日本国内モデルが正式発表されました。色々いい感じになりましたが価格は据え置きです。STDは上がってるけど実質値下げ。
- 2022年1月13日:日本国内モデルが正式発表されました
- 2021年12月1日:日本国内モデルの情報追記
- 2021年8月27日ぐらい:2022年モデルが発表されました。
2022年モデルのCRF1100L アフリカツインのリリース
Hondaは、大型アドベンチャーモデル「CRF1100L Africa Twin」シリーズの装備を充実させ、「CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES」※1を1月27日(木)、「CRF1100L Africa Twin」※1を4月21日(木)に、また、前後サスペンションストロークを伸長し、オフロード走破性をより追求した「CRF1100L Africa Twin<s>」※1「CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES<s>」※1を受注期間限定※2でそれぞれ5月20日(金)にHonda Dreamより発売します。
Honda | 大型アドベンチャーモデル「CRF1100L Africa Twin」シリーズの 装備を充実させ発売
海外公式PV
アドベンチャースポーツの海外公式PV
2022年モデルのCRF1100L アフリカツインのカラーラインアップ
CRF1100L Africa Twin
【一応継続】グランプリレッド
<s>
【一応継続】グランプリレッド
CRF1100L Africa Twin DCT
【一応継続】グランプリレッド
<s> DCT
【一応継続】グランプリレッド
CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES
【一応継続】パールグレアホワイト(トリコロール)
<s>
【一応継続】パールグレアホワイト(トリコロール)
CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES DCT
【一応継続】パールグレアホワイト(トリコロール)
<s> DCT
【一応継続】パールグレアホワイト(トリコロール)
ついでに海外仕様の2022年モデル
CRF1100L AFRICA TWIN
パールグレアホワイトトリコロール
グランプリレッド
マットバリスティックブラック
CRF1100L AFRICA TWIN ADVENTURE SPORTS
パールグレアホワイトトリコロール
マットバリスティックブラックメタリック
ヨーロッパでは無印3色、AS2色ですが、日本ではどちらも1色です。
アフリカツインのラインアップ
アフリカツイン
- STD:標準の長さ。ヨーロッパからすればローサス。
- <s>:受注期間限定のロングサスモデル。ヨーロッパと同じ長さ。
- DCT:デュアルクラッチトランスミッション
アドベンチャースポーツ
- STD:電子制御サス。標準の長さ。ヨーロッパからすればローサス。
- <s>:電子制御サス。受注期間限定のロングサスモデル。ヨーロッパと同じ長さ。
- DCT:デュアルクラッチトランスミッション
これの組み合わせで合計8モデルあるよ。
普通のアフリカツインに電子制御サスのモデルはありません。アドベンチャースポーツに電子制御じゃないサスのモデルはないよ。
2022年モデルのCRF1100L アフリカツインの画像(海外仕様)
ややっ、なんだかナウなヤング感がありますね。
2022年モデルのCRF1100L アフリカツインの装備
共通装備
- ポジションランプがDRLになった
- Apple CarPlayだけではなく、Android Autoも採用
- スロットル小開度領域におけるFIセッティングの最適化
- DCTの1速と2速の設定を最適化:0からの発進時、極低速でのハンドリングがスムーズに
- クイックシフターの設定の変更:ローギアでのギアチェンジがよりスムーズになった
CRF1100L AFRICA TWIN
- アルミ製リアキャリアを標準装備
美しいリアキャリア様が標準装備です。
アドベンチャースポーツのリアキャリアと同じです。
カラーリングが大幅に変更されてます。印象変わったね。
CRF1100L AFRICA TWIN ADVENTURE SPORTS
- 新型スクリーン:現行より110mm低い。5段階調整可能
スクリーンが変更されました。ちなみに調整機構は現行も5段階なので、スクリーンのみの変更でしょうね。
ぱっと見でも低くなってるってわかりますね。現行との比較もしますね。
2022年モデルのCRF1100L アフリカツインのスペック
アフリカツイン
【】はDCT
全長:2,310mm
全幅:960mm
全高:1,355mm
ホイールベース:1,560mm
シート高:810/830mm
重量:229kg【240kg】
燃料タンク:18L(18.8L)
最低地上高:210mm
エンジン:SOHC水冷2気筒4バルブ
排気量:1,084cc
ボア×ストローク:92mm×81.5mm
圧縮比:10.1
ミッション:6速
馬力:75kw(102PS)/7,500rpm
トルク:105Nm/6,250rpm
燃費:19.2km/L
排ガス規制:平成32年規制
フロントサスペンション:45mm倒立
フロントトラベル:185mm
リアサスペンション:リンク式モノショック
リアトラベル:180mm
キャスター:27.5°
トレール:113mm
フロントブレーキ:310mm/4POT
リアブレーキ:256mm/1POT
フロントタイヤ:90/90-21M/C 54H
リアタイヤ:150/70R18M/C 70H
タイヤ:ブリヂストン BATTLAX ADVENTURECROSS TOURER AX41T 、またはメッツラー KAROO STREET(チューブタイヤ)
アフリカツイン <s>
- 全長:2,330mm
- 全高:1,395mm
- ホイールベース:1,575mm
- シート高:850/870mm
