それっぽい奴の特許出願されてるよ。やっぱり2021年モデルと見て良さそうな気もする。
2月21日:特許でそれっぽいやつ居るよ
2月19日:インドでそういう情報出てるよ
スズキがインド向け(グローバルモデルっぽい)で電動バイク作ってるよ
- インドのAutoEXPOでインドスズキ二輪の社長の平尾浩一朗と副社長のDevashish Handaと話をした
- スズキがインドで電動バイクのプラットフォームに取り組んでいる事がわかった
- 電動バイクがオートバイタイプなのか、スクータータイプなのかは明らかには出来ないし、2020年に発表できる可能性は低いと言われた(?)
- ちなみに2018年に当時のインドスズキ二輪の社長の内田聡が電動スクータープラットフォームに取り組んでいて、2021年に導入するって言ってた。
- 2018年当時は110ccや125cc相当のパフォーマンスだと判明してた
- 当時、内田はそのスクーターはインド向けのデザイン(または設計)だが、バッテリーやモーター等は世界的に共通のプラットフォームだと言ってた
引用元:Suzuki electric two-wheeler being developed in Japan - Autocar India
全文、原文はAUTOCAR INDIAさんでどうぞ。
私の訳は意訳ですし、はしょっています。また、間違っている可能性がありますので、情報元で確認してくださいね。
スズキも電動コミューター開発中っぽい
そういう感じでして、そう遠くない内にスズキも125ccクラスの電動スクーターを出すみたい。
2020年発表じゃないってお話ですが、2018年当時だと2021年に導入予定って話でしたんで、恐らくは2021年発表とかですかねぇ。
インド向けなら日本関係ないじゃーん、って感じですけど、バッテリーやモーターはグローバルプラットフォームですって。つまりはグローバルな市場で売る予定って事っすね。
仕向地によって装備とか見た目とか変更して出すパターンだと思う。欧州向けはハイホイールでモダンな見た目とか?
125ccクラスってお話ですんで、そういう需要のある欧州では発売するでしょうから、日本でも発売する可能性は高いと思います。
ちなみにスズキはスクーターの戦略を完全に見直すってお話がありますんで、それの一環かな?
スズキはe-let'sなる50cc相当の電動スクーターは販売してたよ。今は生産終了してるけど。
コレ乗ったことありますけど、加速感とか変な感じで面白かったよ。ミョイ~ンンィーって感じ。
車体はモロに原付きって感じで頼りないです。
たぶん125ccのモーターと50ccのモーターって大体同じなんじゃ
ちなみにホンダは原付一種は電動バイクに移行するってお話を販売店さんで聞いたよ。
原付一種(50cc)の排ガス規制(EURO5相当)は2025年からなのである程度余裕ありますけど、下手したら2025年あたりには内燃機関の原付一種がほぼ絶滅してるかもですねぇ…特にスズキは厳しそう。
ちなみにヤマハの電動スクーターの市販モデルは2020年発表です。なので2021年モデルでしょうね。
一緒に展示されてたE02は原付一種相当のモデルですけど、コレも普通に125cc相当のパワー出せるんですって。
説明員さんのお話では電動バイクは原付一種と二種でモーターはハード的に差別化しないで、制御系を変えるだけで良いって感じでした。
引用元:Honda | ビジネス用電動二輪車「BENLY e:」シリーズを発表
ちなみにホンダのベンリィeも多分原付一種と二種のモデルでモーターは同じ物っぽいです。型式は違うけど。
そういう感じですんで恐らくは各社、電動原付一種と電動原付二種のモーターをハード的には共通にしてくるんじゃないすかね?
スーパーガラパゴスな原付一種相当のモーターを二種相当と別に作るのってコスト的にやりたくないでしょうし。
大体そんな感じです。
航続距離や充電時間的にはまだ不安ありますんで、バッテリーの進化待ちって感じですかねぇ?
ホンダはバッテリーステーションで対応するっぽいですけど。それっぽい特許を複数出願してるよ。gogoroみたいなやつ。
それから日本の4メーカーが電動バイクの交換式バッテリーの規格統一をやるってお話でしたので、バッテリーの進化待ちしなくても良さ気ですね。
2021年とか2022年には日本の各社が電動スクーター発売してそう。
んで、続報あるでよ。
2月21日:スズキが電動バイクの特許出願してるよ
”車体フレームの剛性を高めて操縦安定性を得ること。”
”シート前方に足置き空間が形成されたスクータ型二輪車のフレーム構造であって、足置き空間の下側で車両の前後方向に延びる一対のロアフレーム部材(13)と、足置き空間の後方でロアフレーム部材から立ち上がる一対のリヤフレーム部材(15)と、リヤフレーム部材の後方でロアフレーム部材から立ち上がる一対の支持フレーム部材(18)と、支軸を介してスイングアームが上下に揺動可能に連結される一対のピボットブラケット(31)と、を備え、ピボットブラケットがリヤフレーム部材及び支持フレーム部材に架け渡されたことを特徴とする。”
”設置空間の上側にはバッテリユニット51が設置され、設置空間の下側には電動パワーユニット52が設置されている。また、電動パワーユニット52の前方には、一対のロアフレーム部材の間にバッテリユニット51の直流電力を交流電力に変換するインバータユニット53が設置されている。”
あ、電動スクーターっすね。へー
これってパワーユニット52が車体側についてますね。となるとユニットスイング式じゃないのかな?
”本実施の形態では、ユニットスイング式の代わりに電動パワーユニット52を車体フレーム10側に搭載して、一対のロアフレーム部材13を後方に向かって長めに延出して、一対のリヤフレーム部材15の後方に一対の支持フレーム部材18を設置可能にしている。”
”そして、リヤフレーム部材15と支持フレーム部材18にピボットブラケット31を架け渡して、リヤフレーム部材15と支持フレーム部材18の剛性を高めている。また、この両持ちのピボットブラケット31にスイングアーム55を連結することでスイ
ングアーム55の支持剛性を確保して良好な操縦安定性を得ることが可能になっている。”
インホイールでも無いし、ユニットスイングでも無いです。
”スイングアーム55には、リヤスプロケット(不図示)及びチェーン(不図示)が格納されるチェーンカバー57が設けられており、リヤスプロケット及びチェーンを介して電動パワーユニット52の駆動力が後輪58に伝達される。”
しかもチェーン駆動。へーなんだか珍しいですね。
今回の特許のスクーターですけど、エンジン配置とか仕組み的にはTMAXと似てるのかな?
TMAXはベルト駆動ですが。
引用元:スズキ・チョイノリ - Wikipedia
→ツイッターでご指摘あったんすけど、チョイノリはエンジンがフレームについてるし、チェーン駆動です。へー知らんかった。
大体そんな感じです。
今回の特許の物が噂の2021年ぐらいに出る電動スクーターの可能性が結構高そうだなと個人的には思います。
結構しっかりと図が描かれていますし。とりあえずな図ではなさそう。
それからこのパワーユニットであればスクータータイプだけではなく、オートバイタイプの電動バイクにも載せられそうですし。特許見た感じ変速機構はなさそうですが。
実際にコレが市販モデルで使われるかは謎ですけど、なんだか本格的というか良さげですね。楽しみになってきたぞ。