NEOWING系の特許ありましたけど、この特許もX-ADV向けなんでしょうか。
4月8日:X-ADVベースらしいです
2019年4月2日:新たにNEOWING関連の特許出願されてたよ
2018年11月4日:中の人が3輪バイク開発中って言ってるよ
4月8日:ゴールドウイングではなくX-ADVベースらしいです
”噂ではX-ADVの次期型の派生車になるらしい。
大幅な部品共通化しないと独自の三輪にすると高コストになるから。
ゴールドウィングの三輪化に期待していたけどやっぱ無理かなぁ・・・BRPがカンナム・ライカーっていう新型を発表して、お値段が135万からだからなぁ。それぐらいが市場における希望価格っていうところか。”
こちらいつもの方のコメントです。ありがとうございますー4月3日
引用元:楽天ブックス: young Machine (ヤングマシン) 2019年 02月号 [雑誌] - 内外出版社 - 4910088470298 : 雑誌
そういえばヤングマシン2019年2月号にX-ADV 3Wなる驚きマシンが載ってましたね。
ちなみに次期型ってありますが、X-ADVは2020年モデルでモデルチェンジあるみたいです。詳しくはこちら。NC750X/Sもだよ。FMCだそうで。
”収納ボックス41”
前回のNEOWING系の特許に収納ボックス41って記載ありましたけど、収納ボックスといえばNC系ですやん!忘れてたわ。
こんな感じでX-ADVはシート下に収納ボックスあるよ。メットインね。
NC750X/Sはタンクの所にメットインあります。
特許の奴の収納ボックスは横開きですし、メットは入らなさそうなタイプではありますが、NC系のフレームでホンダが3輪バイク作ってるって事に繋がるような…?
それに…
特許の奴のスイングアーム周り。
X-ADVのスイングアーム周り。あらー
スイングアームの形やキャリパーの位置とか似てるぞ…
そんな感じですんで、ホンダの3輪は個人的にもNC系になるんだろうなーって思います。
NC系であればDCT載せられますし、収納スペース確保できますし、比較的安価にできそうですし、そろそろモデルチェンジありますので丁度良さそう。最適じゃん。
以下、2018年に中の人が3輪バイクについて言及した内容と最近のNEOWING系の特許。
4月2日:NEOWING関連の特許が出願されているよ
NEOWINGのリアフェンダー関連の特許
”大型のリアフェンダ等を低減し易く、ライセンスプレート周りの外観性及び着脱作業性を向上し易くする。”
って特許。2017年9月出願です。
車両がモロにNEOWINGくんです。でもよく見るとちょいちょい違う点ありますね。簡略化してるだけかな?
”後輪13と共に軸支され、後輪ブレーキキャリパ72を支持するキャリパブラケット73を有し、キャリパブラケット73は、ライセンスプレート80が取り付けられるライセンスプレートステー81を支持している。”
リアキャリパーブラケットにリアフェンダーのステーつけて、そこにリアフェンダーつけちゃおうって感じですね。
真後ろの図。
MT-09やKATANAはスイングアームマウントでしたけど、NEOWINGくんはリアキャリパーブラケットマウントです。
これによって小型化とか軽量化とか着脱しやすかったり、部品点数減ったり、見た目がよくなったりですって。ほー地味な特許ですけど確かに色々と良い感じなんすね。
ちなみにコンセプトモデルのNEOWINGのリアフェンダーの支持方法は似た感じではありますが、上記の特許とは別の支持方法だよ。
スイングアームに直でねじ止めって感じでした。なので変わってます。
…ということはやっぱり市販モデルを前提に開発中って感じなんでしょうか?気になる。
NEOWINGの収納ボックスとかラジエター周りの特許
”収納ボックスの蓋部を開閉する際に、収納ボックス前方に配置したラジエータ等の部材との接触を避け易くする。”
”収納ボックス41と前輪12との間にラジエータ38が配置され、収納ボックス41の開口41Kを開閉自在な蓋部51の後縁51Bの少なくとも一部である後縁下部51BSが車体側面視で斜めに傾斜し、この傾斜に沿った支軸52を基準にして蓋部51が前開きに支持されている。”
あ、タンク横が収納ボックスになってるみたい。コンセプトモデルは普通にタンクでした。蓋とか分割線とか無かったし。
へー実用性が増してますね。
上からの図。メーターとかはコンセプトと似た感じ。
ちな顔。38がラジエーターですってよ。39はラジエーターシュラウドね。
引用元:【東京モーターショー15】ホンダ ネオウイング…ハイブリッド3輪コンセプト[詳細画像] | レスポンス(Response.jp)
その他画像はResponseさんでどうぞ。
こんな感じで大体は似てますが…
- ウィンカーがない
- ラジエーターとラジエーターシュラウドが追加つーか大型化?
