2026年モデルの新型Z900RSの日本国内モデルが発表されました。日本では普通の無印はいないけども。
2026年モデルのZ900RSのリリース
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新型「Z900RS SE」「Z900RS Black Ball Edition」「Z900RS CAFE」
2026年2月14日(土)に発売!
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Z900RSシリーズは、カワサキの歴史的名車「カワサキ900スーパー4」(通称:Z1)のDNAを受け継ぎ、クラシカルなスタイリングと現代の走行性能を高次元で融合させたレトロスポーツモデル。… pic.twitter.com/mcl3jrlV9c— カワサキモータースジャパン (@Kawasaki_JPN) December 19, 2025
公式ページこちら。
2025年モデルのZ900RSのカラーラインアップ
Z900RS SEのカラーラインアップ
【廃盤】メタリックフラットスパークブラック×メタリックマットカーボングレー
Z900RSのカラーラインアップ
【廃盤】キャンディトーンレッド
【廃盤】メタリックディアブロブラック×キャンディライムグリーン
Z900RS CAFEのカラーラインアップ
【廃盤】エボニー×キャンディライムグリーン
2026年モデルのZ900RSのカラーラインアップ
Z900RS SEのカラーラインアップ
【新色】メタリックスパークブラック
Z900RS Black Ball Editionのカラーラインアップ
【新色】エボニー
Z900RS CAFEのカラーラインアップ
【新色】エボニー
ついでに海外カラーというかグレード
キャンディトーンレッド
ヨーロッパでは無印のZ900RSが存在します。何故これ日本で売ってくれないだろう?来年から導入とかですかね?謎です。
2026年モデルのZ900RSのスペック
Z900RS Black Ball Editionのスペック
全長:2,100mm
全幅:815mm
全高:1,135mm
ホイールベース:1,465mm
シート高:810mm
重量:216kg
燃料タンク:17L
最低地上高:135mm
エンジン:DOHC水冷4気筒4バルブ
排気量:948cc
ボア×ストローク:73.4mm×56.0mm
圧縮比:11.8
ミッション:6速
馬力:85kW(116PS)/9,300rpm
トルク:98Nm/7,700rpm
燃費:20.5km/L
フロントサスペンション:41mm倒立
フロントトラベル:120mm
リアサスペンション:モノショック
リアトラベル:140mm
キャスター:25.0°
トレール:98mm
フロントブレーキ:300mm/4pot
リアブレーキ:250mm/1pot
フロントタイヤ:120/70ZR17
リアタイヤ:180/55ZR17
日本国内仕様はローシートローハンドルなのでヨーロッパ仕様とスペックが多少違うよ。
Z900RS SEのスペック
- シート高:820mm
- 重量:217kg
- 最低地上高:140mm
Z900RS CAFEのスペック
- 全高:1,190mm
- 全幅:845mm
- シート高:820mm
- 重量:218kg
2026年モデルのZ900RS Black Ball Editionの装備
Z900RSのエンジン
- Z900系エンジン:低中回転域でのコントロール性向上、高回転域のパワーアップ
- アシスト&スリッパークラッチ
- 排気系変更:伸びてる
- 恐らく吸気系変更
- ECUセッティング変更
- カムプロファイル変更:Z900がそうなので
新型Z900はカムプロファイルが変更されていますので、Z900RSに関しても同様でしょうね。同系エンジンなので。
Z900系エンジンですが、多少エンジンスペックが変更されています。Z900は124PS/9,500rpmです。トルクは同じ。吸排気系やECUのセッティングの違いかなと思います。
こちらブラックボールの排気系。部分的に耐熱ブラックになっています。グレードによってサイレンサーが違うよ。
以前はZ900RSとZ900でエンジンの仕様が結構違いましたが、新型では基本的に同じになりました。
Z900RSの電子制御
- スロットルバイワイヤ
- トラクションコントロール:2レベル/オフ
- ABS:コーナリング
- クイックシフター:上下
- クルーズコントロール
電子制御はZ900から変更されていますし、海外公式だとトラクションコントロールは3レベルとの記載でしたが、日本公式だと2レベルです。実際は2レベルだと思います。なんかすみません。
それからトラクションコントロールはコーナリングではなさそう。そういう記載がないので。基本的にはIMU装備してたらコーナリングトラコンな事が多いんですけどね。
