2021年モデルの新型CBR600RRが正式に発表されました。
旧型モデルとスペックや装備の比較等してますので、気になる方はどうぞ。
- 8月21日:正式発表されたので書き直したよ。過去の情報はこちら。
- 8月10日:お値段修正
- 8月8日:SUGOで展示されてるよ。予約した方からご報告追記
- 2020年8月6日:見積もりとった方からの情報追記、一部修正
- 2020年8月6日:ティーザー公開→編集し直したよ
- 2020年7月23日:8月9日発表って情報あるよ。あと日本国内発売日。
- 2020年6月28日:発売日は12月~1月&EURO5適合の話もあるけども
- 2020年6月14日:次の新型でラストモデルみたい
- 2020年6月8日:9月から10月頃に発表
- 2020年5月2日:テスト車両が走行中&装備の情報等
- 2020年4月2日:それっぽい特許あったよ
- 2019年11月26日:2021年モデルって噂もある
- 7月7日:日本でも発売予定だけども…
- 4月6日:出力向上、外装変更ってお話あるよ
- 3月9日:現行ベースなのでマイナーチェンジっぽいです。一部パーツを試作するみたい。
- 3月3日:開発中なのは間違いなさげ。マイナーチェンジっぽい
- 2019年1月2日:記事書いたよ
2021年モデルの新型CBR600RRのリリース
Hondaは、高性能な水冷・4ストローク・DOHC・直列4気筒599ccエンジンを搭載し、最新の電子制御技術や空力性能技術を採用するなど、総合性能を高めたスーパースポーツモデル「CBR600RR」を、Honda Dreamより9月25日(金)に発売します。
Honda | スーパースポーツモデル「CBR600RR」を発売
FACTBOOKはこちら。詳しい情報気になる方はFACTBOOK見れば幸せになれるよ。
2021年モデルの新型CBR600RRのカラーラインアップ
グランプリレッド
現状1色のみです。あとあとカラー追加とか変更とかありますかね?その辺も謎です。
HRC | レースポテンシャルを大きく向上させた「CBR600RRレースベース車」を発売
ちなみにレースベース車のイメージ車両。黒も良いね。
2021年モデルの新型CBR600RRの価格
- 新型:146万円(税込:160万6,000円)
- 旧型(2013):123万6,000円
新型は税抜ですと22万4,000円の値上げです。
電子制御モリモリ&EURO4適合&アジア専売っぽいのですが、それでこのお値段はありがたいですね。
2021年モデルの新型CBR600RRの装備
車体・電装
- アシスト&スリッパークラッチ
- ウイングレット
- フルカラー液晶メーター
- LEDヘッドライト
- LEDウィンカー
- エマージェンシーストップシグナル
- HISS(イモビ的な)
- ユニットプロリンクサス(フルアジャスタブル)
- SHOWA BPF(フルアジャスタブル)
電子制御
- スロットルバイワイヤー
- BOSCH製5軸IMU
- ライディングモード
- パワーセレクター
- 9レベルトラコン
- ウィリーコントロール
- 3レベルエンジンブレーキコントロール
- 電子制御ステアリングダンパー
- コーナリングABS(SS用の奴。リアリフト制御とかある)
- 上下クイックシフター(オプション)
新型CBR600RRの主な装備は上記の通りです。詳しくは公式ページを見てね。
一度会った事ありますよね、僕ら。
CBR600RR Awaken the Race | Honda
なんだか見覚えのある目をしてるよ。綺麗な目だね。
こちらはCBR1000RR-R兄貴。
ヘッドライトユニットは同じですね。でも意外と印象違うね。不思議。
主要装備 | CBR600RR Awaken the Race | Honda
新型CBR600RRのメーターですけど…
こちらはCBR1000RR兄貴(RR-Rじゃないよ。SC77)のメーターです。同じメーターですね。表示は多少違いますが。
そういう感じでして、新型CBR600RRは兄貴達(リッターSS)から装備のお下がりもらってます。誇らしいね。
電子制御類も内容見る限りはCBR1000RR(SC77)系みたいです。IMUも5軸ですし。RR-Rは6軸だよ。
2021年モデルの新型CBR600RRのスペック
全長:2,030mm
全幅:685mm
全高:1,140mm
ホイールベース:1,375mm
シート高:820mm
重量:194kg
燃料タンク:18L
最低地上高:125mm
エンジン:DOHC水冷4気筒4バルブ
排気量:599cc
ボア×ストローク:67.0mm×42.5mm
圧縮比:12.2:1
ギア:6速
馬力:89kw(121PS)/14,000rpm
トルク:64Nm/11,500rpm
燃費:17.3km/L
排ガス規制:平成28年規制
フロントサスペンション:41mm倒立
トラベル:(旧型:120mm)
リアサスペンション:ユニットプロリンク
トラベル:(旧型:130mm)
キャスター:24°06'
トレール:100mm
フロントブレーキ:310mm/4POT
リアブレーキ:220mm/1POT
