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ホンダの新型CB1000 HORNET(CB1000ホーネット)向けの特許

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ホンダの新型CB1000 HORNET(CB1000ホーネット)向けの特許

以前から出るとの噂がありましたが、具体的な形が出てきたのは初ですかね。

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ホンダのウイングレットの特許

フロントカウルを有しない車両に好適なウイングユニットを有する鞍乗型車両を提供する。

2021年3月出願の特許です。

車体フレーム(11)に吊り下げられるパワーユニット(P)と、車体フレーム(11)の前端部に揺動自在に取り付けられる左右一対のフロントフォーク(2)と、該フロントフォーク(2)の下端部に回転自在に軸支される前輪(WF)とを有し、前輪(WF)とパワーユニット(P)との間にラジエータ(24)を配設した鞍乗型車両(1)において、ラジエータ(24)の上部に走行風を整流するウイングユニット(30)を配設する。ウイングユニット(30)をラジエータ(24)の左右端部に左右一対で配設する。ウイングユニット(30)の車幅方向外側端部をラジエータ(24)の車幅方向外側端部より外側に配設する。

ネイキッドにウイングレットつけるぞーって特許です。

飾りじゃないウイングレット

フロントカウルを有しない鞍乗型車両において、ウイングユニットを配設することで走行風を整流してダウンフォースを生じさせ、前輪荷重が増すことにより車両の運動性を高めることが可能となる。

ちゃんとダウンフォースを発生させるタイプです。飾りじゃない。

ラジエーターについてる

ウイングユニット30は、板状の整流部32に設けられた2本の脚部34によってラジエータ24の上部に固定されている。

ウイングレットはラジエーターの上に付いてるみたい。

横から見た図。30がウイングレットで24がラジエーターね。

正面から見た図。34の脚パーツでラジエーターとウイングレット30が繋がってるよ。ラジエーターにウイングレットつけるって初では?見たことがないような。

上から見た図。比較的小さい方ですね。

また、ラジエータ24の上部で走行風を整流することで、ラジエータ24の排風が上昇して運転者に当たることを防ぐことができる。

ラジエーターからの熱がライダーに当たりにくくなる効果もあるそうで。へー

第2実施形態

第7の特徴によれば、前記ウイングユニット(30a)は、車幅方向に伸びる板状の整流部(32a)を有し、前記整流部(32a)が、前記ラジエータ(24)の車幅方向寸法と同等の車幅方向寸法を有するので、ウイングユニットによってより多くの走行風を活用することが可能となる。

さっきまでの案は左右にウイングレットが付いてるタイプでしたが、別案では間が繋がってるタイプもあります。これだとたしかにもっとウイングレットとしての効果が高まりそう。

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ホンダのチェーンガードの特許

部品点数および重量を低減できるチェーンガード構造を適用した鞍乗型車両を提供する。

2021年3月出願の特許です。

車体フレーム(11)に揺動自在に軸支されるスイングアーム(19)と、該スイングアーム(19)の後端に回転自在に軸支される後輪(WR)と、前記車体フレーム(11)に吊り下げられるパワーユニット(P)の駆動力を前記後輪(WR)に伝達するドライブチェーン(25)とを有する鞍乗型車両(1)において、前記スイングアーム(19)に、前記ドライブチェーン(25)の車幅方向外側に対向する内壁面(19a)が設けられており、前記ドライブチェーン(25)を覆うチェーンガード(50)が、前記内壁面(19a)に取り付けられている。前記スイングアーム(19)が、車幅方向外側に向かって凸をなす湾曲部(19c)を有する片持ち式である。

あ、片持スイングアームですね。今のホンダではそう多くない。CB1000Rぐらいかな?ゴールドウイングもですね。VFR800シリーズは生産終了ですし。

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ホンダのウィンカーの特許

部品点数を低減できると共に斬新な外観が得られるフラッシャランプ構造を適用した鞍乗型車両を提供する。

2021年3月出願の特許です。

後輪(WR)の後方を覆うリヤフェンダ(70)と、左右一対の後側のフラッシャランプ(80)とを有する鞍乗型車両(1)において、リヤフェンダ(70)は、合成樹脂製の泥除け板(72)と、該泥除け板(72)を車体側に支持するための金属製のステー(71)とを含み、ステー(71)の表面の一部が、フラッシャランプ(80)のリフレクタ部(81)とされる。フラッシャランプ(80)の光源(82)が、泥除け板(72)で後方から覆われている。フラッシャランプ(80)が車幅方向に左右一対で設けられており、リフレクタ部(81)が、泥除け板(72)の車幅方向外側に配設されている。