クイックシフターは標準装備のようです。恐らくは日本国内仕様も。
Z900RSの車体
- トレリスフレーム
- フロントフォーク:伸/圧/プリロード
- リアサスペンション:伸/プリロード
- フロントキャリパー:ラジアルマウント4POT
- 新型シート
- ナローハンドル、ローシート(日本国内仕様)
KAWASAKIキャリパーはTOKICO製です。コメント欄で教えていただきました。
サスペンションは前後KYBです。
マスターはNISSINのラジアルマウントです。ブラックエディションはレバー類がブラックです。
ハンドルはブラックエディションは黒いよ。
日本国内仕様はハンドルが低く、幅狭になってます。人気モデルは至れり尽くせりですね。
シートも日本国内仕様はローシートです。新型シートです。
ウレタンが増えてると記載がありますので座り心地良くなってると思うよ。
ブラックエディションはブラックなチェーンです。いいね。
Z900RSの電子機器
- LED灯火器類
- アナログメーター
- スマートフォン連携
- ETC2.0(日本国内仕様)
灯火器類はそのままですね。
リアも変わらず。
メーターはクルーズコントロールのインジケーターが追加されてて、レッドゾーンが1,000rpm上がってます。
ハンドルスイッチ類が変更されました。
スマートフォン連携も採用されました。
Z900RS SE/Z900RS CAFEの装備
Z900RS SEの装備
- USB C電源:ハンドルについてるいつもの奴
- ドライブレコーダー(日本国内仕様):GPSタイプ
- ブレンボブレーキ類:ディスク、キャリパー、メッシュホース
- リアオーリンスS46:プリロード/伸
- エンジン一部外観
- サイドカバーのエンブレム
- バフ仕上げの排気系
ドライブレコーダーは日本国内仕様専用装備です。
ブレンボのブレーキ類です。
リアはオーリンズのS46です。プリロードアジャスターがやりやすいやつ。
SEのみサイレンサーとヒートガードがバフ仕上げになっています。
日本だとドライブレコーダーがついてます。ミツバサンコーワのGPSの奴。
USB C電源です。デカいけど丈夫そうだよね。
Z900RS CAFEの装備
- フロントカウル
- ローハンドル
- 専用シート
- ヘアライン仕上げのサイレンサー
なんとも言えない形してるフロントカウル。微妙に今っぽい形してるよね。
シリーズで唯一ハンドルの形が違います。
シートの形状も専用です。シングルっぽいよね。
ヘアライン仕上げのサイレンサーとヒートガードです。傷が目立ちにくくてい良いよね。
2026年モデルのZ900RSの価格
2026年モデルのZ900RS SEの価格
- 2025:170万5,000円
- 2026:183万7,000円
13万2,000円の値上げです。モデルチェンジ内容から考えると控えめな気がします。
2026年モデルのZ900RS Black Ball Editionの価格
- 2025(Z900RS):148万5,000円
- 2026(BB):152万9,000円
4万4,000円の値上げです。かなり控えめだと思います。頑張ってると思う。大変そう。
ライバルになるであろうCB1000Fが139万7,000円ですので、あんまり上げたくなかったんだと思う。
2026年モデルのZ900RS CAFEの価格
- 2025:151万8,000円
- 2026:154万円
2万2,000円の値上げです。たったの。すごい。
やっぱり競合車種があると価格がいい感じになるのでありがたいすね。
2026年モデルのZ900RSの発売日
- 2025:2024年8月8日発表、2024年9月1日発売
- 2026:2025年12月19日発表、2026年2月14日発売
1年と4ヶ月ぐらいです。結構長いよ。
ちなみにグリーンが追加色として2024年12月2日に発表されてます。
2026年モデルの新型Z900RSと旧型の比較・変更点まとめ
新旧Z900RSのスペックの比較
- 全幅:815mm / 865mm
- 全高:1,135mm / 1,150mm
- ホイールベース:1,465mm / 1,470mm
- シート高:810mm / 800mm
- 重量:216kg / 215kg
- 最低地上高:135mm / 130mm
- 圧縮比:11.8 / 10.8
- 馬力:85kW(116PS)/9,300rpm / 82kW(111PS)/8,500rpm
- トルク:98Nm/7,700rpm / 98Nm/6,500rpm
- 燃費:20.5km/L / 18.8km/L
- 排ガス規制:euro5+ / euro5
ハンドルとかシートが変わってるのでサイズとかが変更されていますね。
馬力は5PS上がって、燃費は1.7km/L良くなってます。いいね。
ホイールベースや最低地上高の違いはよくわかりませんね。サスセッティングが変更されているのでしょうか?
