2021モデルの新型NMAX125の日本国内モデルが正式発表されました。NMAX155はまだです。
- 2021年5月22日:新旧フレームの図追加
- 2021年5月20日:日本国内モデルが発表されました。過去の情報はこちら。
- 2020年11月25日:ヨーロッパで発表されました
2021年モデルの新型NMAX 125のリリース
ヤマハ発動機株式会社は、水冷・124cm3の“BLUE CORE※”エンジンをコンパクトなボディに搭載した原付二種スクーター「NMAX ABS」をモデルチェンジし、2021年モデルとして6月28日に発売します。
専用アプリで“つながる”スクーター「NMAX ABS」を発売 ~静かなエンジン始動や燃費節約をもたらす制御技術を採用~ - 広報発表資料 | ヤマハ発動機
NMAX 125のカラーラインアップ
2020年モデルのNMAX 125のカラーラインアップ
【一応継続】マットダークパープリッシュブルーメタリック5
【新色】ホワイトメタリック6
【新色】マットグレーメタリック3
2021年モデルのNMAX 125のカラーラインアップ
【新色】パステルダークグレー
【新色】マットダークグレーメタリック8
【新色】ホワイトメタリックB
【一応新色】マットダークパープリッシュブルーメタリック5
マットブルーに関してはカラー名が2020年モデルと同じです。なので色自体は同じでしょうね。
ホワイトは番号が違うし別の色。
ついでに海外カラーのNMAX
インドネシアの2020年モデルのNMAX 155
マットブラック
グロッシーホワイト
マットブルー
マットレッド
インドネシアの2021年モデルのNMAX 155
プレステージシルバー
こちらグレード違いです。中間グレード。
ヨーロッパの2021年モデルのNMAX 125
アノダイズドレッド
ファントムブルー
パワーグレー
日本に入ってきてないカラー
マットブラック(155)
グロッシーホワイト(155)
マットレッド/アノダイズドレッド(125/155)
上記3色は日本に入ってきてないですね。155の方で入ってくるのかも。
2021年モデルの新型NMAX 125の画像(ヨーロッパ仕様)
お姿
お写真
こちらヨーロッパ仕様なので日本には無い色ですが、ものとしては同じですので。
個人的には東南アジアで好まれるタイプのデザインに見えますので、メインの国はヨーロッパではなく東南アジアなんでしょうね。あっちでこのクラス人気ですし。
2021年モデルの新型NMAX 125のスペック
全長:1,935mm
全幅:740mm
全高:1,160mm
ホイールベース:1,340mm
シート高:765mm
重量:131kg
燃料タンク:7.1L
最低地上高:135mm
エンジン:SOHC水冷単気筒4バルブ
排気量:124cc
ボア×ストローク:52.0mm×58.7mm
圧縮比:11.2:1
馬力:9.0kw(12PS)/8,000rpm
トルク:11Nm/6,000rpm
燃費:46.9km/L
排ガス規制:平成32年規制(EURO5相当)
フロントサスペンション:正立
トラベル:100mm
リアサスペンション:2本サス
トラベル:85mm
キャスター:26°30'
トレール:100mm
フロントブレーキ:230mm/1pot
リアブレーキ:230mm/1pot
フロントタイヤ:110/70-13M/C 48P
リアタイヤ:130/70-13M/C 63P
旧型とは地味に違う点多いよ。フレーム別物ですしね。
2021年モデルの新型NMAX 125の装備
- 平成32年規制適合エンジン:FIセッティングの最適化
- 新型LEDヘッドライト
- 新型LEDテール&ストップランプ
- 2chABS
- 前後サスペンションセッティング変更:リアは2段プリロード
- アイドリングストップ
- トラクションコントロール
- 新型フレーム
- Yamaha Motorcycle Connect:スマートフォン連携。
- 新型メーター
- スマートキー
- 23Lメットイン
- フロントポケット内12V1A電源(DCジャック)
- ハザード
新型ヘッドライト
旧型と似た感じですけど今どきっぽさがましたましたね。ポジションついてます。
新型テールランプ
初期モデルはテールランプがバルブで、ストップランプがLEDでした。新型はどちらもLEDです。
ウィンカーはバルブのままですね。
スマートフォン連携
スマートフォン連携が採用されています。日本国内発売の小排気量スクーターだと初かな?
