.0
ミッション:6速
馬力:67kW(91PS)/9,500rpm
トルク:75Nm/7,250rpm
燃費:22.8km/L
排ガス規制:平成32年規制
フロントサスペンション:43mm倒立
フロントトラベル:200mm
リアサスペンション:モノショック
リアトラベル:190mm
キャスター:27°
トレール:111mm
フロントブレーキ:310mm/2pot
リアブレーキ:256mm/1pot
フロントタイヤ:90/90-R21 M/C 54H
リアタイヤ:150/70-R18 M/C 70H
ちなみに海外仕様のスペック
- 燃料タンク:16.9L
- 馬力:67.5kW(91.8PS)/9,500rpm
日本はどちらも切り捨てですので、実際は海外仕様と同じスペックだと思います。16.9Lですので、実質17Lですね。
2023年モデルの新型トランザルプ(XL750 TRANSALP)の装備
公式機能解説動画
エンジン
- ホーネット系のパラツインエンジン
- 270°クランク
- ユニカム
- アシスト&スリッパークラッチ
- ダウンドラフト吸気
電子制御
- スロットルバイワイヤ
- ライディングモード:スポーツ/スタンダード/レイン/グラベル/ユーザー
- エンジンパワー:4モード
- エンジンブレーキ:3モード
- ABS:2モード
- リアABSオフ可能
- トラクションコントロール:5モード
- ウィリーコントロール:トラコンに統合されてる
- クイックシフター:オプション
車体
- スチールダイヤモンドフレーム:18.3kg
- リアフレーム:ハイテン
- フロントフォーク:SHOWA SFF-CA(セパレートファンクションフォークカートリッジ)。43mm倒立。プリロード。
- 鍛造ボトムヨーク、鋳造トップヨーク
- リアサスペンション:SHOWA製。プリロード。
- アルミスイングアーム
- タイヤ:メッツラーKaroo StreetまたはダンロップMixtour
- リアキャリア標準装備
- 820mmのローシートもオプションである
スクリーンは調整機構がない
シンプルなカウル類
こちらは標準シート。ローシートもある。日本はそっちが標準になる可能性もありそう。
リアキャリアはアルミ製っぽいですわね。
SFF-CAなのでカートリッジフォークっぽいですね。ただプリロードのみです。
リアもプリロードのみ。となるとある程度価格も気にしたモデルっぽいですね。
フロント21インチ、リア18インチ。
電子機器
- 5インチフルカラー液晶メーター
- スマートフォン連携:HSVCS。ナビ対応
- BCU(ボディコントロールユニット)、CAN(コントロールエリアネットワーク)による電装の簡素化及び、小型化
- シート下にUSB電源:Type-C
- エマージェンシーストップシグナル
- HISS:イモビライザー
- ウィンカーオートキャンセル:前後輪の速度差からウィンカー消すタイミングを計算する
- ETC2.0
HSVCSなのでナビ対応ですね。X-ADV等と同じメーターや機能
灯火器類はフルLEDです。
メーターまわり
純正アクセサリー装着車
- 50Lリアボックス:アルミパネル、リアボックスベース、リアボックスのクッション、インナーボックス
- リアパニア(右26L、左33L):アルミパネル、ステー、インナーバッグ
- ロングスクリーン
- センタースタンド
- グリップヒーター
- サイドパイプ
- LEDフォグランプ
- ラジエーターグリル
- クイックシフター
- エンジンガード
- バッシュプレート
- オフロードラリーフットペグ
- ナックルガード
- タンクバッグ
- ウィンドディフレクター
- コンフォートピリオンフットペグ
- 電源
- サイドタンクパッド
- リムストライプ
この辺が純正アクセサリーで用意されている。ヨーロッパで。
2023年モデルの新型トランザルプ(XL750 TRANSALP)の価格
- 2023:126万5,000円
ヨーロッパで安価でしたが、どうやら日本でも比較的安価な様です。
スペックや装備から見るとお買い得に見えますね。ホンダが本気だすと怖いね。
販売計画台数
900台です。控えめな数字ですが、ミドルアドベンチャーでは多いほうなのかな?
Tenere700は200台です。
XL750 TRANSALPとCB750 Hornetの比較
見た目や装備の比較
主な装備の違い
- リアフレーム
- スイングアーム
- 前後サス
- ブレーキ類
- ホイール
- トリプルツリー
- ハンドル
- タンク
- シート
おおまかにこの辺が違う。
電子制御の比較
トランザルプ/ホーネット
- ライディングモード:5モード / 4モード
- エンジンパワー:4モード / 3モード
- ABS:2モード / 1モード?
- トラクションコントロール:5モード / 3モード
地味に電子制御のモードが違う。トランザルプのほうが多い。
大体そんな感じです。
同系モデルのホーネットに関してはこちらでどうぞ。
オールニューのパラツイン系ではスクランブラーの噂もありますので、アドベンチャーじゃないのが欲しい方はCL750をどうぞ。たぶん来年発表だと思う。
他のミドルアドベンチャーと比較記事はこちら。