新旧Z900RSのギア比・変速比の比較
- 2.600 / 2.917
- 1.950 / 2.059
- 1.600 / 1.650
- 1.389 / 1.409
- 1.217 / 1.222
- 1.069 / 0.967
ギア比はすべて変更されています。
- 二次減速比:15/43 / 15/42
リアスプロケットも変更されていますね。
新旧Z900RSの電子制御の比較
- スロットル:電子制御 / 機械式
- ABS:コーナリング / 普通
- クイックシフター:上下 / 無し
- クルーズコントロール:あり / 無し
スロットルバイワイヤですが、ライディングモードがありません。
IMU装備してますが、トラクションコントロールはコーナリングじゃなさそう。なんだか結構不思議な感じですね。
新旧Z900RSの装備の比較
- メーター改訂
- スマートフォン連携:あり / 無し
- 排気系変更
- 恐らく吸気系変更
- カムプロファイル変更
- ECUセッティング変更
- 6軸IMU:あり / 無し
- シート変更
- ハンドル:ナローハンドル(シートに合わせてる) / 普通
- 鍵:防犯性高いやつ / 普通
- 恐らくサスペンションセッティング変更
- ドライブレコーダー(日本SE):あり / 無し
物理的な装備は大きな変更はないですね。
たぶん吸気も変わってると思う。
シートがいい感じになってる事と、ハンドルがローシートに合わせた低い奴になってますね。人気モデルはこういうのがあって良いね。
新旧Z900RSのデザインの比較
新旧Z900RSのデザインの比較
- ハンドルスイッチボックス変更
- 排気系変更
- シート変更
- ラジエーター変更
- タンクのグラフィック地味に変更
- リアアクスルシャフトにピンついてる
サスペンションのストロークは前後変更無いのですが、見た感じはセッティング変わってそう?どうなんでしょうね。
ほとんど見た目変わりませんが、ラジエーターの大きさと、サイレンサー部分の長さで判断できそう。
日本国内仕様と海外仕様の比較
- ローシート
- ナローハンドル
日本国内仕様のSEと黒玉はシートがローシートですが、ハンドルも上記の通りにナローになっています。
シートだけ低いとポジション変な感じになりますもんね。ハンドルをシートに合わせて低いもの用意してくれたんだと思います。
私は乗ってるバイクはあんこちょっと盛って、ちょっとアップなハンドルにしましたが、それでちょうど良くなりました。ハンドルとシートとステップの関係ってなんか難しいよね。
大体そんな感じです。
いい感じのモデルチェンジ内容ですし、価格も明らかに頑張ってくれてますけど、CB1000Fっていう避けられない奴が来ました。今後どうなるか楽しみですね。けんかだいすき。
Z900RSとCB1000Fのスペックや装備を比較してますので、気になる方はこちらでどうぞ。色々修正しておきますね。























