スイングアームマウントのリアフェンダーにウィンカーが内蔵されてる。おーたしかに斬新。

この特許群の車両ですけど…

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謎のストリートファイター

ストリートファイターっぽい

車両の図はこちら。簡略化してある部分はカモフラージュですね。ただ大まかな外観はわかりますね。

ホイールは手裏剣ホイールオマージュかな?

正面からの図。ストリートファイターですね。まぁウイングレットついてるし。

上からの図。たくましい感じありますね。

スイングアームはCB1000Rと似てますが、別です。新規っぽい。あ、リアサス…

排気系は禍々しいぞ。

CB1000Rの派生モデルで間違いなさそう

車体フレーム11の下部には、並列4気筒の内燃機関と変速機とを一体に構成したパワーユニットPが吊り下げられている

4気筒のモデルですし、片持スイングアームです。それからスイングアームマウントのリアフェンダー。

こちらは現行CB1000Rです。

比較画像。

基本的な形は大体一致してるのですが、エンジンが地味に違います。オイルフィルターあたりかな?

それから追加のオイルクーラーがついてますね。23番です。

フロントは似た感じですが、リアに関してはサスペンションが変わってます。リンクサスですし。

それとフレームが別物です。これアルミフレームですよね。あらまぁ…

リアサスそんなところにつくの?なんかカワサキもこういうリアサスの位置のモデルありますね。

新規スイングアームですね。リンクサスだしそりゃそうか。

新型ホーネットは足回りの変更もあるかもってお話でしたけど、なんかCB1000R派生というより、オールニューモデルでは?

追加でオイルクーラーついてるので、たぶんエンジンの改良もありそうに見えますし…

たぶんCB1000Rよりハイパワーでスポーツよりなモデルになると思う。

ホンダ元気ありすぎでは?

SC77のエンジンに見える

パワーユニット | 走行性能 | CBR1000RR | Honda

こちらはCBR1000RR(SC77)です。1つ前のCBR1000RRです。というかCBR1000RR-Rの一つ前のモデルです。

特許の図とエンジン形状が似てます。クラッチカバー周辺とかオイルフィルター周辺とか。

となるとこのホーネットはSC77のエンジンがベースになるのでは?CB1000Rはもっと前のCBR1000RR(SC57)がベースです。

CBR1000RRが192PSなのでそれに近い馬力が出るかもしれませんね。

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新型CB1000 HORNETの噂はあるよ

2021年にCB1000R派生モデルの噂と、CB1000R派生の新型ホーネットの噂を聞いてます。詳しくはこちら

そういう感じで今回の特許ですが、新型CB1000 HORNET向けと見て良さそうです。このまま市販化されるかは謎ですが、わざわざカモフラージュしてますし、部分的にはほぼそのまま市販するだろうって図ですし。スイングアームとか、排気系とか。

ちなみに現状はメディアさんが情報出してたりはなかったと思います。私が聞いた噂と特許ぐらいです。

そう遠くないうちにメディアさんが情報公開しだすと思いますので、その辺が始まったらほぼ確定で出ると思って良いでしょうね。

2023年モデルになるのか、2024年モデルになるのかは謎です。

インターモトでオールニューのパラツインのCB750 HORNETを発表したばかりですので、EICMAでCB1000 HORNETを発表すると話題性的には最高ですけども。

こういうカモフラージュがある特許の図が出てくるのは正式発表の結構前からです。3年前とかそれぐらいもある。モロ市販モデルのままの特許の図が出るのは大体は正式発表後ですね。メーカーはその辺わかって特許出願してます。ただ部分的に詳細な図なので、そう遠くないうちに発表されると思います。大体今までがそうだったので。

個人的にはもう少し時間かかると思う。たぶん。個人的には来年発表かなーって思いますが、今年発表の可能性も全然あると思います。

でもメディアさんが現時点で特に情報出してないとなると、やっぱり来年かなーって。うーん、わかんない。

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