R1300GSが正式発表されました。旧型のR1250GSとの比較等もしてます。
2024年モデルのR1300GSのリリース
公式ページこちら。ドイツ。
機能解説動画
ウォークアラウンド動画
2024年モデルのR1300GSのカラーラインアップ
R1300GS
ライト・ホワイト
R1300GS TROPHY
GSトロフィー(レーシング・ブルーメタリック/ホワイトメタリック)
こちらアクセサリー装着車
R1300GS TRIPLE BLACK
トリプルブラック
こちらもアクセサリー装着車
R1300GS OPTION719 TRAMUNTANA
Option 719 Tramuntana(アウレリウスグリーンメタリック)
パニアはオプションです。斜めの画像はアクセサリー装着車
2024年モデルのR1300GSの画像
新世代のGSって感じのデザインですね。今までは重戦車ってイメージでしたが、シュッとしましたね。
今までと比べると小さくて軽そうに見えます。
今までのGSっぽい形が好きって方には合わないかもしれませんが、シュッとしたアドベンチャーが好きって方には合いそう。
2024年モデルのR1300GSのスペック
全長:2,212mm
全幅:1,000mm
全高:1,406mm
ホイールベース:1,518mm
シート高:850mm
重量:237kg
燃料タンク:19L
最低地上高:mm
エンジン:DOHC空水冷ボクサーツイン
排気量:1,300cc
ボア×ストローク:106.5mm×73mm
圧縮比:13.3
ミッション:6速
馬力:107kW(145HP)/7,750rpm
トルク:149Nm/6,500rpm
燃費:20.8km/L
排ガス規制:euro5
0-100km/h:3.39秒
最高速:200km/h超
フロントサスペンション:テレレバー
フロントトラベル:190mm
リアサスペンション:パラレバー
リアトラベル:200mm
キャスター:°
トレール:112mm
フロントブレーキ:310mm/4pot
リアブレーキ:285mm/2pot
フロントタイヤ:120/70 R19
リアタイヤ:170/60 R17
2024年モデルのR1300GSの装備
2024年モデルのR1300GSのエンジン
- 新型ボクサーツインエンジン
- BMWシフトカム
エンジン排気量上がってたり、ギアボックスがエンジン下に配置されたり、カムシャフトの配置が変わってたりで、エンジンがコンパクトになったよ。
2024年モデルのR1300GSの電子制御
- ライディングモード:ECO/RAIN/ROAD/ENDURO
- DTC:ダイナミックトラクションコントロール)
- インテグラルABS Pro:コーナリングABS
- HSC:ヒルスタートコントロール
- DBC:ダイナミックブレーキコントロール
- DCC:ダイナミッククルーズコントロール
- MSR:エンジンドラッグトルクコントロール
ライディングモードの表。黒い部分はオプション。
2024年モデルのR1300GSの車体
- 12kgの軽量化
- シートメタルシェルメインフレーム:スチール製
- ダイキャストリアフレーム
- アルミニウム燃料タンク
- EVOテレレバー
- EVOパラレバー
the sheet metal shell main frame made of steel
フレームですが、アルミじゃなくてスチールの様です。リアフレームはアルミキャストだよ。
シートメタルシェルとありますので、プレスフレームって事でしょうか?
車体はサスペンション含め、完全新規ですね。
お顔がシュッとしました。シンプルできれいな流れですね。なんか未来的。
私はBMWのデザインに詳しくないので、この新しいデザインはBMWっぽさがあんまりないなーって感じました。BMWに詳しい人が見たらそうじゃないのかもしれません。
2024年モデルのR1300GSの電子機器
- 6.5インチフルカラー液晶メーター
- スマートフォン連携
- スマートフォン収納スペース:USB電源付、12V電源付
- LEDヘッドライト
- DRL/サイドライト
- ハンドガード内蔵LEDウィンカー
- キーレスライド
- グリップヒーター
- RDC:タイヤプレッシャーモニタリングシステム
- リチウムイオンバッテリー
メーターは変わってないかな。
オプションのスマートモニター的な奴。
ヘッドライトが新しくなりました。プロジェクターヘッドライトです。
X部分はDRL兼サイドライトですって。
全然違った顔になりましたが、こうやって見ると意外とGSっぽさも多少は感じる様な…
あ、そういえば旧型はヘッドライトの丸い部分は中にXがある意匠だったからか。なるほど。
ハンドガード内蔵LEDウィンカー
2024年モデルのR1300GSのオプション
ライディングアシスタント
- ACC:アクティブクルーズコントロール。アダプティブクルーズコントロールですね。
- FCW:フロントコリジョンワーニング。レーダーによる前方衝突警報。ブレーキ介入あり。
- SWW:レーンチェンジワーニング。レーダーによる左右の車線の監視。バックミラーに注意とか出るやつ
レーダー装備系ですね。ライディングアシスタントってオプションに3つまとめて入ってる。
電子制御系
- ドライビングモードプロ:追加のライディングモード
- DSA:電子制御サス(ダイナミックESAの発展形)
- アダプティブビークルハイトコントロール(DSAの追加オプション):車高自動調整