- 最低地上高:250mm
- フロントトラベル:230mm
- リアトラベル:220mm
2022年モデルのCRF1100L アフリカツイン ASのスペック
アドベンチャースポーツ
【】はDCT
全長:2,310mm
全幅:960mm
全高:1,445mm~1,500mm
ホイールベース:1,560mm
シート高:810/830mm
重量:240kg【250kg】
燃料タンク:24L
最低地上高:210mm
エンジン:SOHC水冷2気筒4バルブ
排気量:1,084cc
ボア×ストローク:92mm×81.5mm
圧縮比:10.1
ミッション:6速
馬力:75kw(102PS)/7,500rpm
トルク:105Nm/6,250rpm
燃費:19.2km/L
排ガス規制:平成32年規制
フロントサスペンション:45mm倒立
フロントトラベル:185mm
リアサスペンション:リンク式モノショック
リアトラベル:180mm
キャスター:27.5°
トレール:113mm
フロントブレーキ:310mm/4POT
リアブレーキ:256mm/1POT
フロントタイヤ:90/90-21M/C 54H
リアタイヤ:150/70R18M/C 70H
タイヤ:ブリヂストン BATTLAX ADVENTURECROSS TOURER AX41T 、またはメッツラー KAROO STREET(チューブレス)
アドンベンチャースポーツ <s>
- 全長:2,330mm
- 全高:1,490mm~1,545mm
- ホイールベース:1,575mm
- シート高:850/870mm
- 最低地上高:250mm
- フロントトラベル:230mm
- リアトラベル:220mm
2022年モデルのCRF1100L アフリカツインの価格
【】はDCT
アフリカツイン
- 2020:税抜147万円【税抜157万円】
- 2022:税抜149万円【税抜159万円】
税抜2万円の値上げです。リアキャリア代だと考えるとお買い得ですね。他にも変更点あるし。
ちなみに旧モデルのリアキャリアとカウルはセットで税込3万3,000円です。やっぱりお買い得。
アドベンチャースポーツ
- 2020:税抜177万円【税抜187万円】
- 2022:税抜177万円【税抜187万円】
価格は据え置きです。
こういう情勢でもホンダはマイナーチェンジしても価格は据え置きなんですね。この辺すごいと思います。
他のメーカーはカラーチェンジだけでも値上げとかしてますし。
<s>
価格は標準サスモデルと同じだよ。
以前にご報告頂いた通りですね。
価格やカラー、ロングサスモデルの情報含め、ご報告ありがとうござました。
現行アフリカツインと2022年モデルのスペックの比較
新型/旧型
アフリカツイン
- 車両重量:229kg【240kg】 / 226kg【236kg】
- 燃費:19.2km/L / 21.3km/L
- 排ガス規制:平成32年規制 / 平成28年規制
3kg重くなりました。リアキャリアの分でしょうね。
燃費に関しては排ガス規制によるものでしょうか。馬力やトルクの値は変わってないよ。
アドベンチャースポーツ
- 全高:1,445mm~1,500mm / 1,520mm~1,580mm
- 燃費:19.2km/L / 21.3km/L
- 排ガス規制:平成32年規制 / 平成28年規制
現行は調整幅が60mmですけど、新型は調整幅が55mmの様です。
スクリーンの形状が変わったから差が出たのかな。
現行アフリカツインと2022年モデルのデザインの比較
アフリカツイン
斜めの比較画像
横の比較画像
日本国内モデルの比較画像
- テールカウル変更
- リアキャリア追加
現行でもリアキャリア装着するには一部テールカウルの交換が必要でした。それと同じですね。
ちなみにテールカウルの画像。
お顔が黒くなったので印象が大きく変わったんでしょうね。それとフロントフォークアウターも黒くなってますので、全体的にしまって見えるね。
若者向けなカラーになったような。グラフィックもそんな感じだよね。
アドベンチャースポーツ
海外仕様の比較画像
日本国内仕様
- リアキャリア:シルバー→ブラック
- リアキャリパーボルト:ブラック→シルバー
- タンク横アルミパネル:シルバー→ブラック
- スクリーン:短くなってるぞ
- フロントフォーク:ゴールド→ブロンズ
なんかお顔長くなってるように見えるけど気のせいだと思う。
あとハンドル周辺変わってるように見えるけど、そういう記載はないので実際は変わってないと思う。
ついでにブラックも。ホイールもブラックになりましたので真っ黒ですね。
ここのパネルがブラックになりました。これだけで結構印象変わりますね。
通常モデルと<s>の比較画像
こうやって比べてみると差を感じますけど、単体だとどちらも違和感は特にないですね。
販売計画台数とかグレード
2020
- アフリカツイン
- アフリカツイン<s>
- アフリカツインDCT
- アフリカツインDCT<s>
- アドベンチャースポーツ
- アドベンチャースポーツDCT
- アドベンチャースポーツES
- アドベンチャースポーツES<s>
- アドベンチャースポーツES DCT
- アドベンチャースポーツES DCT<s>
合計10グレードいました。
販売計画台数は1,300台と、<s>系の200台で合計1,500台です。
2022
- アフリカツイン
- アフリカツイン<s>
- アフリカツインDCT
- アフリカツインDCT<s>
- アドベンチャースポーツES
- アドベンチャースポーツES<s>
- アドベンチャースポーツES DCT
- アドベンチャースポーツES DCT<s>
合計8グレードです。アドベンチャースポーツの電子制御サスじゃないモデルがラインアップから消えました。
販売計画台数は600台です。
大体そんな感じです。
色々いい感じになりましたけど、価格は据え置きです。
グレードやカラーが減りましたが、その辺もあって価格が据え置きにできたのかもしれませんね。
今回もグレードによって発売日が最大4ヶ月違いますので、その辺も気をつけてね。