日本国内モデルが正式発表されました。
- 2021年6月22日:正式発表されました。過去の情報はこちら。
- 2021年6月19日:MT-09SPの価格と発売日の情報追記
- 2021年6月17日:詳細な日程追記
- 2021年6月15日:発表日、発売日、価格の追記&修正
- 2021年6月14日:発表日と価格の情報
- 2020年11月11日:MT-09SPも正式に発表されました
- 2020年10月29日:MT-09SPもすぐ発表されそう
- 2020年10月28日:色々追記。現行モデルとの比較も追記。価格と発売日の情報も追記。
- 2020年10月28日:正式発表されました。過去の情報はこちら。
- 2020年10月27日:MT-09のお姿がモロに流出してるよ
- 2020年10月24日:MT-07とMT-09のスパイショットが撮られているよ
- 2020年10月21日:発表日も載ってました
- 2020年10月21日:ティーザー公開
- 2020年9月27日:フレームも変更あるみたい
- 2020年9月19日:排気量上がるよ
- 2020年8月9日:マイナーチェンジするよ
2021年モデルの新型MT-09のリリース
ヤマハ発動機株式会社は、ロードスポーツ「MT-09 ABS」をフルモデルチェンジし、8月26日に発売します。また上級仕様の「MT-09 SP ABS」※を7月28日に発売します。
フルモデルチェンジしたロードスポーツ「MT-09 ABS」発売 ~エンジン、フレームを刷新、新技術を活用した軽量ホイール初採用などで大幅進化~ - 広報発表資料 | ヤマハ発動機
海外公式PV
MT-09のカラーラインアップ
2020年モデルの旧型MT-09のカラーラインアップ
【廃盤】マットライトグレーメタリック4
【一応継続】ディープパープリッシュブルーメタリックC
【一応継続】マットダークグレーメタリック6
2021年モデルの新型MT-09のカラーラインアップ
【新色】パステルダークグレー
【一応継続】ディープパープリッシュブルーメタリックC
【一応継続】マットダークグレーメタリック6
パステルダークグレーは新色です。下2色は旧型とカラー名は同じだよ。
2021年モデルの新型MT-09の画像
お姿
コンパクトなデザインですね。ミニマムっていうのかな?
角度やカラーによってだいぶ印象かわりますね。私はブルーが好きっぽい。
あとフレームがSSっぽさある。リアフレームはボルトオンタイプなので、派生車種によってリアフレームが変わりそう。
お写真
なんだか海外カスタムバイクっぽい雰囲気ある。
今後、MTシリーズはプロジェクター1灯+2つ目ポジション(DRL)のお顔になるんでしょうね。
2021年モデルの新型MT-09のスペック
全長:2,090mm
全幅:795mm
全高:1,190mm
ホイールベース:1,430mm
シート高:825mm
重量:189kg【SP:190kg】
燃料タンク:14L
最低地上高:140mm
エンジン:DOHC水冷3気筒4バルブ
排気量:888cc
ボア×ストローク:78.0mm×62.0mm
圧縮比:11.5:1
ギア:6速
馬力:88kw(120PS)/10,000rpm
トルク:93Nm/7,000rpm
燃費:20.4km/L
フロントサスペンション:倒立41mm
トラベル:130mm
リアサスペンション:モノショック
トラベル:122mm
キャスター:25°
トレール:108mm
フロントブレーキ:298mm/4pot
リアブレーキ:245mm1pot
フロントタイヤ:120/70 ZR17M/C (58W)
リアタイヤ:180/55 ZR17M/C (73W)
ええことばかりです。パワーアップして軽くなってる。
2021年モデルの新型MT-09の装備
エンジン
現行ベースの新型エンジンです。排気量上がりました。
- 新型888cc3気筒エンジン
- EURO5
- スロットルバイワイヤ
- アシスト&スリッパークラッチ
電子制御類
電子制御類がモリモリになりました。
- 6軸IMU
- 3モードコーナリングトラクションコントロール
- スライドコントロールシステム
- リフトコントロール
- ブレーキコントロールシステム
- コーナリングABS
- 上下クイックシフター
車体
新型アルミフレームです。デルタボックス風だとか。
フロントサスも新型です。ホイールも新しいものですね。
ラジアルマスターになりました。
- 新型アルミダイキャストフレーム(剛性バランス改善、横方向剛性約50%アップ)
- 新型アルミスイングアーム(250g軽量化)
- NISSIN製ラジアルマスターシリンダー
- KYB製41mm倒立フォーク(プリロード/伸/圧)
- KYBリアショック(プリロード/伸)
- 新型ホイール
- 調整可能なハンドル、ステップポジション
電子機器
ミドルクラスもフルカラー液晶メーターの時代です。ありがたい。たぶん共通メーターでしょうね。他のモデルにも採用されると思う。
新型MT顔。
- 3.5インチフルカラー液晶メーター
- LEDヘッドライト
- LEDテールランプ
- LEDウィンカー
2021年モデルの新型MT-09の価格
- 2020:税抜93万円
- 2021:税抜100万円
税抜7万円の値上げです。
エンジンは現行ベースではありますが、新型フレーム、エンジン排気量アップ、スロットルバイワイヤ、電子制御追加(SS並だぞ)等ありましたので。メーターもフルカラーだしね。