- スポーツサスペンション(DSAの追加オプション):前後トラベル+20mm
R1250GSのダイナミックESAはフロントは減衰力、リアは減衰力とプリロードの調整ですが、R1300GSのDSAは前後の減衰力とプリロードです。
電子機器系
- ヘッドライトPro:バンクに合わせてヘッドライトの照射範囲が変わる
- 追加LEDヘッドライト
- シートヒーター:メイン、パッセンジャー
- セントラルロッキングシステム
- インテリジェントエマージェンシーコール
車体系
- キャストホイール
- ハンドルバーライザー:最大で+30mm
- ハイシートやローシート等
こちらスポーツパッセンジャーシートだと思う。荷掛けフックみたいなのついてるのでここ荷物おけるよって事かな。それとも単純にシングルシートカウルなのかな。
2024年モデルのR1300GSの価格
2024年モデルのR1300GSの価格
- R1250GS:1万8,300ユーロ
- R1300GS:1万9,100ユーロ
1万9,100€です。約300万9,800円。800ユーロの値上げですね。
ちなみに日本の現行モデルは243万6,000円です。
ドイツではR1250GSの約1.04倍ですので、日本だと254万2,500円ぐらいでしょうか。
装備内容や国によって色々違ってくるので、実際には日本国内価格はもう少し高くなりそうな気がする。
2024年モデルのR1300GSの発売日
ドイツでは2023年11月4日発売です。日本ではまだアナウンスないよ。
新型R1300GSと旧型R1250GSのスペックの比較
1300GS/1250GS
R1300GSとR1250GSの車体のスペックの比較
- 全長:2,212mm / 2,207mm
- 全幅:1,000mm / 952.5mm
- 全高:1,406mm / 1,430mm
- ホイールベース:1,518mm / 1,514mm
- シート高:850mm / 850mm/870mm
- 重量:237kg / 249kg
- 燃料タンク:19L / 20L
- トレール:112mm / 100.6mm
- フロントブレーキ:310mm/4pot / 305mm/4pot
- リアブレーキ:285mm/2pot / 276mm/2pot
スペック上だと似た感じのサイズ感なんですが、画像で比較すると全然合わないんですよね。なんでだろう。
R1300GSとR1250GSのエンジンスペックの比較
- 排気量:1,300cc / 1,254cc
- ボア×ストローク:106.5mm×73mm / 102.5mm×76mm
- 圧縮比:13.3 / 12.5
- 馬力:107kW(145HP)/7,750rpm / 100kW(136HP)/7,750rpm
- トルク:149Nm/6,500rpm / 143Nm/6,250rpm
- 燃費:20.8km/L / 21.1km/L
- 0-100km/h:3.39秒 / 3.6秒
ボアが4mm拡大して、ストロークは3mm短くなってる。
馬力は7kW(9.5PS)上がり、トルクは6Nm上がってる。
R1300GSのパワーカーブこんな感じ。
R1250GSのパワーカーブ
新型R1300GSと旧型R1250GSの装備の比較
R1300GSとR1250GSの車体の比較
- エンジン変更
- 排気系変更
- メインフレーム:スチールプレス(?) / 鋼管
- リアフレーム:アルミ / 鋼管
- スイングアーム変更
- ホイール変更
- エンジンガード変更
- 前後サス変更
- ブレーキ類変更
- スクリーン変更
車体は全部変更ですね。
オールニューな車体に、エンジンは現行ベースで改良されているよ。
→エンジンもオールニューだそうです。失礼しました。
R1300GSとR1250GSの電子機器の比較
- ヘッドライト変更
- グリップヒーター:標準 / OP
- キーレスライド:標準 / OP
- RDC:標準 / OP
- リチウムイオンバッテリー:標準 / OP
- ハンドガード:標準 / OP
- タンク上収納スペース:あり / 無し
R1300GSとR1250GSの電子制御の比較
- ライディングモード:4 / 3
- インテグラルABS Pro:標準 / OP
- MSR:標準 / OP
- DCC:標準 / OP
- ライディングアシスト(レーダー系装備):OP / 無し
- 電子制御サス:F:減衰力、プリロード/R:減衰力、プリロード / F:減衰力/R:減衰力、プリロード
- アダプティブビークルハイトコントロール:OP / 無し
他にも変わってる部分あるかもしれません。こういうフラッグシップ系は装備が充実してるので把握するのが難しい。
新型R1300GSと旧型R1250GSのデザインの比較
比較したんだけど各種サイズとかシート高とかが全然合わない。なぜだろう…ごめん…
ちなみにサストラベルは新旧同じですので、最低地上高もそう大きくは変わりないと思うのですが、画像だと凄く変わってる。
新型の画像はローダウンサスとかなんかすかね?
こうやって見ると新型は今っぽくて、旧型は結構古い形に見えますね。なんか新型もかっこよく見えてきました。なんか洗練されているというかスマートな感じですね。
大体そんな感じです。
詳細は日本語公式ページがそろそろ公開されると思いますので、それで確認してくださいね。
ちなみにR1300GSアドベンチャーは未発表です。デザインは噂だとR1300GSと違うらしいよ。