充電器等が以前に意匠登録されていましたけど、今回はバッテリーケースです。
ホンダがモバイルパワーパックのケースを意匠登録してる
ホンダがバッテリーケースを意匠登録してるよ。
出願日は2021年5月で、意匠分類は電池ケースです。そんなに細かい分類あるのね。
本物品は、主に蓄電池を収納するバッテリーケースである。
とあります。蓄電池ケース…
モバイルパワーパックですね。ホンダの電動バイクは皆さんこのバッテリーを使ってるよ。
用途はケースのみ
上記の通りに端子類がありません。このケースは完全にケースとしてだけの物みたい。充放電はできないようです。
でもケースなら持ち手とかついていればもっと運びやすそうなんですけどね。これってどういう時に使うケースなんだろうか?保管用?うーん。
1個の重さはスーパーマーケットでおなじみのお米とほぼ同じ約10kg。持ちやすいハンドル形状と絶妙な重心設定で無理なく運べ交換できます。
Honda Mobile Power Pack | Honda e:TECHNOLOGY | Honda
ちなみにモバイルパワーパックは1つ10kgなので、上記のケースはバッテリーを2つ入れると約20kg以上になります。
となるとやっぱり手で持って運ぶ事はあまり考えてないケースなんでしょうね。10kgなら普通ですけど、20kgだと持ち運ぶのは結構だるいよね。
充電器等は過去に意匠登録されてる
ホンダはモバイルパワーパック関連の商標と充電器等を過去に出願してます。
充放電気も意匠登録されているよ。小型っぽいので家庭向けでしょうね。
ちなみにバッテリーステーションも意匠登録されてるよ。
ついでに既に発表されている充電器類
Honda Mobile Power Pack Exchanger Concept
Honda Mobile Power Pack Exchanger Concept | CES 2018 | Honda
最初にコンセプトとして発表された充電器というかバッテリーステーション
Honda Mobile Power Pack Charge & Supply - Expandable Concept
Honda Mobile Power Pack Charge & Supply - Expandable Concept | CES 2018 | Honda
最初にコンセプトとして発表された充電器
PCX ELECTRICの充電器。上記のコンセプトモデルの市販バージョンでしょうね。
BENLY e:の充電器。たぶん改良型とかだと思う。こっちの方が楽に装着できそうですし。充電時間は約4時間で同じ。
Honda Mobile Power Pack Exchanger e:(量産予定機)
Honda | インドの電動三輪タクシー向けバッテリーシェアリングサービスを2022年前半に開始
バッテリーステーション。こちら意匠登録されていたものですね。
モバイルパワーパックを家庭の蓄電池として活用するシステム「Honda Power Storage e:(パワーストレージ―イー)Concept」
Honda | 着脱式可搬バッテリー「Honda Mobile Power Pack」を活用した取り組みについて
こちら充電器ではありませんが、モバイルパワーパックを蓄電池として使う奴です。太陽光発電とかしてコレに蓄える的な。こちらも意匠登録されていたものですね。
という感じでどんどん充放電気関連は増えてきてます。
車両に関しても増えてますけど、今の所法人向けだけだよ。一般人が買えるモデルは今の所はない。
大体そんな感じです。
バッテリーの規格の統一とか進んでますし…
バッテリーステーションとか充電施設の日本での実証実験も計画されているそうです。
まだまだ時間がかかりそうですけど、徐々に日本でもインフラが整ってくる雰囲気がありますね。10年後ぐらいにはある程度整ってますかね?5年後だと難しそうですし。