日本国内仕様の2022年モデルの新型CBR1000RR-Rが発表されましたので、2020年モデルと比較とかしました。
- 2022年2月25日:日本国内仕様が正式発表されました。
- 2021年11月23日:正式発表されました。過去の情報はこちら。
- 2021年11月10日:型式認証されているみたい
- 2021年7月25日:馬力上がるようで
- 2020年12月26日:マイナーチェンジの噂がある
2022年モデルの新型CBR1000RR-Rのリリース
Hondaは、大型スーパースポーツモデル「CBR1000RR-R FIREBLADE」「CBR1000RR-R FIREBLADE SP」の一部仕様を変更し、Honda Dreamより3月10日(木)に発売します。
Honda | 「CBR1000RR-R FIREBLADE」「CBR1000RR-R FIREBLADE SP」の一部仕様を変更し発売
海外公式PV
2022年モデルの新型CBR1000RR-Rのカラーラインアップ
CBR1000RR-R FIREBLADE
【一応継続】グランプリレット
CBR1000RR-R FIREBLADE SP
【一応継続】グランプリレッド
【新色】マットパールモリオンブラック
CBR1000RR-R FIREBLADE SP 30th Anniversary
【新色】パールグレアホワイト
ついでに2020年モデルのCBR1000RR-Rのカラーラインアップ
CBR1000RR-R FIREBLADE
【一応継続】グランプリレッド
【廃盤】マットパールモリオンブラック
CBR1000RR-R FIREBLADE SP
2020年モデルだと無印がレッドとブラックの2色でしたが、2022年モデルではSPがレッドとブラックの2色になりました。30th合わせると3色ですが。
ついでに海外仕様の2022年モデルのCBR1000RR-R
CBR1000RR-R FIREBLADE
グランプリレッド
CBR1000RR-R FIREBLADE SP
グランプリレッド
マットパールモリオンブラック
CBR1000RR-R FIREBLADE SP 30th Anniversary
30th Anniversary
日本とヨーロッパは基本的に装備も見た目も同じです。
2022年モデルの新型CBR1000RR-Rの画像
2022年モデルのCBR1000RR-R グランプリレッドの画像
デカールが変更されているよ。その辺は下の方で新旧比較しますね。
2022年モデルのCBR1000RR-R SP グランプリレッドの画像
ホイールがゴールドになりました。無印とSPが差別化されてます。
2022年モデルのCBR1000RR-R SP パールモリオンブラックの画像
無機質ロボ顔ですのでこういうシンプルな色が似合うような。金ホイールは派手だけど。
2022年モデルのCBR1000RR-R SP 30th Anniversaryの画像
過去のオマージュカラーですのでどういう風になるんだろうって思ってましたけど、ただのオマージュカラーではなく現代の感性でも良いと思えるグラフィックになってるなーって個人的には感じました。
当時のナウなヤングはもちろん、現代のシティーボーイにも受け入れられそう。
2022年モデルの新型CBR1000RR-R FIREBLADEのスペック
全長:2,100mm
全幅:745mm
全高:1,140mm
ホイールベース:1,460mm
シート高:830mm
重量:201kg
燃料タンク:16L
最低地上高:115mm
エンジン:DOHC水冷4気筒4バルブ
排気量:999cc
ボア×ストローク:81mm×48.5mm
圧縮比:13.4
ミッション:6速
馬力:160kw(218PS)/14,500rpm
トルク:113Nm/12,500rpm
燃費:15.2km/L
排ガス規制:平成32年規制
フロントサスペンション:43mm倒立(伸/圧/プリロード)
フロントトラベル:120mm
リアサスペンション:リンク式モノショック(伸/圧/プリロード)
リアトラベル:137mm
キャスター:24°
トレール:102mm
フロントブレーキ:330mm/4pot
リアブレーキ:220mm/2pot
フロントタイヤ:120/70-ZR17M/C(58W)
リアタイヤ:200/55-ZR17M/C(78W)
現行モデルとのスペック比較は下の方に載せるね。
ヨーロッパ仕様との比較
日本/ッパ
- 排気量:999cc / 999.9cc
- 燃料タンク:16L / 16.1L
- トルク:113Nm / 112Nm
- 燃費:15.0km/L / 15.2km/L
排気量と燃料タンク容量に関しては表記の違いですね。物は同じはずです。
トルクと燃費の差に関しては計測誤差でしょうね。さっきも書いたけどヨーロッパ仕様と日本仕様は大体同じものですので。
2022年モデルの新型CBR1000RR-R FIREBLADE SPのスペック
- フロントトラベル:125mm
- リアトラベル:143mm
SPと無印のスペック上の違いは上記の通り。