2021年モデルの新型MT-09と旧型のスペックの比較
エンジン
- 排気量:888cc / 847cc
- ボア×ストローク:78.0mm×62.0mm / 78.0mm×59.1mm
- 馬力:88kw(120PS)/10,000rpm / 85kw(116PS)/10,000rpm
- トルク:93.0Nm/7,000rpm / 87Nm/8,500rpm
- 燃費:20.4km/L / 19.7km/L
- 排ガス規制:平成32年規制 / 平成28年規制
- 1速:2.571 / 2.666
- 2速:1.947 / 2.000
車体
- 全長:2,090mm / 2,075mm
- 全幅:795mm / 815mm
- 全高:1,190mm / 1,120mm
- ホイールベース:1,430mm / 1,440mm
- シート高:825mm / 820mm
- 重量:189kg / 193kg
- 最低地上高:140mm / 135mm
サスペンションとかその辺
- フロントトラベル:130mm / 137mm
- リアトラベル:122mm / 130mm
- トレール:108mm / 103mm
排気量アップ+ライドバイワイヤで馬力アップ、トルクアップ&低回転化。さらに4kg軽量化してます。すっごい。
2021年モデルの新型MT-09と2020年モデルの装備の比較
新型/旧型
電子制御類
- スロットル:電子制御 / 半電子制御
- D-MODE:4モード / 3モード
- ABS:コーナリング / 普通の
- トラコン:コーナリング / 普通の
- トラコンモード:3モード / 2モード
- クイックシフター:上下 / 上のみ
- スライドコントロール:あり / なし
- リフトコントロール:あり / なし
- ブレーキコントロール:あり / なし
電子機器
- 6軸IMU:あり / なし
- メーター:フルカラー / モノクロ
- ウィンカー:LED / バルブ
車体
- マスターシリンダー:ラジアル / ふつうの
- フレーム:新型
- リアフレーム:アルミ / スチール
- スイングアーム:新型
- ホイール:新型
エンジンは現行ベースですが、それ以外の部分はほぼ全て新しい物になってますね。
エンジン自体も変更点が多々ありますが。
2021年モデルの新型MT-09と2020年モデルの見た目の比較
ななめ
よこ
うしろ
新型サイレンサーって左右に排気口がありますね。結構変わった形です。
日本国内仕様の比較画像(上3枚は海外仕様)
見た目的に変わってなさそうな部分
- ミラー
- 前後キャリパー
- 前後ディスク
上記以外は全部別物に見えますね。エンジンは旧型と似てますけど見た目にも変更点があるよ。
2021年モデルの新型MT-09SPのリリース
公式PV
MT-09SPのカラーラインアップ
2020年モデルの旧型MT-09SP
2022年モデルの新型MT-09SP
【一応継続】ブラックメタリックX
白っぽさが減りましたのでだいぶ印象かわりますね。
2021年モデルの新型MT-09SPの画像
お姿
お写真
個人的にSPカラー好きなんですけど、フォークをシルバーにしてもかっこよさそうだなと思いました。
2021年モデルの新型MT-09SPの装備
ツートンカラー
クルーズコントロール
KYBのフルアジャスタブル41mm倒立フォーク
オーリンズ製フルアジャスタブルリアサス
ダブルステッチシート。表皮もプレミアムな感じですね。
アルマイト仕上げのスイングアーム
メーターは通常モデルと同じ
通常モデルと同じ顔。今更ですけどすごい顔してますね。
2021年モデルの新型MT-09とMT-09SPのスペックの変更点
MT-09SP/MT-09
- 車両重量:190kg / 189kg
車両重量以外のスペックは同じです。1kg重くなりました。
2021年モデルの新型MT-09とMT-09SPの装備の変更点
- フロントサスペンション:KYB(プリロード/伸/高速圧/低速圧) / KYB(プリロード/伸/圧)
- リアサスペンション:オーリンズ(リモートプリロード/伸/圧) / KYB(プリロード/伸)
- クルーズコントロール:あり / なし
- シート:ダブルステッチ&ええ感じの表皮 / シングルステッチ&普通の表皮
2021年モデルの新型MT-09とMT-09SPの見た目の変更点
見た目の変更点
ななめ
右側
左側
見た目が変わってる部分
- タンク:ツートンカラー / ワントーン
- ハンドル:ブラック / シルバー
- レバー:ブラック / シルバー
- マスターシリンダー:クリア / ホワイト
- スイングアーム:シルバー / ブラック
- フロントフォークアウター:ゴールド / ブラック
- フロントフォークインナー:ブラック(DLCコート) / シルバー
- シート表皮:ええかんじ / ふつう
- リアサス:リモートプリロード / ふつう
- フォークボトム:両側に調整機構ついてる / ふつう
- スプロケット:ブラック / シルバー
フォークインナーがブラックってめっちゃ悪そうでかっこいい。刀身が黒い剣っぽさある。黒の剣士じゃん。
大体そんな感じです。
MT-09は出た当初と価格と装備が大きく変わりましたね。ホンダのNC750系もそんな感じですね、そういえば。
新型MT-09は電子制御盛々のバイク乗りたい方にはいい選択肢になりそう。軽量で比較的安価ですし。