可変エアインテークってことは可変エアファンネルって事ですよね。
2023年モデルのNinja ZX-10RR
- 2023年モデルのZX-10RRにはVAI(可変エアインテークシステム)が採用されている
- サーボ制御の可動式のエアインテークファンネルで、全回転域で最大限のパワーを発揮する
- 上がると高回転域での性能が向上、下げると低中回転域での性能が向上する
- ZX-10RRのVAIは標準では上部位置に固定されている
- VAIを作動させるにはレースECU、loom(?)とサブコントローラー等のレース用キットパーツが必要
- ZX-10RRを公道で使用する場合はVAIは利用出来ない
公式ページはまだない。
VAI(可変エアインテークシステム)って何?
上記の説明にある通りに、エアボックス内のエアファンネルの高さ(位置)がモーター駆動で上下するよ。
つまりは可変エアファンネルって事ですね。エンジン回転数等に合わせて勝手に上下するよ。
こちらCB1000 HORNETらしきモデルの特許の図ですが。こんな感じで23のファンネルの全長が長くなったり、短くなったりする。合体と分離って感じ。
吸気用のダクトを上下分割式として、通常は連結状態でファンネル長を140mmとして新気を吸入。エンジンの回転数とアクセル開度が一定域を超えると電子制御にてファンネル上部が分離され下側65mmだけとなることで高回転時の吸気効率を稼ぎ、中低速と高速性能の両立を図り全域での滑らかな出力トルク特性を達成している。
こちら旧型YZF-R1の説明ですが、仕組み的には今回のZX-10RRのVAIとやってる事は同じっぽい。
大体そんな感じです。
そういう感じで、2023年モデルのZX-10RRにのみ採用される機能の様です。
しかもレースECU等が必要になり、公道走行が不可になりますので、ガチの方向けですね。
ちなみにZX-10Rはフルモデルチェンジの噂があるのですが、どうなるんでしょうね。最近にもそういう噂を聞きまして。
2024年1月からEURO5+ですが、EURO5+は排ガスの値的にはEURO5と変わりないようですので、小変更で適合出来ます。なのでほぼ現行のままって可能性も全然ある。むしろ可能性としては高い。
ただホンダの一部モデルは2024年モデルで大幅モデルチェンジ予定です。CBR1000RR-Rもそうみたい。詳しくはこちら。こちらも続報ありますので、後ほど。
なのでZX-10Rに関してもそういう可能性はあるとは思う。現状確定的な情報はありませんが、以前から噂はあります。