コンセプトモデルとかじゃなくて普通に市販車です。世界初の天然ガスバイクだそうで。
bajaj Freedom 125のリリース
公式ページこちら。インド。
bajaj Freedom 125のカラーラインアップ
bajaj Freedom 125のカラーラインアップ
カリビアンブルー
エボニーブラック
サイバーホワイト
レーシングレッド
ピューターグレー
bajaj Freedom 125の画像
見た感じよくある海外メーカーの小排気量バイクって感じですね。どことなくサイバー感強めですが、丸目っぽさもあるので不思議なデザインですね。
bajaj Freedom 125のスペック
bajaj Freedom 125 Disc LEDのスペック
シート高:825mm
燃料タンク(天然ガス):12.5L
燃料タンク(ガソリン):2L
エンジン:空冷単気筒
排気量:125cc
馬力:9.5PS/8,000rpm
トルク:9.7Nm/5,000rpm
燃費(天然ガス):100km/kg
燃費(ガソリン):65km/L
航続距離(天然ガス):200km
航続距離(ガソリン):130km
最高速(天然ガス):90.5km/h
最高速(ガソリン):93.4km/h
フロントサスペンション:正立
リアサスペンション:モノショック
フロントブレーキ:240mmディスク
リアブレーキ:130mmドラム
フロントタイヤ:90/80-17
リアタイヤ:120/70-16
bajaj Freedom 125 Drum LEDのスペック
- フロントブレーキ:130mmドラム
- 小型液晶メーター(スマートフォン連携なし)
bajaj Freedom 125 Drumのスペック
- フロントタイヤ:80/90-17
- リアタイヤ:80/100-16
- フロントブレーキ:130mmドラム
- リアブレーキ:110mmドラム
- 小型液晶メーター(スマートフォン連携なし)
- ヘッドライト:ハロゲン
- アンダーガード:鉄板のみ
- タンクカバーのフラップ:なし
グレードによって一部装備が違うよ。
bajaj Freedom 125の装備
リンク式サスペンション
トレリスフレーム
快適なシート
16インチリアホイール
ワイドなハンドル
人が乗る部分を増やすためのシート
たぶん2人以上乗ることを想定してるんでしょうね。3人とか4人とか。
2Lのガソリンタンク。
天然ガスのバイクですが、非常用にガソリンタンクもついてます。便利ですね。130kmあればガススタンドまでたどり着けそうですし。
左ハンドルスイッチボックスの青いボタンを押すと、ガソリンモードと天然ガスモードで切り替え出来るよ。
液晶メーター。スマートフォン連携あり。グレードによる。
LEDヘッドライト。グレードによってはハロゲン。
フォークガード
エンジンは横型ですね。見た感じ同系エンジンを使ってるモデルは現行では見当たらなかったよ。
天然ガスの特性に合った専用設計のエンジンの様です。
こちらはガスタンクなんですが、フレームによって保護されています。
PESO認定のCNGシリンダー
PESOはインドの認証機関ですね。石油爆発物安全機構です。インド政府の安全基準に準拠しているそうです。
CNG(圧縮天然ガス)のモデルだよ
コストが低いらしい
ガソリン車と比べて50%の燃料代等が節約出来るらしいです。
それからシートがめちゃくちゃ長いのも特徴だそうで。ガソリンタンクが小さいから出来る構成でしょうね。
ガスタンクも専用設計
完全新設計の天然ガス車両だそうです。ガスタンクもそう。
安全性のテストもちゃんとしてる
上記の通りに石油爆発物安全機構の認証とってますし、安全性のテストに関する動画も公開してくれてるよ。
一部を載せますが、60km/hで正面衝突させたりしてるよ。
タンクに損傷はなく、タンクの位置もずれたりしていません。
圧力計は不変で、ガスの漏れもない。
10トントラックに轢かせたりもしてるよ。
それでも同じくタンクに損傷はなく、位置ズレもありません。
同じくガス漏れもありません。
こういう11通りのテストをクリアしています。
インド大手のbajajですのでこの辺はちゃんとしてますね。そりゃそう。
bajaj Freedom 125の価格
bajaj Freedom 125の価格
- DISC LED:11万ルピー(約21万2,200円)
- LED DRUM:10万5,000ルピー(約20万2,500円)
- DRUM:95万ルピー(約18万3,300円)
特殊な車両なのでそれなりに高いのかと思ったのですが、なんか思ったより安いというか。倍ぐらいするかと思ってた。
bajajの他のモデルの価格
pulsar 150:11万419ルピー
pulsar NS 125:10万422ルピー
bajajの空冷スポーツモデルと価格はほぼ同じです。あらー
そういう感じでして、天然ガスバイクだからといって高価ではないみたい。普通の価格。すごいね。
大体そんな感じです。
インドにおける都市ガス事業エリアは、インド国土の1割に相当する約32万km2、なんと日本の国土の約9割に相当します。
現在インドでは、経済成長に伴うエネルギー需要の増加や低炭素化・大気汚染対策のため、天然ガスの利用が拡大しています。特に、インド政府は天然ガス自動車の普及政策に力を入れており、交通用を中心に天然ガスが利用されています。
インドにおける都市ガス事業の拡大 事業エリアはインド国土の1割に|Daigas STUDIO|Daigasグループ
日本では天然ガスって馴染みありませんが、インドではそれなりに普及しているそうです。こちら2024年5月7日の記事です。
なのでこういう天然ガスのバイクが生産出来るわけですし、販売しても需要が見込めるのでしょうね。へーすごい。
天然ガスバイクだとパワーも航続距離も大きさも結構普通ですね。価格も含め実用的だと思う。
水素バイクでもこれぐらいのスペックのモデルが出れば普及しそうですが、現状だと難しいのでしょうね。水素はタンクが色々厳しいんでしたっけ。