モンキー125も発表されましたので、追記して比較したよ。
引用元:https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/z125pro/
https://www.kawasaki-cp.khi.co.jp/mcy/street/16_br125gh.html
http://www.honda.co.jp/GROM/
http://www.honda.co.uk/motorcycles/range/125cc/msx125-2013/overview.html
http://www.aphonda.co.th/2015/aphonda-product-hondanewmsx125.ashx
http://www.honda.co.jp/GROM/
http://www.aphonda.co.th/2015/aphonda-product-msx125-2016.ashx
Monkey125 | Honda
※5月6日:モンキー125を追加。ポジション比較やホイールベース等も追加。
※3月1日:全体的な文章の修正とZ125PROのニューカラーを追加しました。
モンキー125についてまとめてるページもありますので、気になる方はこちらでどうぞ。
スーパーカブC125についても情報載せてるよ。
Z125PROとグロム、モンキー125の価格
・Z125PRO:34万5,600円(レッド:35万3,160円)
・GROM:33万4,800円
・新型GROM:35万1,000円
・モンキー125:39万9,600円/43万2,000円【ABS】
モンキー125がちょっとお高めです。新型グロムと比べて4万8,600円高いよ。
Z125PROと比べると5万4,000円高です。
デザイン
Z125PROはかっこかわいい系、GROMやモンキー125はかわいい系、新型グロムはカッチョイイ系って感じでしょうか。
この辺は好みですね。個人的にはみんな好き。
各部デザイン
ヘッドライト
Z125PROはハロゲン、旧グロムはコンバインドプロジェクターヘッドライト、新型グロムとモンキー125はLEDヘッドライトです。
- Z125PRO:HS1(35W、直流)
- 旧グロム:HS1(35W、交流)
- 新グロム:LEDヘッドライト
- モンキー125:LEDヘッドライト
旧グロムは交流なので、HIDとかLEDバルブの選択肢が狭まるよ。
それからヘッドライトユニットというかレンズ?が特殊なタイプなので、更に選択肢が狭まるよ。(基本的に専用のHIDとかつけるべきっぽい)
テールランプ/ウィンカー
Z125PRO
GROM
新型GROM
モンキー125
テールランプはみなさんLED。ウィンカーについてはモンキー125のみLEDです。
Z125PROのテールランプは大型のZ800と同じ物です。光り方がZ!
メーター
Z125PRO:ギアポジションインジケーターあり
GROM
新型GROM
モンキー125:タコメーターなし
メーターはZ125PROがデジタル&アナログ、グロムは二人ともデジタルオンリー。NC750系メーターですね。(CRF250系も)
モンキー125は専用メーターですね。反転液晶のフルデジタル。
Z125PROはギアポジションインジケーターがついてますので便利。グロムやモンキー125にはついてないよ。
モンキー125はタコメーターも無いです。慣らし運転とかの時に地味に不便。
サイズ
- Z125PRO:1,700mm×750mm×1,005mm
- モンキー125:1,710mm×755mm×1,030mm
- 新型GROM:1,755mm×730mm×1,000mm
- GROM:1,760mm×755mm×1,010mm
全長、全幅、全高の順です。
Z125とモンキー125が一回りほど小さいようです。全長が6cmぐらい違う以外はほぼ大差なし。
ちなみに原付スクーターとぱっと見のサイズ感は大体一緒です。並べて確認しました。(個人の感想ですが)
ホイールベース
- モンキー125:1,155mm
- Z125PRO:1,175mm
- 新型GROM:1,200mm
- GROM:1,200mm
モンキー125ですけど、スイングアームとかサスとか、リア周辺がグロムと違いますので、ホイールベースも短くなってます。
直進安定性はグロムに劣りそうですが、小回りしやすそう。
シート高
- GROM:750mm
- 新型GROM:760mm
- モンキー125:775mm
- Z125PRO:780mm
こういうモデルは女子とか初心ライダーにも人気ですので、シート高は低い方が良いですよね。