- アッパーカウルの形状変更(白い部分とヘッドライトのサイドと下)
って感じで、色々とコンセプトモデルと違います。フレームとかもちょっと違って見えるよね。
コストの削減だったり、作りやすい形状のカウルになったり、ラジエーターがちゃんとしてたり、収納スペースついたり…
これってやっぱり市販モデルも検討して開発中と見て良いんでしょうか?
だって内容それっぽいよね。でもそういう特許あって市販化しなかったモデル(ブルドッグとか)も居るよ。
しかしながら多少は市販化の可能性が高まったって受け取っても良いのかもしれませんね。
今年とか来年に何かしら動きがあると良いですねぇ…実物見てみたいし。
11月4日:ホンダも3輪のバイクを開発中とホンダの開発総責任者さんが言ってるよ
- ホンダの新型Forzaの開発総責任者の山田広司さんにインタビューした時の発言
- 他のメーカーが3輪バイクを出しているがホンダはどうか?という質問について
- 山田広司さん「私たちはそれ(3輪バイク)の作業中です」
- スクーター、またはオートバイのどちらかという質問について
- 山田広司さん「まだ決めていない。カテゴリ、エンジン等、まだ検討中です」
- いつごろ出るかという質問について
- 山田広司さん「答えることが出来ない」
引用元:Honda: in arrivo una moto o uno scooter a tre ruote - Motociclismo
全文、原文はmotociclismoさんでどうぞ。
私の訳は意訳ですし、はしょっています。また、間違っている可能性がありますので、情報元で確認してくださいね。
そういう感じでして、ホンダも3輪バイクを開発中みたい。
というかお話しぶり的に考えて、市販すると考えてよさそうな気がする。
まだ検討中って発言ですけど、恐らくは大体決まってるんじゃないでしょうか。
個人的にはコンセプトモデル(NEOWING)や、結構具体的な特許がありますので、ゴールドウイングベースの3輪バイクだと思いますけど、どうなんでしょうね。
スクーター(Forza)の開発総責任者さんが作業中ってお話してますし、スクーターの可能性もありそう。
今後が気になる。
以下、過去の特許です。
2018年11月1日:ホンダのNEOWING関連の新たな特許が公開されてるよ
”前輪懸架装置を支持するメインフレーム体の上方に効率よくステアリング軸を支持することができる鞍乗り型車両のフレーム構造を提供する。”
”揺動制御用のアクチュエータを備える場合もマスの分散を抑えることができる鞍乗り型車両の揺動制御部構造を提供する。”
”揺動ロック操作子と揺動ロック機構とをコンパクトに連係させるとともに、揺動ロック操作子を操作しやすくすることができる鞍乗り型車両の揺動ロック操作部構造を提供する。”
なる特許が出願されていました。全て2017年3月出願です。
車両の図がこんな感じ…あ、NEOWING系ですね。
引用元:Honda | TOKYO MOTORSHOW 2015
こちらNEOWINGさん。大まかな形は似ていますね。
エンジンについては…
”パワーユニット3Aは、水平対向型のエンジン3”
との記載がありました。NEOWINGは水平対向4気筒+モーターのハイブリッドでしたが…
特許の図のエンジンですけど、旧型のゴールドウイング系のエンジンですね。水平対向6気筒。
エンジン上の40(ラジエーター)もこちらのゴールドウィング6Cと酷似しています。
37タンクや36シートも似てる。
フロント回りの仕組みは、2017年2月出願の特許より、2015年出願の特許に近い感じですかね。
フレームはこんな感じです。超複雑。6はメインフレーム、30はクッションユニット(サスでしょうね)、13はステアリングポスト、21はアッパーアーム、23はロアアームです。
39はメーターですが、液晶のシンプルなタイプですね。
というかF6Cのメーターと同じな気がする。
”車体1Aの傾斜角をコントロールするアクチュエータ41”
”アクチュエータ41は、回転駆動軸41aに中心軸線C7回りのトルクを発生させる電動機もしくは流体機器である。ハウジング42内には、ステータおよびロータを含むモータ42a(回転電機)が収容されている。”
だそうな。38aはヘッドライトです。これまた見覚えが…
ヘッドライトもゴールドウイングF6Cの物ですね。