- 1:SNS通知、メール
- 2:アプリとの接続状況
- 3:アプリと接続すると時計の自動調整
- 4:着信
- 5:スマホのバッテリー残量
あらーこれってかなり便利ですね。大変羨ましい。
特に時計の自動調整が欲しい。わざわざ電波時計つけなくてよくなるじゃん。
ハザード
ちなみにハザードもちゃんとついてます。個人的には重要ポイントです。
12V電源
12V1Aです。DCジャックですね。
最近はUSB-C使ってるモデルとかもありますが、東南アジア向けなのでDCジャックのままなんでしょうね。
2021年モデルの新型NMAX 125と旧型の装備の比較
- 新型フレーム
- サスペンション改良
- トラクションコントロール
- アイドリングストップ
- スマートフォン連携
- 新型メーター
- スマートキー
- ヘッドライト変更
- フルLEDテールランプ
- 左ポケットに12V1A電源追加
- 平成32年規制適合
装備はかなりアップグレードされてます。フレームすら新型ですしね。凄いぜ。
テールランプ、いつからLED?
テールランプに関してですけど、初期型はバルブでした。
新排出ガス規制へ適合した124cm3“BLUE CORE”エンジン搭載 原付二種スクーター「NMAX ABS」の新色を発売 - 広報発表資料 | ヤマハ発動機
ただ2017年モデル(2018年モデル?)のリリースだとLEDって記載があるんですよね。この時からLEDなんですかね?うーん。
2021年モデルの新型NMAX 125と旧型のスペックの比較
新型/旧型
車体スペック
- 全長:1,935mm / 1,955mm
- 全高:1,160mm / 1,115mm
- ホイールベース:1,340mm / 1,350mm
- 重量:131kg / 127kg
- 燃料タンク:7.1L / 6.6L
- メットイン:23L / 24L
燃料タンク0.5L増量は嬉しい♥このクラスだと0.5Lでも20kmぐらい航続距離伸びるし。
エンジンスペック
- 馬力:9.0kw(12PS)/8,000rpm / 9.0kw(12PS)/7,500rpm
- トルク:11Nm/6,000rpm / 12Nm/7,250rpm
- 燃費:46.9km/L / 43.6km/L
- 航続距離:332.99km / 287.76km
- 排ガス規制:平成32年(EURO5相当) / 平成28年(EURO4相当)
ヨーロッパ仕様だと新型11.2Nmで旧型11.7Nmなので、実際はちょっとトルク減ってるのかも。
航続距離は新型が45.23km長いです。約1L分ありますね。すげー
足回りとか
- リアトラベル:85mm / 90mm
- キャスター:26°30' / 26°
- トレール:100mm / 92mm
- リアタイヤ:130/70-13M/C 63P / 130/70-13 M/C 57P
車体もサスセッティングも変わってるよ。なのでキャスターとかトレールも変わってる。
2021年モデルの新型NMAX 125と旧型の見た目の比較
あーこうやってみますと結構イメージ変わりましたね。
お金持ちの家のやんちゃBOYって雰囲気ありましたけど、いいとこのぼっちゃん感が出てきたような。歳をとって家長の自覚に芽生えたのかな?でもどちらかといえば次男感あるような。
変わってなさそうな部分
- ブレーキディスク
- キャリパー
- ミラー
- タンデムステップ
- フロントフェンダー
この辺以外は全部変更されている様です。ホイールも新型ですね。
新旧フレームの図
こちら新旧フレームの図。
太くてシンプルになってますね。乗り心地が気になる。
2021年モデルの新型NMAX 125の価格
- 2020:税込35万7,500円
- 2021:税込36万8,500円
税抜1万円、税込1万1,000円の値上げです。
装備がえらくゴージャスになりましたが、値上げはたったの1万円です。やりますねぇ!
ちなみにライバルの新型PCXは税込8,800円の値上げで35万7,500円です。恐らくは新型NMAXはPCXを意識した価格なんでしょうね。
大体そんな感じです。
正直に言うと2021年モデルの新型PCXが出た時は、125ccスクーターは覇王PCXが圧倒的力で全てを駆逐するんだな…って思ってたのですが、新型NMAXくんはほぼ値上げありませんし、装備等で差別化出来てますので、いい感じに対抗してくれそうですね。どっちも人気出そう。
ヤマハもニューモデル発表しだしてくれましたので、そろそろMT-07とかMT-09なども発表されるでしょうね。シーズンですし。