Z125PROの780mmはちょっと優しくないですが、シート幅が狭いので数値以上に足つきは良いです。
おしりには厳しいシートのようですが。
股下787mmの管理人が乗った限り、グロムもZ125PROもモンキー125も足つきは良い(べた足)ですし、ポジションが窮屈って感じはそこまでは感じませんでした。
短時間の試乗なので、長時間は謎ですが…
車両重量
- Z125PRO:102kg
- GROM:102kg
- 新型GROM:104kg
- モンキー125:105kg【ABS:107kg】
みなさん超軽い。スーパーカブ50(96kg)より6~11kg重いぐらいです。
車体も小さいですし、取り回しは原付(一種)感覚で出来ると思います。
押し歩きとかも楽でしたよ。
タイヤサイズ
前 100/90-12 49J
GROM / 新型GROM
前 120/70-12 51L
モンキー125
前:120/80-12 65J
後:130/80-12 69J
グロムとモンキー125ですけど、タイヤサイズが違いますね。モンキーのほうがちょっと太い。
タイヤ自体のグレードも数値で見るとGROMの方が上のようですが、タイヤの質はZ125の方が上みたい。
旧GROMとモンキー125はタイのVee Rubberという馴染みの無いメーカー製ですが、Z125はお馴染みIRCです。
ちなみにグロムのビーラバーのタイヤは結構滑るってお話をよく見ますね。
※新型グロムですが、ビーラバーとIRCのどちらかがランダムでついているみたい。独禁法絡みかな?(初期ロットはそうでした。)
ブレーキ
Z125PRO
前:1POT 200mmシングルディスク
後:1POT 188mmシングルディスク
新旧GROM
前:2POT 220mmシングルディスク
後:1POT 190mmシングルディスク
モンキー125
前:2POT 220mmシングルディスク【1チャンネルABS】
後:1POT 190mmシングルディスク
NISSIN製キャリパーですね。ちなみにモンキー125のみABSモデルがあります。
GROMとモンキー125は2POTですし、ディスクの径も大きいので、制動力はスペック的にはGROMやモンキー125の方が上だと思います。
ちなみにZ125はカワサキでお馴染みのペータルディスク(花びらっぽい形)です。おしゃん。
そういえばグロムはリアのブレーキが効きにくいって話は聞きますね。デイトナの赤パッドに替えれば解決するみたい。
Z125PROはフロントが効きにくいとか。
引用元:A.P.Honda - Product - ผลิตภัณฑ์ "Power of fun project! - มาสนุกเปลี่ยนโลกกัน"
ちなみに海外ではグロムは既にABSモデルが居るよ。上記はタイモデル。ヨーロッパモデルもABSです。
日本ではグロムにはABSモデルがありませんが、モンキー125にはあるよ。
サスペンション
Z125PRO
前:30mm 倒立フォーク
後:モノショック プリロード(4段階)
GROMは
前:31mm 倒立フォーク
後:モノショック
モンキー125
前:31mm(恐らく) 倒立フォーク
後:ツインショック
フロントフォークは同じタイプですけど、GROMの方がちょっと太いぞ。
Z125PROは4段プリロードですが、グロムは調整機構がないみたい。モンキー125もなさげです。
ステップ
・Z125PRO
・GROM
新型GROM
モンキー125
Z125PROはバンクセンサー付です。モンキーも一応ついてる?
新旧GROMとモンキー125はゴム付きのステップ。
スポーティなZ125、街乗りなGROM、両方のモンキー125って感じですね。
エンジン等
Z125PRO
- 空冷4ストロークSOHC 2バルブ 横型エンジン
- 馬力:7.1kw(9.7PS)/8,000rpm
- トルク:9.6Nm/6,000rpm
- 4段リターン変速
新旧GROM
- 空冷4ストロークSOHC 2バルブ 横型エンジン
- 馬力:7.2kw(9.8ps)/7,000rpm
- トルク:11Nm/5,250rpm
- 4段リターン変速
モンキー125
- 空冷4ストロークSOHC 2バルブ 横型エンジン
- 馬力:6.9kw(9.4ps)/7,000rpm
- トルク:11Nm/5,250rpm
- 4段リターン変速
そっくりさん。グロムとZ125PROは最高速や加速はほぼ一緒でしょうか。
グロムの方が低回転で最高出力、最大トルクが出てますので、エンジンスペック的には加速良さそう。トルクもあるし。
