謎のカブっぽいモデル向けのダブルウィッシュボーンサスの特許だよ。
ホンダのハンドル周りの特許
”操舵輪用ヘッドパイプとハンドル用ヘッドパイプとの間の前後方向のオフセット量を抑えて小型車への搭載を容易にした鞍乗り型車両の転舵構造を提供する。”
”車体フレーム1のヘッド部2から前方に延びるサスペンションアーム16と、サスペンションアーム16の先端部に支持されるヘッドパイプ12と、ヘッドパイプ12に回動可能に挿通されるステムシャフト14と、ステムシャフト14の下端部に一体回動可能に連結されるフロントフォーク構造体19と、車体フレーム1のヘッド部2に支持され、ヘッドパイプ12の上方に配置されるハンドル支持部2aと、ハンドル支持部2aに転舵可能に支持されるハンドル8と、ハンドル8の転舵動作を前輪102側に伝達する屈曲リンク22と、を備え、屈曲リンク22は、上端部がハンドル8側に連結されるとともに、下端部がフロントフォーク構造体19側に連結されている。”
コレ系のフロントフォークはスペース的に小型車に搭載しにくいので、その辺解決しちゃおうって特許です。
中身。これってゴールドウイングと同じダブルウィッシュボーンと見て良いんですかね?
正面。カブっぽい。
ななめ。ごちゃごちゃしててかっこいい。(小並感)
しっかりと描いてあるパターンの図ですね。メーター位置とかハンドルもしっかりと。
ホンダはすぐに市販しない系(とりあえ図)でもしっかり描く事は珍しくはありませんが。
車両の図がカブっぽいぞ
車両の図がこちら…カブ系ですね。
しかしながら、フロント含めて、リアなども見たことが無いタイプですね。
なんとなく似てるC125
こちらどこと無く似てるCT125ハンターカブです。
引用元:CT125 答えは、自然の中にある。 | Honda
ハンターカブのフレーム。普通のカブのフレームがベースです。(正確に言うとC125のフレームがベースですが)
- ヘッドライトはC125に似てるけど違う
- メーター位置はハンターカブ似
- シートも違う
- フロントは違う
- リアはハンターカブ似だが違う
- フレームも違う
…謎のモデルです。
エンジン的にカブ系っぽいですけど、フレームは新規の物っぽいですし。
普通に特許出願のためのとりあえ図ってパターンでしょうか?
なんとなくハンターカブと形が似てますけど、ハンターカブの案の中の1つだったとかって可能性もありそう?
流石にこんなコストが掛かりそうな機構はカブ系に載せないですかねぇ
すぐに市販モデルに使う気は無いけど、いつか使うかもだし出願しとこう系の特許かなとも思いますが…新たな派生モデルの可能性もありそうでしょうか?
引用元:CT125 答えは、自然の中にある。 | Honda
現状、ツアラー系のカブってありませんよね?
ハンターカブが一応ツアラータイプかもしれませんが、どちらかといえばアドベンチャーですし。
カブってツアラー適正が高いって結構言われてますし、だったらモロにツアラーなカブを作っちゃおう☆ミって可能性も無きにしもあらず…?
大体そんな感じです。
個人的には特許のためのとりあえ図のパターンの可能性が一番高いと思いますけど、ダブルウィッシュボーンサスのツアラー的なカブが出たらそれはそれで楽しそうですね。
ハンターカブが大人気ですし、ホンダがいい感じに乗り気になってくれると嬉しいですねぇ。
コンセプトモデルとかで反響見てみてほしいです。