XSR900GPが正式発表されました。なんか価格もいい感じです。日本でも人気出そう。
- 2023年10月23日:ティーザー公開
- 2023年10月24日:正式発表されました。
- 2023年10月25日:色々修正&追記
- 2023年10月25日:日本国内発売日が発表されたよ
- 2023年10月30日:写真撮ってきたよ
- 2023年11月2日:アンダーカウルの画像追記
- 2024年2月26日:日本国内価格、発売日、発表日等
- 2024年4月19日:正式発表されました
2024年モデルのXSR900 GPのリリース
ヤマハ発動機販売株式会社は、"クロスプレーン・コンセプト*¹"に基づく水冷・4ストローク・DOHC・直列3気筒888cm³エンジンをCFアルミダイキャストフレームに搭載し、1980年代のGPファクトリーマシン「YZR500」を彷彿させるスタイリングにまとめたスポーツヘリテージモデル「XSR900 GP」を5月20日に発売*²します。
「XSR900」からの追加装備・変更点は、1)80年代のGPファクトリーマシン「YZR500」をオマージュした新外装、2)セパレートハンドル採用とライディングポジションの見直し、3)車体剛性チューニング、4)専用開発の前後サスペンション、コントロール性を高めたブレーキホース、5)YRC(ヤマハライドコントロール)や第3世代クイックシフターなどのライディングアシストテクノロジー、6)スマホと"つながる"機能を備え、ナビ画面*³としても活用可能な5インチフルカラーTFTメーターやType-CのUSBソケット、操作性を向上させた新設計ハンドルスイッチ、新機能を搭載したフラッシャーなどの便利な機能です。
スポーツヘリテージモデル「XSR900 GP」新発売~1980年代のヤマハGPファクトリーマシン"YZR500"をオマージュ~ - ニュースリリース | ヤマハ発動機株式会社
海外公式PV
2024年モデルのXSR900 GPのカラーラインアップ
シルキーホワイト
パステルダークグレー
2024年モデルのXSR900 GPのカラーラインアップ(海外仕様)
レジェンドレッド
パワーグレー
海外仕様はシングルシートカウルが標準装備です。日本国内仕様は純正アクセサリー。
純正アクセサリー装着車のXSR900 GP
純正アクセサリーでフルカウルになれるよ
シートカウル XSR900GP | ヤマハ発動機グループ ワイズギア
純正アクセサリーでシングルシートカウルが用意されています。3万5,200円です。
アンダーカウルキット XSR900GP | ヤマハ発動機グループ ワイズギア
アンダーカウルは8万5,800円です。
合計12万1,000円ですが、純正クオリティと考えると結構お買い得感もあるような。私だったら買うかなー
フルカウルのXSR900 GP
こちら日本公式のお写真。
こちら海外公式ページのコンフィギュレーターでつけた図。
ハーフカウルだとTRX850っぽくていい感じですが、フルカウルだとやっぱりなんか落ち着くというかしっくりくるね。
最新モデルでこういうなんか優しい形のフルカウルバイクが出るってのがとても嬉しい。とても欲しい。
外装セットもあるよ
外装フルセットも用意されています。ホワイト/レッド
ホワイト/ディープブルーの2色です。
XSR900GP 外装セット | ヤマハ発動機グループ ワイズギア
カウル類全部セットで33万円でして、予約受付期間は2024年5月10日まで。1ヶ月もないよ。
こちら写真撮ってますので、予約受け付期間までにはブログに載せます。
2024年モデルのXSR900 GPの画像
ちなみに海外で先にプロトタイプが発表されていたのですが、ほぼそのままの形で市販されています。プロトタイプと市販モデルのギャップが個人的には全くない。
ぱっと見昔のバイクに見えますが、装備は最新で電子制御は盛々系です。角目ヘッドライトと丸っこい形と太いテールがいいね。
昔っぽい形してますが、今っぽさもある形やバランスですので、おじさんにも若者にも合いそう。私は好きです。
写真撮ってる
ジャパンモビリティショーで写真撮ってきましたので、気になる方はこちらでどうぞ。
