2022年モデルの新型NMAX155が発表されました。2020年モデルの旧型からの久々のモデルチェンジです。
2022年モデルの新型NMAX155のリリース
ヤマハ発動機株式会社は、水冷・155cm3の“BLUE CORE※”エンジンをコンパクトなボディに搭載したスクーター「NMAX155 ABS」をモデルチェンジし、5月25日から順次発売します。
専用アプリで“つながる”機能搭載の「NMAX155 ABS」発売 ~静かなエンジン始動や燃費節約をもたらす制御技術を採用~ - 広報発表資料 | ヤマハ発動機
NMAX155のカラーラインアップ
2020年モデルの旧型NMAX155のカラーラインアップ
【廃盤】マットダークパープリッシュブルーメタリック5
【廃盤】ホワイトメタリック6
【廃盤】マットグレーメタリック3
2022年モデルの新型NMAX155のカラーラインアップ
【新色】マットダークブルーイッシュグレーメタリック4
【新色】マットダークグレーメタリック8
【新色】マットブルーイッシュグレーメタリック3
全部マットカラーです。
全種グレーメタリックで、マットダークが2種類、マットブルーが2種類です。カラー名の難易度が高い。
カラー名の難易度
- マットダークブルーイッシュグレーメタリック4
- マットダークグレーメタリック8
- マットブルーイッシュグレーメタリック3
わかりやすくするとこんな感じ。略称で呼んだ方がよさそう。
- マットダークグリーン
- マットダークグレー
- マットグレー
公式略称はこちら。略称も大体似た感じすね。難しい。
ちなみに海外カラー
【インドネシア】メタリックレッド
【ヨーロッパ】ミルキーホワイト
この辺は日本に入ってきませんでした。
WGP 60thも海外では発表されています。詳しくはこちら。
たぶん日本にも入ってくると思うけど、このタイミングで発表されなかったので、出るなら2022年モデルのNMAX125のタイミングでしょうか。
2022年モデルの新型NMAX155のスペック
全長:1,935mm
全幅:740mm
全高:1,160mm
ホイールベース:1,340mm
シート高:765mm
重量:131kg
燃料タンク:7.1L
最低地上高:135mm
エンジン:SOHC水冷単気筒4バルブ
排気量:155cc
ボア×ストローク:58.0mm×58.7mm
圧縮比:11.6
馬力:11kW(15PS) / 8,000rpm
トルク:14Nm / 6,500rpm
燃費(WMTC):44.6km/L
排ガス規制:平成32年規制
フロントサスペンション:正立
トラベル:100mm
リアサスペンション:2本サス
トラベル:85mm
キャスター:26°30'
トレール:100mm
フロントブレーキ:230mm/1pot
リアブレーキ:230mm/1pot
フロントタイヤ:110/70-13M/C 48P
リアタイヤ:130/70-13M/C 63P
サストラベルはヨーロッパ仕様の値です。物は同じでしょうから。
2022年モデルの新型NMAX155の装備
車体
- 新型フレーム
- 新型ホイール
- 前後サスペンションセッティング変更:リアは2段プリロード
- 23Lメットイン
電子機器
- 新型LEDヘッドライト
- 新型LEDテール&ストップランプ
- 新型メーター
- Yamaha Motorcycle Connect:スマートフォン連携
- スマートキー
- フロントポケット内12V1A電源(DCジャック)
- ハザード
電子制御
- 2chABS
- トラクションコントロール
- アイドリングストップ
基本的にNMAX(125)と同じです。
2022年モデルの新型NMAX155の価格
- 2020:税抜35万円
- 2022:税抜37万円
税抜2万円の値上げです。最小限ですね。
ちなみにNMAX125がモデルチェンジする時は税抜1万円の値上げでした。たぶんですけど2022年モデルのNMAX125はカラーチェンジだけでしょうけど、税抜1万円の値上げがあると思う。
2022年モデルの新型NMAX155と旧型のスペックの比較
新型/旧型
車体スペック
- 全長:1,935mm / 1,955mm
- 全高:1,160mm / 1,115mm
- ホイールベース:1,340mm / 1,350mm
- 重量:131kg / 128kg
- 燃料タンク:7.1L / 6.6L
エンジンスペック
- 圧縮比:11.6 / 10.5
- トルク:14Nm/6,500rpm / 14Nm/6,000rpm
- 燃費(WMTC):44.6km/L / 41.7km/L
- 排ガス規制:平成32年規制 / 平成28年規制
足回りスペック
- キャスター:26°30' / 26°
- トレール:100mm / 92mm
- 【リアトラベル】:85mm / 90mm
- リアタイヤ:130/70-13M/C 63P / 130/70-13 M/C (57P)
リアトラベルに関してはNMAX125の方の値ですが、恐らくは155も同じだと思いますので載せておきます。
2022年モデルの新型NMAX155と旧型の装備の比較
- 新型フレーム
- 新型ホイール
- サスペンション改良
- トラクションコントロール
- アイドリングストップ
- スマートフォン連携
- 新型メーター
- スマートキー
- ヘッドライト変更
- フルLEDテールランプ
- 左ポケットに12V1A電源追加
- 平成32年規制適合
2022年モデルの新型NMAX155と旧型の見た目の比較
変わってなさそうな部分
- ブレーキディスク
- キャリパー
- ミラー
- タンデムステップ
- フロントフェンダー
この辺以外は全部変更されている様です。
新旧フレームの図
こちら新旧フレームの図。125の図ですけど、155も同じでしょうし。
太くてシンプルになってます。乗り心地が気になる。
大体そんな感じです。
新型NMAX系は海外では結構早くに発表されてましたが、日本に入ってくるのは結構遅れました。色々と大変なんでしょうね。
ちなみに2023年頃にフルモデルチェンジするとの噂がインドネシアであるよ。詳しくはこちら。
個人的にはビッグマイナーチェンジだと思うけども。ヨーロッパで排ガス規制が2024年から新しくなりますんで、それぐらいの時期に何かしらのモデルチェンジがあるのはほぼ間違いないよ。