既に一部市場では小排気量モデルが出てますけど、自社開発を出すのかな?
ハーレーが小排気量エントリーモデルを検討
- ハーレーはインドでHero MotoCorp製のX440をわずか2,105ポンドで売ってる
- そういう購入しやすいモデルをグローバル市場に導入することをほのめかしている(?)
- イギリスで人気のGB350Sやスピード400等の市場に参入したいと考えている
- ヨーロッパではハーレーのエントリーオデルは1万4,495ポンドのナイトスタースペシャルで、GB350Sはスピード400等の4,000ポンドから6,000ポンドのモデルとは差がある。
- ハーレーのKolja Rebstock氏曰く「研究開発部門は小排気量エントリーレベルのモデル市場に注目している。何が開発中かは明かせないが、ブランドへの足がかりが必要だということは理解している」
- ハーレーのKolja Rebstock氏曰く「タイには優れた生産能力がある。グローバル市場向けのバイクの多くはタイ生産で、品質面ではすでに非常に高い評価を得ている」
Harley-Davidson hint at new low-capacity entry-level bikes
全文、原文はMCNさんでどうぞ。
私の訳は意訳ですし、はしょっています。また、間違っている可能性がありますので、情報元で確認してください。
ハーレーの小排気量モデルは既にいるけども
インド:X440
2024年にインドのHero MotoCorp製のX440が発表されました。詳しくはこちら。
デザインはハーレーで、それ以外はHero MotoCorpです。
自社開発ではありませんが、新規プラットフォームのモデルです。
中国:X350/X500
中国のQJMOTOR製のX350も存在します。詳しくはこちら。既存モデルのガワを変えたモデルです。エンジンも多少変更されてますが。
X500も同じくQJMOTOR製です。詳しくはこちら。こちらも既存のモデルのガワを変えたモデルです。
ハーレーには自社開発の小排気量モデルがいない
各社の小排気量モデル
- BMW:自社開発、TVS生産
- トライアンフ:自社開発、Bajaj生産
- KTM:自社開発、Bajaj生産
- DUCATI:自社開発、自社生産
- ハーレー:他社開発、他社生産
- 日本メーカー:自社開発、自社生産
こんな感じですかね?
ヨーロッパのメーカーは基本的に自社開発、他社生産って感じすね。
自社開発、自社生産のモデルを検討しているのでは?
上記の通りに現状のハーレーの小排気量モデルは既存のモデルのガワをハーレーにしたモデルです。
なので恐らくはハーレー自社開発、自社タイ工場生産の小排気量モデルを検討しているのでは?
ちなみに以前にはハーレー自社開発、自社インド工場生産のモデルも存在しましたが、既に生産終了していますし、インド工場も閉鎖してたと思う。
大体そんな感じです。
X440とかX350等はあまり広い市場で売ってるモデルではないようですので、グローバル市場で広く売るモデルを検討しているんでしょうね。
そういえば最近各社インド生産の400クラスの2気筒とか単気筒を出しがちですよね。エントリークラスとしてはちょうどいいんだと思う。
400クラスとなると大体は単気筒かパラツインですが、ハーレーといえばV2ですので、その辺どうなるんでしょうね。