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ヤマハの電動バイクE01の特許。市販モデルっぽさあるよ

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ヤマハの電動バイクE01の特許。市販モデルっぽさあるよ

ヤマハの電動バイクのE01の特許が出願されています。市販モデルっぽい図になってるよ。

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ヤマハのE01向けの特許

排熱関連の特許

快適性の低下を防止することを目的とする。

2019年10月出願の特許です。

鞍乗型電動車両は、駆動モータ24と、シート22と、前記駆動モータ24へ電力を供給するためのバッテリセル34を含み、前記シート22の下方で車幅方向の中央に位置して少なくとも前進方向及び後進方向に交差する前面44及び後面46を含んで前記バッテリセル34を収納するバッテリーケース42を含み、前記前面44及び前記後面46の少なくとも一方にある排気口48を通して前記バッテリーケース42の内部の圧抜きを可能にする排気構造50を含むバッテリ28と、を含む。

設計の自由度に関する特許

設計の自由度を向上させることを目的とする。

2019年10月出願の特許です。

鞍乗型電動車両は、開口38を閉じる状態で車幅方向に離れた一対の外側エッジ46を含む外形になっており、一対の外側エッジ46は車幅方向に最も離れた一対の離隔外端部48を含み、一対の外側エッジ46は一対の離隔外端部48からそれぞれ下方向にあるほど相互に接近する一対の外側下方傾斜部52を含むリッド40と、フロントカウル34の傾斜領域36に発光面56を有し、発光面56は一対の外側エッジ46にそれぞれ対向する一対の内側エッジ58を含む外形になっており、一対の内側エッジ58は車幅方向に最も離れた一対の離隔内端部60を含み、一対の内側エッジ58は一対の離隔内端部60からそれぞれ下方向にあるほど相互に接近する一対の内側下方傾斜部64を含むライト54と、を含む。

モーター冷却に関する特許

モータドライブユニットの前方に遮蔽物がある場合でも、モータドライブユニットの冷却のために送る空気量を増すことができる。

2019年10月出願の特許です。

電動二輪車1は、ドライブ回路31を収容し且つフィン36eを有している後面を有しているケース36を有しているモータドライブユニット30と、空気ガイド77とを有している。空気ガイド77は、ケース36の後面を覆っているカバー部77Aを有し、カバー部77Aとケース36の後面との間に空気の流路を形成している。また、空気ガイド77は、カバー部77aから左方に向かって伸びておりモータドライブユニット30の左側面36iを超えている張り出し部77Bを有している。

組み立ての作業性に関する特許

モータドライブユニットとモータユニットを車体へ取り付ける作業の作業性を向上する。

2019年10月出願の特許です。

電動二輪車1は、バッテリ50と、モータユニット40と、モータドライブユニット30と、電動モータ41とドライブ回路31とを電気的に接続し、ドライブ回路31から電動モータ41にバッテリ50の電力を送るための第1ケーブルハーネス61とを有している。モータユニット40はモータドライブユニット30の後方に配置されている。第1ケーブルハーネス61は、その途中に、モータドライブユニット30の前面36gよりも前方に位置している部分(余裕部61e)を有している。

シートとモータ間のスペース確保に関する特許

シートとモータユニットとの間のスペースを増すことできる鞍乗型電動車両を提供する。

2019年10月出願の特許です。

モータユニット40は、車体フレーム20に取り付けられている上取付部46aと下取付部46bとを有し、上取付部46aと下取付部46bよりも後方に車体フレーム20に取り付けられる部位を有していない。上取付部46aは、電動モータ41の回転中心Cmよりも前方に位置している。この構造によると、上取付部46aが電動モータ41の回転中心Cmの上方に位置する構造に比して、上取付部46aの位置を低くできる。

バッテリーに関する特許

車両設計の自由度を向上させることを目的とする。

2019年10月出願の特許です。

電動車両用バッテリ30は、バッテリーセル42と、前記バッテリーセル42への入出力部品46と、前記バッテリーセル42が内部に収納されるメイン収納部54及び前記入出力部品46が内部に収納されるサブ収納部56を含み、前記メイン収納部54及び前記サブ収納部56は第1方向D1に隣接し、前記サブ収納部56は前記メイン収納部54よりも外形において前記第1方向D1に直交する第2方向D2の幅が小さく、前記メイン収納部54及び前記サブ収納部56の隣接する外面で構成される凹部58を含むバッテリーケース40と、前記バッテリーケース40の前記凹部58に設けられて前記入出力部品46に電気的に接続されるコネクタ60と、を含む。

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車両の図がコンセプトモデルのE01だよ

特許の車両の図はこちらです。

DSC07356

こちらは東京モーターショー2019で展示されたE01です。

DSC07359

原付二種相当の電動スクーターのコンセプトモデルだよ。

特許の車両の図ですが、モロにE01ですけど地味に違う点が多い…

  • シートが普通
  • フロントインナーも普通
  • スクリーン変更
  • ヘッドライト周りのクリアパーツがなくなった
  • ミラーが普通
  • レバーが普通
  • バーエンドが普通
  • フロントフェンダー形状変更
  • テールカウル変更
  • リアフェンダー変更
  • スイングアーム変更
  • シート下カウルも地味になった
  • というか大体外装類は全部変更

コンセプトモデルのイメージはしっかりと残っていますが、基本的に外装類は全部普通になりました。

市販モデルっぽさがありますね。というか特許の図そのままで市販モデルになるんじゃ…

特許のこういうしっかりと描かれている図に関しては該当の車両が正式発表されたあとに公開されるのが常なんですよね。

特許は出願してから公開されるまでの期間が決まってるので、メーカー側も正式発表前に公開される特許に関しては車両の図を簡略化したり、カモフラージュする傾向にあります。

なので恐らくですけどE01に関しては市販モデル、または市販プロトタイプなりが本来なら現時点で既に公開済みだったんでしょうね。個人的な予想ですが疫病関連で発表が延期になったのかなと思います。

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車両の図とか

中身。50はバッテリーね。でかい。メットインはヘルメットとかは入らなさそう。

更に中身。26はベルトとの記載です。TMAXと似た感じかな。

こちら正面からの図。48はバッテリーの内圧を逃がす排気口だそうな。

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モーターの図とか

フレームとかバッテリーとかモーターとか。40がモーターです。このモーターは車体フレームに取り付けられてるよ。

E01に関してはバッテリーは交換式ではなく固定されてるタイプです。脱着出来ないタイプ。

モーター周辺。実際に作ってるタイプの特許の図だと思います。かなり細かいので

特許の詳細は2021-066289~93と2021-068546でどうぞ。

大体そんな感じです。

市販予定っぽい事を以前に社長さんが仰ってますし、特許的に見ても恐らくはそう遠くないうちに市販モデル、または市販プロトタイプなりの発表があると思います。今年か来年発表ですかねぇ。

私が聞いた時は最高速は80km/h~ぐらいで、航続距離は100km以上って感じでした。

電動バイクはバッテリーの問題で色々ときついって感じですけど、この辺って2019年と比べてええ感じになってるんでしょうか。

航続距離150kmぐらいあると安心できるんですけどね。

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