- フロントサスペンション:SHOWA BPF / オーリンズ NPX
- リアサスペンション:SHOWA BFRC-Lite / オーリンズTTX36
- フロントキャリパー:NISSIN / ブレンボ Stylema
サスとキャリパーが違うよ。
2022年モデルの新型CBR1000RR-Rの装備
吸排気系
- エアクリーナーのダーティーサイドの改訂
- 吸気ファンネルの2番と3番を15mm短縮
- 吸気ポートの内径を部分的に狭く
- →流速が上がり、ミッドレンジのパフォーマンスが向上
- 合わせてリアスプロケットを43Tに変更(現行は40T)
- 排気系改訂:4-2-1の2の部分を再設計。2は触媒の部分ね。キャタライザーの大きさの最適化。
リアスプロケットが43Tになりました。加速寄りになったよ。
電子制御
- 丁数上げたので、スロットルバイワイヤのリターンスプリングの荷重を小さく:スロットルレスポンスとリニアリティが向上
- HSTC(トラコン)の改訂:介入タイミングとトルク抑制量(介入度合い)の最適化。グリップ管理がよりスムーズで直感的に。HRCライダーを含む世界中のトップレベルのレーサーのフィードバックによるもの。
- クイックシフター改訂:点火カットの時間を短縮と、変速後のトルクの立ち上がりをスムーズに。
足回り
- ホイールベースが5mm伸びた
- NISSINキャリパーのピストンの素材と表面処理:ヒートマネジメントが改善
他の部分は現行と同じです。ホイールベースはスプロケットによるものかな?
CBR1000RR-R FIREBLADE SP 30th Anniversary
インタビュー的な。
1992年のCBR900RRのカラーを担当したHiroaki Tsukui氏によるもの。
メーターのオープニングセレモニーがRing of Fireのアニメーション(上の方に貼ってる動画で見られるよ)
燃料タンクカバーやスマートキーに30 th Anniversaryのロゴ
トップブリッジにシリアルナンバーのレーザーエッチング。
ちなみに893もありました。なぜにその番号。ジャパンだと意味がある数字ですよね。
サイレンサーに30 th Anniversaryロゴのレーザーエッチング
タンデムシート表皮がブルー
フロントディスクインナーがゴールド。ホイールはブラック
比較するとこんな感じ。
893の謎
管理人さん、893という数字は初代900RRの総排気量の事だと思います。
893はSC28の排気量ですよ~
コメント欄でご指摘頂いたのですが、CBR900RR(SC28)の排気量だそうです。なるほど。反社じゃないんですね。
かしこくなりました。ありがとうございます。
2022年モデルのCBR1000RR-R FIREBLADEの価格
2020年モデルの価格(税抜)
- STD:220万円
- SP:253万円
2022年モデルの価格(税抜)
- STD:220万円
- SP:253万円
- SP 30th:258万円
イギリスでは据え置きでしたが、日本でも据え置きです!あらーすごいですね。感謝。
30thは普通のSPより税抜5万円高いよ。
2022年モデルのCBR1000RR-R FIREBLADEの販売計画台数
- STD&SP:200台
- 30th:500台
あ、30thの方が売れるだろうって認識なんですね。まぁそりゃそうよね。
ちなみに2020年モデルの販売計画台数はSTD&SPで800台です。
2022年モデルの新型CBR1000RR-Rと旧型のスペックの比較
新型/旧型
- ホイールベース:1,460mm / 1,455mm
- 圧縮比:13.4 / 13.2
- 馬力:160kw/14,500rpm / 160kw/14,500rpm
- トルク:113Nm/12,500rpm / 113Nm/12,500rpm
- 燃費:15.0km/L / 16.0km/L
型式認証だと馬力が0.8HP下がってましたが、スペック上は変わりないみたい。ヨーロッパ仕様はトルクが1Nm下がりましたが、日本仕様はそのまま。
ミドルレンジがいい感じになってるそうなのでサーキットでは速くなってるんでしょうね。
2022年モデルの新型CBR1000RR-Rと旧型の見た目の比較
新旧グランプリレッド
- ホイール:ブラック→ゴールド
- デカールのカラー変更
- 排気系変更
グラフィックはそのままですね。色が違う。
見た目ではわかりにくいですが、排気系も変わってるよ。
新旧パールモリオンブラック
- デカールのカラー変更
STDとSPの違いを無視するとこんな感じ。
グラフィック自体も変わって見えるけど、実際は色のみの変更ですね。
大体そんな感じです。
価格は据え置きで強くなりました。
2年でマイナーチェンジってバブリーなスパンですね。ホンダのやる気。他社のSS絶対倒すマンですね。
30thですけど…
※受注状況により、受注期間終了前に受付を中断または終了する場合があります。
とありますので、恐らくは販売計画台数の500台しか作ら無さそう。なので実質500台限定になりそう。
悩んでる人は気をつけてね。