これありそうでなかったですよね、多分。便利そう。スクーター向けっぽいね。
ホンダのハンドルスイッチの特許
電力供給に際してユーザの手を煩わすことが無く、且つユーザが電源コードの接続状態を容易に確認することができるハンドルスイッチ装置を提供する。
2020年8月出願の特許です。
車両21のハンドルバー11へ取り付けられるハンドルスイッチ装置10は、外部機器へ電力を供給するUSBポート18を備え、ハンドルスイッチ装置10がハンドルバー11へ取り付けられた状態において、USBポート18は車両21の幅方向に関して内側を指向する。
あ、ハンドルスイッチにUSB電源つけちゃうんですね。そういえば今までありそうでなかったような。大体がメーターとか収納内ですもんね。
防水とかもちゃんとしてる
ハンドルスイッチ装置10は、図4に示すように、USBポート18のケース22へ着脱自在な防水蓋24を備える。防水蓋24は、ラバー等の防水性の軟部材によって成形される。USBポート18へUSBコネクタ20が差し込まれていない場合、防水蓋24はスイッチハウジング12の側面12aから突出するケース22の開口部を覆うことができる。
防水キャップもついてるよ。
まぁ雨が降ってるときは充電出来ないでしょうけども。
恐らくは小排気量スクーター向けっぽい
TypeAだよ
こちら断面図なんですけど、見た感じはUSBポートはTypeAですね。ちなみにPCXやリード125はTypeCです。
個人的な予想なんですけど、ホンダはこれから電源つけるなら基本的にTypeCにすると思う。上記の通りにPCXやリード125等ですらそうなので。
なのでこれが市販モデルに採用されるのであれば、たぶん実際はTypeCになると思う。
またはTypeCがまだ普及していない国向けの特許って事でしょうか?でもTypeCがあんまり普及してない国ってある?
スイッチ少ない系
- 14:ホーン
- 15:ディマー(ヘッドライトのハイとロー)
- 13:ウィンカー
上記の通りに最小限タイプのハンドルスイッチです。機能がシンプルなモデル向けでしょうね。基本的に電子制御とか無いモデル。あってもトラコンぐらいかな。
ハザードもついてないようですので、恐らくは400以下とかそれぐらいのモデル向けかなと思います。PCXやADV150は似たようなハンドルスイッチだよ。形が多少違うけど。
仮のてきとうな図の可能性もありますが、大体はこういうのって近いモデルに寄せる傾向にあります。カモフラージュで関係ないモデルの図を使うこともあるけど。
車両の図はスクーターっぽい
こちらは車両の図です。超アバウト。でもスクーターって事はわかりますね。ハンドルバーが露出してるタイプなので、ホンダだとPCXとかADV150かな。
ForzaやADV350の左スイッチは多機能タイプなので該当しなさそう。
そういう感じなので、多分125ccスクーター向けかなーって思います。
考えられるのは新型PCXとかADV150でしょうか。PCXは既にヨーロッパではEURO5適合しています。ADV150はまだ平成28年規制のままです。エンジンもesp+ではない。
→50ccスクーター向けの可能性もありますね。Dunkとかバーハンドルですし。
大体そんな感じです。
とりあえず出願した系の特許の可能性もありますけど、これ普通に便利そうですし、実現もそう難しくなさそうなので、市販モデルに採用されるとありがたいですね。
私はバイク買ったら基本的にハンドル周辺に電源つけますけど、自分でつけるのは結構面倒くさいですし、配線が目立っちゃったりしますもんね。
特許の位置なら理想的ですし、見栄えもいいですし、純正で安心ですし。