色々と排気系の特許が出願されてましたけど、これで決まりですかねー
→違ったよ。
スズキの排気系の特許
マフラの小型化、およびマフラ内部に設けられた触媒の早期活性化を図る。
2020年5月出願の特許です。
マフラ21は、筒状のマフラボディ25と、マフラボディ25の内部空間を仕切ることによって第1の室および第2の室を形成する隔壁41と、排出管と協働して第2の室とマフラボディ25の外部との間を連通させる連通管56と、内部空間内に設けられた触媒54とを備え、隔壁41の中央側部分には連通管支持穴43および触媒支持穴42が設けられ、連通管支持穴43内には連通管56が支持され、触媒支持穴42内には触媒54が支持され、隔壁41の外縁側部分には切欠部45が形成され、切欠部45とマフラボディ25との間には、第1の室と第2の室との間を連通させ、第1の室と第2の室との間において排気ガスを流通させる排気ガス流通間隙46が形成されている。
排気系の特許です。
どういうモデル向けじゃい
車両はGSX1400
車両の図はこちら。なんじゃあおまん?
こちらはGSX1400です。エンジンは多少違って見えますが、GSX1400がベースで描かれた図ですね。
新型GSX1400はありえないので、恐らくは車両の図はカモフラージュですね。GSX系向けの特許だと思われます。
4気筒エンジン
本実施例におけるエンジン9は並列4気筒のエンジンであり、シリンダヘッド12の前部には、それぞれの気筒に対応するように4つの排気口が設けられている。
並列4気筒エンジンです。
並列4気筒でGSX系だとなると、GSX-S1000系とGSX-S750系ぐらいですね。
→HayabusaもGSX1300Rだよ。
サイレンサーの形状はGSX-S1000に似てるような
サイレンサーはこんな感じです。
あーGSX-S1000と形がにてますね。
サイレンサーエンドがそっくりではありますが、上記の通りに形が違います。
とはいえかなり似てますのでGSX系のモデル向けとみて良さそう。
たぶん新型GSX-S750向け
こちらGSX-S750です。
こちらはエンジンと排気系
あ、排気系が似てますね。エキパイの構成とか。
そういう感じなので恐らくは新型GSX-S750向けの特許の可能性が高いと思います。
今までGSX-S750の排気系の特許は複数出願されていましたが、今回の図は結構細かいですし内容的にも現実的な感じですんで、たぶんコレが市販モデルに採用されるのでは?
ちなみにGSX-S1000のデチューンモデルのGSX-S950なるモデルがいまして、こちらが現状A2免許対応モデルです。
なのでGSX-S750はお役御免かなー?って思ったのですが、どうにかなりそう?
せっかくですし生き残ってくれると嬉しいですね。
新型にモデルチェンジするなら、GSX-S1000みたいなデザインになると思います。たぶんヘッドライトは共有するのでは。
でも現状新型GSX-S750に関する具体的な情報とかは特に出てないですね。私も聞いたこと無いよ。
追記:新型ハヤブサ向けの特許でした
ハヤブサのサイレンサーとそっくりさん
12月9日のコメントです。ご指摘ありがとうございます。
こちら新型Hayabusa。確かに排気系が似てる。
あーサイレンサーエンドの形状もそっくりですね。ただ完全一致はしません。かなり似てますが。
また、車両1には、エンジン9の排気ガスをエンジン9の外部へ排出する排気装置15が設けられている。排気装置15は、4本の排気管16、2本の集合管17、1つのチャンバ18、2本の接続管19、および2つのマフラ21を備えている。なお、図1では、これら排気装置15の構成要素のうち、右側に配置された2本の排気管16、右側に配置された1本の集合管17、チャンバ18、右側に配置された1本の接続管19、および右側に配置された1つのマフラ21のみを示している。
こちら特許の説明ですが、左右にマフラーがあるとの記載です。見落としていました、すみません。
となると今回の特許ですが、新型GSX-S750向けではなく、現行のHayabusa(GSX1300R)向けの特許と見ていいと思います。ほぼ間違いなく。
私の確認不足です。すみません。