R1300GSアドベンチャーが正式発表されました。なんかすごくでかい。戦車みたい。
→R1300GSとR1300GS Adventureのスペック、装備、デザインの比較を追加しました。
2025年モデルのR1300GS Adventureのリリース
公式ページこちら。ドイツ。
2025年モデルのR1300GS Adventureのカラーラインアップ
R1300GS Adventureのカラーラインアップ
レーシングレッドユニ
トリプルブラック
GSトロフィー(レーシングブルーメタリック/ライトホワイト/レーシングレッド)
Option 719 カラコルム(オーレリウスグリーンメタリック)
R1300GS Adventureのグレード
- レッド:標準、リアキャリア
- トリプルブラック:クリアコート仕上げのタンク、シートヒーター、ラージアルミラジエーターカウル(荷物取付ポイント付の奴)、リアキャリア
- GSトロフィー:補助ヘッドライト用のストーンガードプロテクション、スポーツウィンドシールド、スポーツグラブハンドル、ラージアルミラジエーターカウル(荷物取付ポイント付の奴)、タンク上部のアルミ製タンクシェルフ(荷物取付ポイントついてる奴)、フラットなシート
- Option 719:ゴールドアルマイトのリムやハンドルバー、スモールアルミラジエーターカウル、補助ヘッドライト用のストーンガードプロテクション、シートヒーター、スポーツウインドシールド、Option719系のパーツ(ステップ等)、リアキャリア
2025年モデルのR1300GS Adventureの価格
- R1300GS:1万9,690ユーロ(約342万9,200円)
- R1300GS Adventure:2万2,335ユーロ(約388万9,900円)
2,645ユーロの価格差です。約46万700円ですね。
スタート価格ですので、上位のグレードはもっと高いよ。公式ページで確認してね。
2025年モデルのR1300GS Adventureの画像
現代のバイクって大体シュッとしてますが、R1300GSアドベンチャーに関しては全体的にごついというか、箱っぽいというか。
初見だと不思議な感じだなーって思ったのですが、ちゃんと見るとなんかとても良く見えてきました。唯一無二な感じですし。道具っぽいというか。機能美的な感じなのかな?
筋肉モリモリマッチョマンですね。肩と首が太い人みたい。筋肉戦車。
パニアついてるR1300GS Adventureの画像
こちらサイドパニアがついてる状態。新規パニアですね。トップボックスも装着出来ますのでトリプルパニアも可能です。
王の風格ある。
今更ながらバイクって小さいやつと大きいやつで車格違いすぎるよね。同じ乗り物と思えない。
2025年モデルのR1300GS Adventureのスペック
全長:2,280mm
全幅(ナックルガード含む):1,012mm
全高(スクリーン含む):1,588mm
ホイールベース:1,534mm
シート高:870/890mm
重量:269kg
燃料タンク:30L
エンジン:DOHC空水冷ボクサーツイン
排気量:1,300cc
ボア×ストローク:106.5mm×73mm
圧縮比:13.3
ミッション:6速
馬力:107kW(145HP)/7,750rpm
トルク:149Nm/6,500rpm
燃費:20.4km/L(ASA:20km/L)
排ガス規制:euro5
0-100km/h:3.4秒
最高速:200km/h以上
フロントサスペンション:EVOテレレバー
フロントトラベル:210mm
リアサスペンション:EVOパラレバー
リアトラベル:220mm
トレール:118.8mm
フロントブレーキ:310mm/4POT
リアブレーキ:285mm/2POT
フロントタイヤ:120/70 R19
リアタイヤ:170/60 R17
タンク30Lです。航続距離は612kmです。すげー
ちなみに航続距離バケモノのジクサー150は600kmですので、ジクサー超えしてます。
シート高は2段階調整可能です。
2025年モデルのR1300GS Adventureの装備
R1300GS Adventureのエンジン
- BMWシフトカム
- ASA(OP):オートメーテッドシフトアシスト。AMT。
ASAはオプションです。普通のMTもあるよ。
ASAのモードはこんな感じでメーターに表示されています。
R1300GS Adventureの電子制御
- ライディングモード:レイン/ロード/エコ/エンデューロ
- ドライビングモードPRO(OP):追加のライディングモード等
- BMWフルインテグラルABS
- MSR:エンジンドラッグトルクコントロール
- DBC:ダイナミックブレーキコントロール
- HSC:ヒルスタートコントロール
- DTC:ダイナミックトラクションコントロール
- DCC:ダイナミッククルーズコントロール
R1300GS Adventureの車体
- アルミ製燃料タンク:30L
- タンク上部パネルに荷物取り付け用の3つの穴がある:タンクトレーの代わりについてるやつの事?
