2022年モデルの新型TMAX(日本だとTMAX560)が発表されました。結構な値上げです。
- 2022年6月2日:日本で発表されました
- 2021年11月16日:ヨーロッパで発表されました
2022年モデルの新型TMAX560のリリース
ヤマハ発動機株式会社は、オートマチックスポーツ「TMAX560 TECH MAX ABS」および「TMAX560 ABS」をモデルチェンジし、2022年7月7日に発売します。
2022年モデルの「TMAX」は、“Maximize the Moment”をコンセプトに開発しました。新たな特徴は、1)軽量“SPINFORGED WHEEL(スピンフォージドホイール)”、新タイヤ、Accelerator Position Sensor Gripの採用などによる、スポーツ性のさらなる向上、2)走行性能に調和させた新ライディングポジション、3)当社初の電動タンクキャップなど、エルゴノミクスに配慮した新しい機能・装備、4)スマートフォンとの接続で、ツーリングの楽しさを拡張する7インチ高輝度TFTメーター、5)「TMAX」らしいスポーティさを受け継ぎながら一回りコンパクトになったオールニューのスタイリングなどです。
海外公式PV
2022年モデルのTMAX560のカラーラインアップ
TMAX
レディッシュイエローカクテル1
TMAX TECH MAX
マットダークブルーイッシュグレーメタリック4
パステルダークグレー
ついでにヨーロッパのTMAX560のカラーラインアップ
TMAX
エクストリームイエロー
【日本にいない】アイコンブルー
【日本にいない】ソードグレー
TMAX TECH MAX
ダークペトロール
パワーグレー
普通のTMAXのアイコンブルートソードグレーが日本には入ってきてないよ。
2022年モデルの新型TMAX560の画像
お姿(TECH MAX)
顔こわい。無機質というか意思の疎通が出来ないタイプのロボですね。うーん、やっぱり怖い顔してますね。見てて不安になる。
TMAXのお写真
あー不安になる理由がわかりました。顔がスズメバチに似てるんだと思います。黄色だとよりススメバチに似てるね。身の危険を感じる顔って事ですね。アグレッシブなデザインってコト?
TMAX TECH MAXのお写真
最初に見た時はより若々しく、未来的なデザインに見えてたんスけど…なんか昔のTMAXに似てるような。
2022年モデルの新型TMAX560のスペック
全長:2,195mm
全幅:780mm
全高:1,415mm~1,470mm
ホイールベース:1,575mm
シート高:800mm
重量:218kg
燃料タンク:15L
最低地上高:135mm
エンジン:DOHC水冷2気筒4バルブ
排気量:561cc
ボア×ストローク:70.0mm×73.0mm
圧縮比:10.9
馬力:35kw(48PS)/7,500rpm
トルク:56Nm/5,250rpm
燃費:22.1km/L
排ガス規制:平成32年規制
フロントサスペンション:41mm倒立
フロントトラベル:120mm
リアサスペンション:リンク式モノショック
リアトラベル:117mm
フロントブレーキ:267mm/4POT
リアブレーキ:282mm/1POT
フロントタイヤ:120/70R15M/C 56H
リアタイヤ:160/60R15M/C 67H
全高の~以降に関しては海外仕様の値です。日本の公式に載ってないので。
TMAX TECH MAXのスペック
- 全高:1,415mm~1,525mm
- 車両重量:220kg
Tech MAXは全高と車両重量が無印MAXと違うよ。
2022年モデルの新型TMAX560の装備
車体の装備
- アルミツインスパーフレーム
- サスペンションセッティング変更
- スピンフォージドホイール
- 鍛造アルミニウムハンドルバー:多少前傾なポジションになった
- シート:長くなった。バックレストは前後30mm調整可能
- フロアボード拡張
- 照明付きメットイン:フルフェイスヘルメット収納可
車体は現行ベースですね。ホイールやサスペンションセッティングは新しくなってます。
メットインは現行と似てはいますが、照明の位置が変わってる。なので多少の形状変更はありそう。
電子機器
- 7インチフルカラー液晶メーター:ナビゲーション対応(有料アプリのGarmin Motorize)
- スマートフォン連携
- 新型LEDヘッドライト:プロジェクタータイプ
- 新型スマートキー
- センタースタンドロック:盗難防止のための機能
- 電動タンクキャップ
フルカラー液晶メーターです。7インチ。かなりでかい方です。
ナビゲーションに対応していますが、GarminNavigationは有料です。
プロジェクタータイプなので無機質な印象がより増してますね。スズメバチ見た時の忌避感がある。
車体側のスマートキーのスイッチは変更されてますが、鍵自体は現行と同じですね。
電子制御
- スロットルバイワイヤ
- D-MODE:ライディングモード
- トラクションコントロール
この辺は現行と同じです。
TMAX TECH MAXの装備
- 電動スクリーン
- グリップヒーター
- シートヒーター
- クルーズコントロール
- アジャスタブルリアサスペンション:たぶんプリロード、伸側
- バックライト付ハンドルスイッチ
- エンジンワンプッシュスタート
現行と同じくTech MAXは電動スクリーンです。
シートヒーターに関してもそう。
無印にはないクルーズコントロールのボタンが追加されてる。
2022年モデルの新型TMAX560の価格
- 2021:税抜116万円(TECH MAX:税抜129万円)
- 2022:税抜124万円(TECH MAX:税抜141万円)
税抜8万円の値上げです。TECH MAXは税抜12万円の値上げです。結構な大幅値上げですね。
2022年モデルの新型TMAX560と旧型のスペックの比較
新型/旧型
- 全長:2,195mm / 2,200mm
- 全幅:780mm / 765mm
- 全高:1,415mm~1,470mm / 1,420mm~1,555mm
- 最低地上高:135mm / 125mm
エンジンスペックや重量等は現行と同じです。
2022年モデルの新型TMAX560と旧型の装備の比較
- メーター:7インチフルカラー / アナログ+デジタル
- スマートフォン連携:ナビOK / 無理
- ホイール:スピンフォージド / ふつう
- サスペンションセッティング変更
- ハンドル変更
- 灯火器類変更
- シート変更
- タイヤ変更
- スマートキー変更
- タンクキャップ:電動 / 普通
- エンジンワンプッシュスタート:ある(TECH MAX) / なし
主な変更点はフルカラー液晶メーターですね。まってたって方多そう。
2022年モデルの新型TMAX560と旧型の見た目の比較
変わった部分
- 灯火器類
- 外装全部
- リアフェンダー
- シート
- リアアクスル
- マフラーステー
- スクリーン
- ハンドル類
同じ部分
- ミラー本体
- 足回り(サスセッティングは変更)
- 排気系
- エンジン
- センタースタンド
- タンデムステップ
TMAXは大人の上質スクーターってイメージでしたけど、新型は一新されました。これ多分ですけど3代目に寄せてると思う。
過去MAXに似てるような
こちら2012年モデルのTMAXです。なんとなく似てない?
こちらは2008年モデル。形は同じだよ。TMAXは代々イエローがいるよね。
5代目にも似てるような。
大体そんな感じです。
めずらしく日本にもイエローが入ってきました。スズメバチみたいでいいね。
スマートフォン連携に関しても採用されましたし、Garminの有料アプリが日本でも採用されました。めでたい。