モンキー125ですけど、グロム系エンジンながら、エンジンの見た目違いますし、セッティングも異なっています。低中速寄りになってるみたい。ホンダ本気…
変速比
Z125PROは
1速:3.000
2速:1.937
3速:1.350
4速:1.086
旧、新型GROM、モンキー125
1速:2.500
2速:1.550
3速:1.150
4速:0.923
変速比は値が小さいほど最高速重視、大きいほど加速重視って感じですかね。 (てきとう)
ですのでZ125は加速重視、GROMは最高速重視って感じです。変速比で見ればですけど。
燃費(WMTCモード値)
- 新型GROM:70.5km/L→67.1km/L
- モンキー125:67.1km/L
- GROM:67.6km/L
- Z125PRO:56.0km/L
GROMですが実燃費は55km/Lぐらいいくみたい。人によっては70km/L超えた人も居るとか。
Z125は実燃費45km/L~50km/Lとかそんなもんみたいです。
新型グロムはさらに燃費を伸ばしてきました。燃費モンスターです。→平成28年規制の影響で燃費が悪くなったよ。
燃料タンク
- Z125PRO:7.4L【ヒンジ】
- 新型GROM:5.7L【ヒンジ】
- モンキー125:5.6L【ヒンジ】
- GROM:5.5L【キュッポン】
タンク容量はZ125のが多いです。新型グロムより1.7L多いですね。この差はデカい。
ちなみに新型になってGROMのタンクキャップもZ125PROと同じくヒンジ式になったよ。
旧型グロムは取り外すタイプのタンクキャップです。キュッポン。
航続距離(燃費×タンク容量)
- Z125PRO:414.4km
- 新型GROM:382.47km
- モンキー125:375.76km
- GROM:371.8km
GROMやモンキー125の方が燃費は良いですけど、タンク容量の差でZ125の方が航続距離は長いですね。
どのモデルも航続距離が400㎞近いです。化け物。
ポジション
素人がてきとうに作った画像です。正確じゃないと思います。
重ねたバージョン。意外と皆さんポジション違いますね。
モンキー125が一番アップライトなポジションですね。まぁモンキーですし。
スポーティーなのはZ125PRO、新型グロムはスポーツより、旧型グロムはアップライト気味って感じ。
最高速
こちらの動画ですと、GROMが110km/h、Z125が109km/hとなっています。
馬力と変速比的に考えて、GROMの方が多少最高速は良いと思います。
…まぁぶっちゃけ誤差とか個体差程度の違いしかないと思われますが。
新型GROMも馬力やギア比などは変わってませんので、旧グロムと同じぐらいだと思うよ。
モンキー125は最高馬力が0.4PS低くなってますので、多少最高速が下がってるかも。コレも誤差ぐらいでしょうけど。
排気音
Z125の方がバサバサ感というか、ワイルドな感じですね。
GROMはちょっとこもっているというか、ポポポって感じ。
どの子もTHE小排気量空冷単気筒って音ですかね。
マフラー
・Z125PRO(約4kgらしい)
・GROM
・新型GROM(約5kgらしい)
モンキー125
マフラーですが、Z125はダウンタイプ、GROMはアップタイプです。新型GROMはダウンタイプになったよ。モンキー125はもちろんアップタイプです。
ちなみにZ125のマフラーのエキゾーストパイプはステンレス製です。錆び難い。
地味かもしれませんが、結構な長所だと思います。
シート
モンキー125
Z125PROとグロムはどちらもおしりがすぐ痛くなるシートだとか。
新型グロムちゃんは旧グロムちゃんより結構いい感じにはなってるみたい。
座り比べてみましたが、新型の方がおしりに優しそうな気がする…そこまで大きくはかわらないと思いますが。
モンキー125は乗車定員1人です!タンデム出来ないよ。それでもこの形を再現してくれたホンダに感謝。
座り心地は良さげでしたけど、長時間乗ってみないとわからないよね…
キャリア
Z125PRO
引用元:z125
なんと耐荷重5kgです。リアボックスも余裕でOKですね。
価格は税込14,040円。公式ページはこちら。
引用元:Z125 PRO リアキャリア【8月上旬発売予定】
エンデュランスさんの超強そうなリアキャリア。ごつーい。
タンデムステップと共締めなので、耐荷重は6kgと余裕があります。
税込15,984円。公式ページはこちら。
新型GROM
純正部品でリアキャリアがあります。耐荷重はいつも通りの3kgです。
税込11,340円。
公式ページはこちら。
キジマさんのクソデカキャリア。タンデムシート部分にも覆いかぶさってますね。いい…