今回の特許はゴールドウイングF6Cをベースに描かれてますね。
そういう感じで今回のNEOWINGっぽい特許ですが、主にF6Cベースで書かれています。
ですので、この形で市販されるってタイプの特許じゃ無さげです。
とりあえず関連モデルをベースに図を描いたってタイプですね。
ゴールドウイング系って旧モデルはスタンダード(現ゴールドウイングツアー)、F6B(現ゴールドウイング)、F6C(現状不在)って感じで3シリーズ展開でしたので、こちらも数年以内にF6Cに代わるモデルが出そうな気がしますけど…
現状F6C(ワルキューレルーンの後継モデル)が出るって噂はあるよ。2020年モデルだとか。
F6Cの後継モデルがでるのであれば、3輪ゴールドウイング(NEOWING)が出るのはそれより後になりそうですよね。
どちらも市販するのすら決まってませんけど、NEOWINGさんは結構遅くなるかもですね。
ゴールドウイングって3輪にちょうどいい(余裕のあるエンジン、バック機能、DCT、インフォティメント、荷物沢山乗る等ツアラー装備充実)と個人的には思いますので、市販されると嬉しいですね。価格的に買えませんけども。
2018年8月16日:ホンダの前二輪の三輪バイクの特許
”左右一対の前輪を備えた前二輪懸架装置において、前二輪懸架装置を小型化する。”
なるホンダの特許が公開されているよ。出願は2017年2月です。
今回の特許の解決する点ですけど…
”従来、左右一対の前輪と、左右一対の前輪に加えられる外力をそれぞれ減衰させる左右のクッションユニットと、車体を転舵可能に操舵するステアリングシャフトと、を備えた前二輪懸架装置がある。例えば、特許文献1には、左右一対の前輪をそれぞれ転舵可能に支持する左右一対のアーム部材を備え、左右のクッションユニットを左右一対の前輪の後方に配置した構成が開示されている。”
”地面の凹凸等によって地面からの外力が前輪に加わったときに、左右一対のアーム部材(左右アッパーアーム及び左右ロアアーム)がたわむため、アーム部材及び軸受を大型化する必要があり、前二輪懸架装置が大型化しやすく、コストが高くなるという課題があった。”
ちなみに特許文献1、つまり過去の特許の図ですが…
こんな感じ。2015年2月出願です。形的にゴールドウイングですね。
正面のお姿。
斜めの図
真横の図。
こちらの過去の特許だと、アッパーアーム(21番?)、ロアアーム(23番?)と軸受け(26番?)がデカいので、今回の特許では小さくしましょーって感じですかね。
んで、今回の特許の詳細とか。
ホンダの前二輪の三輪バイクの特許の詳細とか
解決手段
解決手段によってどうなるのかの解説もあるのですが、めっちゃ長くなるので超要約しますけど…
- いろんな場所への色んな方向のねじれモーメントが抑えられる
- ステアリングシャフトの角度差を吸収するリンクが不要になる
ので、小型化できるよって感じです。
過去の特許と比較
過去の図と比較しますと…
過去の特許。真横
今回の特許。見た感じ結構違いますね。単純&コンパクト化してるような。
軸受けのアーム(?)とかかなり細くなってますね。
今回。アームの形やサスペンションの位置等変わってますね。とてもすっきり…
過去。上から見た図
今回。幅もだいぶ狭くなってますね。アームの形も全然違う。
こういう感じで色々と変わってます。結構別物レベルですね。
今更ですけど、NIKENとは違うタイプの前二輪ですね。
ホンダの3輪バイクのコンセプトモデルとかってありましたっけ?
引用元:Honda | TOKYO MOTORSHOW 2015
NEO WINGが居るよ。東京モーターショー2015でお披露目された前二輪の三輪バイク。
詳細はこちら。
この時は水平対向4気筒とモーターっていうトンデモエンジンでしたので、コレは市販しないタイプのコンセプトモデルじゃろって思ってました。
しかしながらホンダの永遠のライバルのヤマハが2018年秋頃に日本でもNIKENちゃん発売しますので、ホンダも黙ってなさそうな気がする…
それに今も(?)継続して前二輪の三輪バイクの研究開発してるみたいですし。
個人的にはすぐじゃないと思いますが、ホンダもそう遠くないうちに三輪バイク出しそうな気がします。今のところ具体的な情報はありませんが。
出るとしても個人的にはエンジンは普通になってると思います。既存のモデルから流用的な。DCTとか丁度いいよね。