こっちもジャパンモビリティショーで撮った写真です。詳しくはこちら。
東京モーターサイクルショーでもシルキーホワイトとワイズギア外装セットの写真沢山撮ってますので、時間がある時にでもブログに載せますね。
2024年モデルのXSR900 GPのスペック
全長:2,160mm
全幅:690mm
全高:1,180mm
ホイールベース:1,500mm
シート高:835mm
重量:200kg
燃料タンク:14L
最低地上高:145mm
エンジン:DOHC水冷3気筒4バルブ
排気量:888cc
ボア×ストローク:78.0mm×62.1mm
圧縮比:11.5
ミッション:6速
馬力:88kW(120PS)/10,000rpm
トルク:93Nm/7,000rpm
燃費:21.1km/L
フロントサスペンション:倒立
フロントトラベル:130mm
リアサスペンション:モノショック
リアトラベル:131mm
キャスター:25°20'
トレール:110mm
フロントブレーキ:298mm/4POT
リアブレーキ:245mm/1POT
フロントタイヤ:120/70ZR17M/C (58W)
リアタイヤ:180/55ZR17M/C (73W)
海外仕様だと全幅810mmなんですが、日本国内仕様は690mmです。ミラー含むか含まないかかな?
2024年モデルのXSR900 GPの装備
エンジン
- CP3
- アシスト&スリッパークラッチ
- EURO5+適合
- エアクリーナーボックス改訂
EURO5+適合してるからか排気系にセンサーが追加されてるよ。日本国内仕様も多分EURO5+相当なのでは?
電子制御
- ライディングモード:SPORT/STREET/RAIN/CUSTOM
- 6軸IMU
- コーナリングABS
- コーナリングトラコン
- スライドコントロール
- フロントリフトコントロール
- 上下クイックシフター:第3世代
- クルーズコントロール
電子制御は基本的にXSR900と同じです。クイックシフターは第3世代になってるけども。
車体
- フレーム改訂
- アルミ製ステムシャフト
- リアフレーム改訂
- クリップオンハンドル
- ラバー装着ステップ
- 新規シート
- 別体式ナックルガード:アッパーカウルについてる三角
ステムがアルミ製になってるそうです。ステップはXSR900とは別物です。
セパレートハンドルです。わーカウルのステーがなんかいいね。ナウなヤングにバカウケしそう。
シートは新規です。
1980年代風のスタイルなんですって。この別体のナックルガードがレトロ感あっていいね。
おでこのはポジションランプだと思う。
足回り
- KYB製フルアジャスタブル前後サスペンション:圧側は低速と高速のセッティング可能
- 2段階で位置調整可能なステップ
- スピンフォージドホイール
- ブリヂストン Battlax Hypersport S23
- ブレーキホース変更
- 位置調整可能なクラッチレバー
よく見たらフロントフォークも別物です。MT-09SPのものと同じかな?
リアサスペンションもXSR900とは別物です。
XSR900とXSR900GPのサスの違い。あら、全然別物ですね。
ステップ類やペダル類も新規のものです。
ブレーキレバーもクラッチレバーも調整可能な物です。無段階のやつすね。いいな。
これレバー調整無段階じゃないやつだよ
一定毎にクリックのタイプじゃない?
ヤマハ純正ブレンボ のレバー毎回これじゃないかな
まあ6段調整とかじゃなく12段とか細かく出来るやつだけれど
2024年4月19日のコメントです。ありがとうございます。
電子機器
- LEDヘッドライト:2灯に見える。上についてるのはポジションっぽい。
- 5インチフルカラー液晶メーター:メーター表示は4パターン
- スマートフォン連携:ナビ対応
- USB電源:Type-C
- 新型ハンドルスイッチボックス
- ウィンカー:軽く押すと3回点滅、ちゃんと押すと普通に点滅するが、15秒経過&150m以上走行で自動で消える
- エマージェンシストップシグナル
メーターはでっかくなりました。新規メーターかな?
