新型NIKEN GTが正式発表されました。新型MT-09系ベースで、色々変わってるよ。
2023年モデルの新型NIKEN GTのリリース
公式ページこちら。イギリス。
2023年モデルの新型NIKEN GTのカラーラインアップ
ヤマハブラック
現状1色のみです。それから無印のNIKENがいない。あとから出てくる可能性もあるけど、現行がGTだけになってましたので、新型もGTだけかも。
2023年モデルの新型NIKEN GTの画像
見た目変わった様な変わってないような…なんとなく違う事はわかるけど、どこだろう。その辺は下の方で詳しく書くね。
今日の夢に出てきたのでなんか妙に今興味湧いてる。単純に新型MT-09系が気になりますし、3輪っていう新しい物なので興味がある。あと単純にこういう見た目が中々ないですし。強そうでいいよね。
なんかすごく好きな写真。ロックマンXっぽい何かを感じる。ロケーションがアーマー・アルマージのステージの後半っぽいのかな?
2023年モデルの新型NIKEN GTのスペック
全長:2,150mm
全幅:875mm
全高:1,395mm~1,430mm
ホイールベース:1,510mm
シート高:825mm
重量:270kg
燃料タンク:18L
最低地上高:150mm
エンジン:DOHC水冷3気筒4バルブ
排気量:890cc
ボア×ストローク:78.0mm×62.1mm
圧縮比:11.5
ミッション:6速
馬力:84.5kW(114.9PS)/10,000rpm
トルク:90.7Nm/7,000rpm
燃費:17.2km/L
排ガス規制:euro5
フロントサスペンション:倒立
フロントトラベル:100mm
リアサスペンション:モノショック
リアトラベル:125mm
キャスター:20°
トレール:74mm
トレッド:410mm
フロントブレーキ:298mm
リアブレーキ:282mm
フロントタイヤ:120/70R15M/C 56V
リアタイヤ:190/55R17M/C 75V
2023年モデルの新型NIKEN GTの装備
車体
- メインフレーム改訂
- リアサスペンション改訂
- リアリンクのレバー比変更
- スクリーン:70mmの高さ調整可能
- 新型シート:太もも内側部分のクッションの厚さが異なり、脚付きが良くなった
- 新型リアパニアステー:30Lのハードパニア。左右どちらもフルフェイス入る。
現行と似た感じですが、フレームも変更されたそうです。
リアサス改訂。リアリンクのレバー比も変更されている。
スクリーンの高さ調整ができるようになりました。
シートも形状が変わっています。脚付き良くなったらしい。
サイドパニアが30Lのハードケースになりました。現行は25Lのソフトケースです。
エンジン
- MT-09系エンジン:MT-09等と較べてクランクシャフト重量増。低回転でのパワーとより強いエンジンブレーキ
- アシスト&スリッパークラッチ
MT-09エンジンですが、クランクシャフトがNIKENは別物だそうで。
アシスト&スリッパークラッチは旧型もそうだよ。
電子制御
- スロットルバイワイヤ
- トラコン改良
- エンジンモード:3モード
- クルーズコントロール
- 上下クイックシフター
この辺は現行にもある装備ですが、改訂されているようです。ちなみに現行はアップのみのクイックシフターでした。
見た感じはIMUは搭載されていませんし、ブレーキコントロール等のMT-09には採用されている電子制御が一部ありません。
電子機器
- 7インチフルカラー液晶メーター:3パターンのメーター表示
- USB TYPE-A電源:メーター下
- スマートフォン連携:Garmin Navigationによるナビ対応
めちゃくちゃでかいメーター
フルサイズのナビ対応です。簡易のやつじゃない。
2023年モデルの新型NIKEN GTと旧型のスペックの比較
新型/旧型
車体スペック
- 全幅:875mm / 885mm
- 全高:1,395mm~1,430mm / 1,250mm
- シート高:825mm / 820mm
- 重量:270kg / 267kg
高さの違いは謎です。旧型のスペックが間違ってるのか、普通にNIKEN(スクリーンが低い)のスペックが載ってたのか。
エンジンスペック
- 排気量:890cc / 847cc
- ボア×ストローク:78.0mm×62.1mm / 78.0mm×59.1mm
- 馬力:84.5kW(114.9PS)/10,000rpm / 84.6kW(115.0PS)/10,000rpm
- トルク:90.7Nm/7,000rpm / 87.5Nm/8,500rpm
低回転重視になってるので、馬力は下がってますが、トルクは上がってる。あと回転数が下がってる。
- 馬力:87.5kw(119.0PS)/10,000rpm
- トルク:93Nm/7,000rpm
ちなみにこちらはMT-09のエンジンスペックです。回転数は同じですが、馬力もトルクもMT-09の方が高い。
2023年モデルの新型NIKEN GTと旧型の装備の比較
車体
- メインフレーム変更
- リアサスペンション変更
- リアリンクのレバー比変更
- スクリーン:高さ調整可能 / 不可
- シート変更
- リアパニア:ハード30L / ソフト25L
- センタースタンド追加
エンジン
- 新型エンジン
電子制御
- スロットル:電子制御 / ワイヤー
- クイックシフター:上下 / 上
電子機器
- メーター:7インチフルカラー / モノクロ
- スマートフォン連携:ナビ可能 / 無し
- メーター下電源:USB A / 12V電源
2023年モデルの新型NIKEN GTと旧型の見た目の比較
- スクリーン変更
- シート変更
- 排気系変更
- メインフレーム変更
- エンジン変更
- パニア変更
- パニアステー変更:タンデムステップへのステーがごつくなってる
- テールカウル変更
- エキパイ(チャンバー)ガード変更
メインの部分のカウル類が変更されていません。テールカウルは変わってるけど。なのでなんか変わってるけどそんなに変わってないって印象受けたんですね。なるほど。
メインフレームは似た感じですが、形が変更されています。エンジンマウント位置が変更になったのかな?
排気系はなんだか妙にかっこよくなってます。いいね。
- メーター変更
- スクリーン機構変更
- ハンドルスイッチボックス変更
- リアウィンカー変更
- センタースタンド追加
ぱっと見はそんなに違いがわかりませんが、地味に変更点が多いです。
大体そんな感じです。
現状公式ページを見る限りは、新型MT-09系とは違ってIMUは採用されていませんし、スライドコントロールやブレーキコントロール、リフトコントロール等も採用されていません。
電子制御が控えめタイプです。やっぱり前二輪なのでその辺難しんでしょうか。