2021年モデルの新型GSX-S1000が正式発表されましたので、色々まとめたり、新旧比較とかしました。
- 2021年4月26日:正式に発表されました。
- 2021年4月25日:装備など判明
- 2021年4月24日:お姿判明
- 2021年4月5日:ティーザー公開
2021年モデルの新型GSX-S1000のリリース
お披露目の時の動画。
公式PV。公式ページこちら。イギリス。
2021年モデルの新型GSX-S1000のカラーラインアップ
メタリックトリトンブルー
グラスマットメカニカルグレー
グラススパークルブラック
…グラスマットメカニカルグレーえらくかっこいいですね。形に合ってる色に感じる。メカメカしくて良い。(名前にメカニカルって入ってる…)
なんだか兵器っぽいカラーリングで良いですね。すげー好き。
2021年モデルの新型GSX-S1000のスペック
全長:2,115mm
全幅:810mm
全高:1,080mm
ホイールベース:1,460mm
シート高:810mm
重量:214kg
燃料タンク:19.0L
最低地上高:140mm
エンジン:DOHC水冷4気筒4バルブ
排気量:999cc
ボア×ストローク:73.4mm×59.0mm
圧縮比:12.2:1
ギア:6速
馬力:(152PS)/11,000rpm
トルク:106Nm/9,250rpm
燃費:約16.4km/L
フロントサスペンション:43mm倒立(フルアジャスタブル)
トラベル:120mm
リアサスペンション:モノショック(伸/プリロード)
トラベル:130mm
キャスター:25°
トレール:100mm
フロントブレーキ:310mm/4POT
リアブレーキ:250mm
フロントタイヤ:120/70ZR17M/C (58W)
リアタイヤ:190/50ZR17M/C (73W)
馬力は上がって、トルクは下がりました。その他詳しくは下の方で新旧比較してるよ。
2021年モデルの新型GSX-S1000の画像
お姿
現行モデルはTHEスズキ感のあるデザインでしたが、新型は急にヨーロッパ風なデザインになりました。ぬるぬるからカクカクになったよ。
お写真
ストリートファイターらしいデザインでかっこいいですね。若者に人気が出そう。
大体どの角度からみてもかっこよさげですし写真写りも良いので、ストリートファイター系としては素直にかっこいい系に見えます。
2021年モデルの新型GSX-S1000の装備
エンジンまわり
- 給排気カムのプロファイル改訂
- 新型エアクリーナーボックス
- 新型マフラー
- EURO5適合
- アシスト&スリッパークラッチ(SCAS)
車体
- 新型19Lタンク(旧型は17Lだよ)
- LEDヘッドライト
- LEDテールランプ:新型です
- LEDウィンカー
- 新型メーター
- KYBサス:セッティング変更
- ブレンボキャリパー
- 新型テーパーハンドルバー:23mm幅広になって、20mm近くなった
電子制御
- スロットルバイワイヤ
- 上下クイックシフター
- トラクションコントロール:5レベル&オフ
- ライディングモード:3レベル
- ローRPMアシスト
- スズキイージースタート
エンジン、給排気系改良、電子制御追加、LED灯火機類、外装等変更って感じですね。
パワーグラフ
パワーグラフはどちらもなめらかになってますね。馬力は2PS上がりました。えらい。
トルクは数値的には2Nm下がりましたけど、乗りやすそうなグラフになってますね。
スロットルバイワイヤのおかげでしょうか。すごいね。
車体
恐らくは現行と同じです。
サスペンション
KYBサスです。見た感じ現行と同じですが、セッティングが変わっている。
ブレンボキャリパー
ネジ以外現行と変わりなく見える。
LEDヘッドライト
旧型は優しい目をしていましたが、新型は意思の疎通が難しいタイプになりました。片言でしゃべりそう。
おでことかタンク下、ラジエターシュラウドの迷彩模様がなんだか良いですね。ミリタリー感増してる。
新型テールランプ
ウィンカーは恐らくは新規のものっぽいです。見たことない。
テールランプも新型だそうです。現行と形はにてるね。
中身とかレンズが違うんですかね。
新型メーター
KATANAと大体同じです。
上下クイックシフター
ライドバイワイヤなのでもちろん上下です。いぇい。
アシスト&スリッパークラッチ
