以前にハブステアの特許とか出願してましたけど、今回は3輪です。3輪流行るんかな。
カワサキの3輪の特許
車両のリーン及び進行方向の変更を簡素な構造で実現する。
2019年6月出願の特許です。
リーン型車両は、ベース部材と、上アームと、下アームと、第1支持部材と、第2支持部材と、第1車輪と、第2車輪と、ステアリング操作部材と、を備える。上アーム及び下アームのそれぞれの長手方向途中部が、ベース部材に回転可能に支持される。第1支持部材は、ベース部材に対して車幅方向一方に配置され、第2支持部材は、車幅方向他方に配置される。上アーム、下アーム、第1支持部材、及び第2支持部材によって、平行リンク機構が構成される。第1車輪は、旋回方向において第1支持部材と一体的に動作可能であり、第2車輪は、旋回方向において第2支持部材と一体的に動作可能である。ステアリング操作部材によりベース部材を旋回させると、上アーム、下アーム、第1支持部材、第2支持部材、第1車輪及び第2車輪を含めた全体が、ベース部材の旋回中心を中心として旋回する。
あ、フロント二輪ですね。
こちらリーンユニットをエンジン側から見た図。
- 16:フロントフォーク
- 36:アウターチューブ
- 37:インナーチューブ
- 20:ベース部材
- 21:上アーム
- 22:下アーム
- 23:第一支持部材
- 24:第二支持部材
あ、フロントフォークがリーンユニット5なるものにつながってます。なんだか見た感じは簡単そうな仕組みしてますね。
動いてる時の図
ふつう
リーンしている時はこういうふうに動くよ。
車両の図
こちら車両の図。てきとうパターンですね。
これにより、簡素な構成の、3輪型の車両を実現できる。
3輪です。
車体3は、リーン型車両1を走行させる駆動源を支持する。本実施形態では、駆動源として、図1に示すエンジン11が用いられる。エンジン11は、駆動輪である後輪7を駆動するパワーユニットとして機能し、例えばガソリンエンジンとして構成される。エンジン11で発生する駆動力は、図略の変速ギアによって変速され、ドライブチェーン12を介して後輪7に伝達される。なお、エンジン11の代わりに例えば電動モータを駆動源として用いても良い。
ちなみにエンジンで書かれてますけど、電動でもいいよって書いてある。電動だったらConcept Jっぽいね。
上から見た図。
同じく上から見た図。大まかなシルエットはなんだかそれっぽいですね。へぇー
図に関してもリーンユニット部分に関しては比較的ちゃんと書いてあります。
実際に物作ってる可能性はありそうですね。市販する予定は無いけど研究用に作るって事は結構あるみたいですし。
カワサキはハブステアとかの特許も出願している
変なやつ
ハブステア
ハブステア
って感じでカワサキは変な特許をいくつか出願してます。
今回の特許に関してもとりあえずとっとけ系かもしれませんが、なんだか各社3輪やりそうな感じありそうですよね。
現状市販するかは謎ですが、HONDAに関しては現物出来てるらしいですし。なんだか最近の情報的に出さなさそうな気がしてきたけども…
そういう感じなのでカワサキが3輪出す可能性も結構あると思うよ。電動バイクとかハイブリッドバイクのプロトタイプを発表している企業ですし。