- タンク上部のタンクトレー:ゴム製。荷物置いてどうぞ。
- 12Lタンクバッグ取付用のマウント:タンク上部の奴
- ラジエーターカウル:スモールと荷物取付ポイントがついてるラージがある
30Lタンクです。
でかいぜ。
でかいのでいろんな体格の方でもニーグリップしやすそう。
タンクサイドパッド貼る場合はすごいでかいやつが必要になりそう。
この部分ですが…
こういう感じでオプションのタンクバッグが装着出来ます。
3点支持です。便利そうでいいな。給油時も困ら無さそうでいいね。
タンク上部にパネルがありまして、ここをゴム製のトレーにしたり、荷物固定のためのベルトを通すプレートにしたり。
ラジエーターシュラウド部分に前後タイヤつけてる…固定ポイントが多いから出来る事なんでしょうね。どうやってとりつけてるんだろう。
エンジンガードも標準装備です。
テールがシュッとしてないよ。
ちなみにこちら明るくした図です。ラジエーターシュラウドとタンクの間の空白部分ですが、ラジエーターファンらしき物がついてますね。なるほど。
R1300GS Adventureのサスペンション
- スポーツサスペンション(OP)
- DSA:ダイナミックサスペンションアジャストメント
- アダプティブビークルハイトコントロール(OP)
- アダプティブビークルハイトコントロールコンフォート(OP):コンフォートの方がシート高が20mm標準で低い。
前後標準でDSAです。電子制御サス。
車高調はオプションだよ。
R1300GS Adventureの電子機器
- 6.5インチフルカラー液晶メーター
- スマートフォン収納スペース:USB電源、12V電源
- グリップヒーター
- スマートキー
- インテリジェントエマージェンシーコール
- タイヤ空気圧モニター
6.5インチフルカラー液晶メーター。
上のはオプションのナビですね。
タンク上部にスマートフォン収納スペースがあります。
R1300GS Adventureの灯火器類
- LEDヘッドライト:DRLとサイドライト付
- 追加のLEDヘッドライト
- ヘッドライトPRO(OP):アダプティブヘッドライト
- ナックルガード内蔵LEDウィンカー
ヘッドライトは普通のR1300GSと同じですね。
追加のヘッドライトが付いてるよ。
ラジエーターシュラウドの所の奴。
ナックルガード内蔵ウィンカーです。
2025年モデルのR1300GS Adventureのオプション類
ライディングアシスタント(OP)
- ACC:アクティブクルーズコントロール
- FCW:追突防止警告
- 車線変更警告
- RECW:ハザードを点滅させて後続車に追突の危険を知らせる。後面衝突警告表示灯ですね。新しい機能。
パニア類(OP)
- 新型アルミトップケース(OP):37L
- トップケースホルダー(OP):耐荷重8kg。振動保護トップケースプレート(ベースの事だと思う)、ライトとUSB電源用のインターフェース、グラブバーを統合。
- 新型サイドパニア(OP):アルミ製。最大積載量10kg。左37L、右36.5L。
- 鍛造アルミ製ケースホルダー(OP):左ケースホルダーにはUSB電源のインターフェースとしても機能。
- 10Lボリュームエクステンション(OP):片側10L容量が増える。オプション
パニア類は全て新型ですね。
テールですけど…
サイドパニアマウントというかケースホルダー。
その他オプション等
- シートヒーター(OP)
- ハンドルバーライザー(OP):30mmアップ、15mmアップ
- ローシートやハイシート(OP)
その他オプション色々あるよ。
R1300GS AdventureとR1300GSの比較・変更点まとめ
R1300GS AdventureとR1300GSのスペックの比較
- 全長:2,280mm / 2,212mm
- 全幅(ナックルガード含む):1,012mm / 1,000mm
- 全高(スクリーン含む):1,588mm / 1,490mm
- ホイールベース:1,534mm / 1,518mm
- シート高:870/890mm / 850mm
- 重量:269kg / 237kg
- 燃料タンク:30L / 19L
- 燃費:20.4km/L / 20.8km/L
- 0-100km/h:3.4秒 / 3.39秒
- フロントトラベル:210mm / 190mm
- リアトラベル:220mm / 200mm
- トレール:118.8mm / 112mm
どちらものスペックも基本的にヨーロッパのリリースにある値です。恐らくは通常グレードのスペックだと思う。赤い太字がAdventureね。
高さに関しては日本の公式の値です。(それが比較するには正しい数字だと思ったので)
R1300GS AdventureとR1300GSの装備の比較
- 燃料タンク:アルミ / スチール?
- タンク上トレー兼荷物取付ポイント:あり / なし
- ラジエーターシュラウド荷物取付ポイント:あり / なし
- タンクバッグマウント:あり / なし
- シートバッグマウント:あり / なし
- ビークルハイトコンフォート:OP / なし?
- 追加LEDヘッドライト:あり / なし
- リアフレーム:鍛造&鋳造 / 鋳造
- シート
- グラブバー/リアキャリア
- エンジンガード:あり / なし
- ステップ
- アンダーガード
- スクリーン
RECWやASA等は2025年モデルのR1300GSでも利用できるようになりますので、その辺は載せてません。
R1300GS AdventureとR1300GSのデザインの比較
通常グレードの比較画像。
こちらGSトロフィー
- 追加ヘッドライト
- リアフレーム
- シート
- グラブバー
- エンジンガード
- ステップ
- アンダーガード
- タンデムステップ
- タンク
- カウル類
- ヒールプレート
- ナックルガードの追加の奴
- スクリーン
メインフレームと前後フェンダー等は変更なさそう。あとホイールとかブレーキ等。