現行モデルはスリッパークラッチでしたが、新型はアシスト&スリッパークラッチです。
というかアシストのないスリッパークラッチって存在したんですね。知らんかった…
排気系
2連触媒ですね。EURO5適合。
2021年モデルの新型GSX-S1000の動画
機能解説動画
PV群
2021年モデルの新型GSX-S1000の価格
新型GSX-S1000のイギリス価格
- 新型GSX-S1000:10,999ポンド(約169万9,400円)
- 旧型GSX-S1000F:10,799ポンド(約161万9,400円)
- KATANA:11,499ポンド(約172万4,400円)
以前にもお伝えしましたけど、現行GSX-S1000系はなぜか日本ではかなり安価です。バイク屋の店員さんもなんでこんなに安いんだろうねって不思議に感じてたぐらい。
日本では謎プライスなんですが、ヨーロッパでは普通のお値段です。
ついでにイタリア価格
- 旧型:12,690ユーロ
- 新型:13,190ユーロ
あまり値上げされてないよ。500ユーロ(約6万5,100円)の値上げです。
日本国内価格は予想しづらい
KATANAは日本でも普通のお値段(154万円)ですので、日本とイギリスのKATANAの価格から新型GSX-S1000の値段を予想すると約147万3,000円ぐらいになりそうです。
日本の現行モデルが115万2,800円ですので、32万円ぐらいの値上げになりますね…流石にそこまで値上げはしないかなー?でもKATANAは日本で154万円ですしね。
うーん、GSX-S1000は日本の現行の価格がおかしいので、新型の価格の予想がしづらいです。
20万円~35万円ぐらい値上げするとは個人的には思うけど。
2021年モデルの新型GSX-S1000の発売日
スズキ株式会社は、ストリートバイク「GSX-S1000」を全面改良し、6月より欧州をはじめ世界各国で順次販売を開始する。
スズキ、ストリートバイク 新型「GSX-S1000」を発表|スズキ
ヨーロッパでの発売日は6月です。
日本は多少遅れてくるとは思います。夏か秋頃ですかね。
2021年モデルの新型GSX-S1000と旧型のスペックの比較
新型/旧型
- 全幅:810mm / 795mm
- 重量:214kg / 210kg
- 燃料タンク:19L / 17L
- 馬力:152PS/11,000rpm / 150PS/10,000rpm
- トルク:106Nm/9,250rpm / 108Nm/9,500rpm
- 燃費:約16.4km/L / 約18.9km/L
- 航続距離:311.6km / 321.3km
- 排ガス規制:EURO5 / EURO4
2021年モデルの新型GSX-S1000と旧型の装備の比較
新型/旧型
エンジン系
- エンジン改良
- 給排気系等改良
- クラッチ:アシスト&スリッパー / スリッパー
電子制御
- スロットル:電子制御 / ワイヤー
- クイックシフター:上下 / 無し
- トラクションコントロール:5レベル / 3レベル
- ライディングモード:3レベル / 無し
車体
- 新型タンク
- ヘッドライト:LED / ハロゲン
- ウィンカー:LED / バルブ
- 新型テールランプ
- 新型メーター
- 新型テーパーハンドルバー
- 新型シート
2021年モデルの新型GSX-S1000と旧型の見た目の変更点
斜めの新旧比較画像
横の新旧比較画像
旧型はガハハ系筋肉おじさんで、新型は敵側の戦闘マシン系のおにいさんって感じでしょうか。
新旧同じ部分
- フレーム
- スイングアーム
- ステップ類
- エンジン(改良はされてるよ)
- ホイール
- ミラー
- リアフェンダー
- サスペンション(セッティングかわってる)
- ブレーキ系
新旧違う部分
- メーター
- 外装類
- ライダーの方のシート
- タンク
- 灯火機類
- ハンドルバー
- ハンドルスイッチボックス
- タイヤ
大体そんな感じです。
ヨーロッパでの値上げは5万円前後の様ですので、それでこの変わりようでしたらお買い得感がありますね。人気出そう。
日本では価格がどうなるのか予想しづらいのでなんとも言えないですね。
見た目とかパッケージ的には愛されそうですので、お値段次第ですかねぇ。現行はわけのわからん価格(安価)ですので、新型は結構値上がりすると思うけども…