純正ウィンカーだとキャリアと干渉しますので、多少その辺の対策が必要です。
3万7,800円。公式ページはこちら。
モンキー125
純正アクセサリーでリアキャリアがあるよ。他社もあとあと出してくるでしょうね。
カラーバリエーション
2016年モデルのZ125PRO
※追記:KRTエディションが途中で追加されたよ
KRTは1万円の値上がり。合計3色ですね。
2017年モデルのZ125PRO
メタリックカレッジグレー(通常色)
キャンディプラズマブルー×メタリックスパークブラック(スペシャルエディション)
KRTは継続です。SEとKRTは1万円高。
2018年モデルのZ125PRO
メタリックスパークブラック×パールミスティックグレー(34万5,600円)
キャンディパーシモンレッド×メタリックカーボングレー(35万3,160円)
旧グロム
マリゴールドイエロー
パールヒマラヤズホワイト
アステロイドブラックメタリック
旧型グロムちゃん最終型は3色。黄色可愛いよね。
新型グロム
2016年モデルの新型グロム
パールバレンタインレッド
レモンアイスイエロー
パールヒマラヤズホワイト
3色だぞ。緑がかった黄色が怪しくていいね。
2017年モデルの新型グロム
パールバレンタインレッド
パールヒマラヤズホワイト
マットアクシスグレーメタリック
2017年カラー、どれも素敵ですね。個人的にはホワイトが王子様っぽくて良いと思う。
モンキー125
2018年モデルのモンキー125
パールネビュラレッド
バナナイエロー
上記が日本カラーです。
こちらのパールシャイニングブラックはタイとヨーロッパにはいます。
引用元:2018 New Honda Monkey 125 - YouTube
ライトブルー(正式名称不明)は現在タイだけでしょうか。
PV
PVはこんな感じです。
グロムとZ125PROは現地タイのPVですのえ、なんだかお国柄を感じますね。
ちなみに新型GROMのPVはいっぱいあるので、全部見たい方はこちらでどうぞ。
インプレッション
Z125PRO
■管理人
・ミラーが見にくい。低いぞ。なかなかいい位置が見つからない。
・取り回しが楽。軽いし小さいし。
・モンキー(50cc)みたいな謎の不安感はない。軽いけど、ちょうどいい大きさなような。気軽に乗れそう。
・平均身長ぐらいだとそこまでポジションは窮屈じゃない。けどちょっと違和感あった。(足の収まりが悪い)
・前傾はちょうどいいぐらい。違和感ない。
・シートは意外と悪くなく、長時間(といっても1時間とちょっとぐらい)座ってもそこまで違和感はなかった。普通って感じ。
・腕に体重がかかるというかなんというか。手が痛くなった(乗り方が悪いせいかもですが)
・足つきは良好だけど、足を降ろすとちょうどステップがあって邪魔
・やっぱりタイヤが小さいし細い。道路が荒れてると結構影響受ける。
・振動が激しい。激しいというかうるさいので気になる。
・凄くスピード出てる感あるけど、実際40km/hだったり。振動や音の割にはスピードが出てない
・回すととにかくうるさい(ノイズ)ので、アクセル回したくなくなる。4速でも結構うるさい。
・エンストするのは難しい。発進が凄く楽。
・ギアはスコスコ入る。ガッコンもない。ニュートラルにも入れやすかった。
・排気音は結構迫力ある。いい感じの音。
・ブレーキはいまいちな感じ。制動力はそこまでよくない、普通。コントロール性(?)もいまいち。手の動きと効き具合がリンクしないというか。
・見た目が凄くかわいいしかっこいい。家の中に入れて眺めてたい。結構高級感あるような。
・125ccスクーターの代わりにはならないと思う。当たり前だけど快適性や利便性に差がある。
■たくみパパさんのインプレ
大人二人は、つらいであろうことは、私でなくてもわかりますよね。”
大体そんな感じでしょうか。
こういう12インチのかわいい125㏄が3車種も現行ラインアップにいるってありがたいよね…
性能的にはみなさんほぼ変わりありませんので、見た目とアフターパーツの量で決めれば良いような。
または試乗してのフィーリングですかね。
私の話ですが買うつもりでお店に行って、ちょうど試乗車があって試乗したら合わなかったので、買うのやめたって事ありますし。
ちなみに私は旧グロムを注文したのですが、欲しい色の新車が見つかりませんでしたので、断念しました。あの時在庫があれば私もグロム乗りだったのですが…
んで、そうこうしてたらモンキー125が出ちゃったぞ❤
すぐには買えませんが、たぶん買うと思います。買わないと後悔しそうですし。
ちなみにNMAXとPCXを比較した記事もあります。こちらです。ついでにどうぞ。