フロントタイヤ:120/70ZR17M/C(58W)
リアタイヤ:180/55ZR17M/C(73W)
軽くなってパワーアップしてるよ♥
せっかくですので旧型との数値の比較もやりますね。
ちなみに型式はPC40のままです。
2021年モデルの新型CBR600RRと旧型の装備の比較
新型/旧型
エンジン
- バルブ:変更
- 吸気系:変更
- バルブタイミング:変更
- スロットルボディー:変更
- 排気系:変更
- アシスト&スリッパークラッチ:有 / 無
車体
- フレーム:そのまま
- スイングアーム:新型
- ユニットプロリンク:そのまま
- ブレーキ類:そのまま
- フロントフォーク:そのまま(突き出し+15mm)
- リアサス:そのまま
- 電子制御ステアリングダンパー:有 / 有
電装等
- ヘッドライト:LED / ハロゲン
- ウィンカー:LED / バルブ
- テールランプ:そのままっぽい
- メーター:フルカラー / アナログ+デジタル
- HISS:有 / 有
電子制御類
- スロットル:ライドバイワイヤ / 普通のワイヤー
- IMU:有 / 無
- ライディングモード:有 / 無
- パワーセレクター:有 / 無
- トラコン:有 / 無
- ウィリーコントロール:有 / 無
- エンジンブレーキコントロール:有 / 無
- ABS:コーナリングABS / コンバインドABS
- クイッシフター:オプション / 無
シンプルなSSって感じでしたけど、新型は電子制御フル装備って感じです。その他装備含めて凄く新しくなりました。
リッターSS級の電子制御を装備したミドルSSってなんだか良いですね。意外となかった様な。
2021年モデルの新型CBR600RRと旧型のスペックの比較
エンジン(日本の旧型と比較)
- 馬力:89kw(121PS)/14,000rpm / 57kw(78PS)/12,000rpm
- トルク:64Nm/11,500rpm / 52Nm/10,000rpm
- 定地燃費:23.5km/L / 29.0km/L
- 排ガス規制:平成28年規制 / 確か平成19年規制
エンジン(ヨーロッパの旧型と比較)
- 馬力:89kw(121PS)/14,000rpm / 88kw(119.6PS)/13,500rpm
- トルク:64Nm/11,500rpm / 66Nm/11,250rpm
- WMTC燃費:17.3km/L / 20.0km/L
- 排ガス規制:EURO4相当 / EURO3
車体
- 全高:1,140mm / 1,115mm
- ホイールベース:1,375mm / 1,380mm
- 重量:194kg / 199kg /(EU:196kg)
- 最低地上高:125mm / 135mm
- キャスター:24°06' / 23°55'
- トレール:100mm / 98mm
ヨーロッパ最終と比べても軽くなって馬力が上がってます。排ガスきれいになったのにすごいねー
軽量化に関してはコンバインドABSじゃなくなった点が大きそう(10kgあるので)
2021年モデルの新型CBR600RRと旧型の見た目の比較
ななめ
よこ。クリックしたら動くよ
旧型と同じに見える部分
- フレーム
- 前後サス
- キャリパー
- ホイール
- エンジン(内部的な変更はある)
- テール
- シート
- リアフェンダー
- フロントフェンダー
- ステップ類
- レバー類
- テールランプ
旧型と違って見える部分
- スイングアーム
- タンクカバー
- サイドカウル
- アッパーカウル
- ミラー
- タイヤ
- サイレンサー
- ウィンカー
- ヘッドライト
- スイッチボックス
あとは装備とかその辺で書いてある通りですね。メーターとかね。
新型CBR600RRですが、ファイナルモデルっぽい
大体そんな感じです。
車体は大体旧型のままですが、中身に関しては大幅にモデルチェンジしました。
お金のかかる電子制御類やヘッドライト等に関しては既存のモデルと共有してコストダウンしてますね。おかげで価格もいい感じに落ち着きました。
おハンサム♥見た目に関しては角度によって見え方が大きく変わってくるタイプっぽいです。最近のNinja系もそんな感じよね。
CBR1000RR-Rもそれ系統っぽいです。現物見ましたけど大変良かったです。なのでCBR600RRも現物みたいですねぇ…
ちなみにCBR600RRですが、今回でファイナルモデルってお話があります。
HONDAのCBR600RRは新型で終わり。
次モデルは作らないとのこと。
マイチェンなども今後はしない方針で、これがファイナルだと思っていいと情報元が言っている。
あるとすればカラーチェンジぐらいだろう。
いつもの方の過去のコメントです。2020年6月12日
それに現時点でEURO5適合せず、東南アジアと日本でのみ販売っぽい(欧米では売らない)です。ちなみに今回のCBR600RRは主にインドネシア向けみたい。
その辺から考えるにまぁファイナルと見て間違いないと思います。確定じゃないけど。
日本だと継続生産車は2022年10月までですので、購入を検討している方は気をつけてね。マジのラストでしょうから。