プロジェクターヘッドライトの2灯ですね。片目点灯っすね。
2024年モデルのXSR900 GPの価格
2024年モデルのXSR900 GPの価格
- XSR900:125万4,000円
- XSR900 GP:143万円
差額は17万6,000円です。
思った以上に変更点が多いので17万6,000円の価格差だとお買い得に感じますね。ただのガワついたモデルじゃありませんので。
ちなみにフルカウル(シートカウルとアンダーカウル)になると更に12万1,000円のプラスです。そうなると差額は29万7,000円になるよ。
2024年モデルのXSR900 GPの販売計画台数
- XSR900:1,300台
- XSR900 GP:1,000台
あら、意外と販売計画台数が少ないよ。
日本人うけ良さそうなのでもっと多いかと思った。
XSR900 GPとXSR900のスペック比較・変更点まとめ
XSR900GP/XSR900
- 全長:2,160mm / 2,155mm
- 全幅:690mm / 790mm
- 全高:1,180mm / 1,155mm
- ホイールベース:1,500mm / 1,495mm
- シート高:835mm / 810mm
- 重量:200kg / 193kg
- 最低地上高:145mm / 140mm
- 燃費:21.1km/L / 20.4km/L
- リアトラベル:131mm / 137mm
- キャスター:25°20' / 25°
- トレール:110mm / 108mm
EURO5+適合していますけど、エンジンスペックは変更ありません。
XSR900 GPとXSR900の装備の比較・変更点まとめ
XSR900 GPとXSR900の吸排気の比較
- エアクリーナーボックス変更
XSR900 GPとXSR900の車体の比較
- フレーム
- リアフレーム
- ハンドル:セパハン / バーハン
- シート
- シート下カウル
- タンクカバー(前部分)
XSR900 GPとXSR900の足回りの比較
- ステムシャフト:アルミ / スチール
- フロントフォーク
- リアサスペンション
- フロント圧側減衰:高速5.5回転/低速18段 / 低速18段
- フロント伸側減衰:26段 / 11段
- リアプリロード:油圧24段 / カム7段
- リア圧側減衰:高速5.5回転/低速18段 / なし
- タイヤ:S23 / S22
- ブレーキホース
- ステップ:ラバー / 金属
- ヒールプレート
- チェンジペダル
- ブレーキペダル
XSR900 GPとXSR900の電子制御の比較
- クイックシフター:第3世代 / 第2世代
XSR900 GPとXSR900の電子機器の比較
- メーター:5インチ / 3.5インチ
- スマートフォン連携:あり / 無し
- ヘッドライト:角目 / 丸目
- USB電源:Type-C / 無し
- ハンドルスイッチボックス
- ウィンカーオートキャンセル:あり / なし
- ウィンカー2段階の奴:あり / なし
- エマージェンシーストップシグナル:あり / なし
XSR900 GPとXSR900のデザインの比較
XSR900 GPとXSR900のデザインの比較(海外仕様)
なんか思った以上に変更点多いですね。
斜めバージョンも追記したよ。
XSR900 GPとXSR900のデザインの比較(日本仕様)
どっちもいいな…XSR900系いいよね。うん。
XSR900 GPとXSR900の同じ部分
- タンク(タンクカバーは前部部は変更されてる)
- フロントフェンダー
- ホイール
- スイングアーム
- ブレーキ類(ホースは違う)
- リアフェンダー
- リアインナーフェンダー
- エンジン
大体こんな感じですかね?フレームすら違うよ。
大体そんな感じです。
デザインはもちろんですが、装備とかいい感じですし、価格もなんかお買い得感ある。いい感じなのでは?人気出そう。
私この形好きなので写真沢山撮ってます。時間あるときにでもブログに載せますね。かっこいいのでかっこよさを共有したいし。