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ホンダのスーパースポーツ系電動バイク(EV)の特許

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ホンダのスーパースポーツ系電動バイク(EV)の特許

ホンダが電動バイクの特許を出願しています。形はスーパースポーツですね。

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ホンダの電動バイク関連の特許

駆動用部品のレイアウトによる車体設計への影響を抑えることができる鞍乗り型電動車両を提供する。

2023年12月出願の特許です。

ヘッドパイプ16と、メインフレーム17と、左右一対のピボットフレーム18と、左右のピボットフレーム18同士を連結する上下のクロスメンバ22,23と、を有する車体フレーム5と、スイングアーム30と、左右のピボットフレーム18よりも後方に配置されるパワーユニット8と、を備え、パワーユニット8は、電気モーター50を収容するユニットケース53を備え、ユニットケース53は、左右のピボットフレーム18の間で上下のクロスメンバ22,23に車両前後方向で締結されるマウント部56を備え、スイングアーム30のピボット軸33は、左右のピボットフレーム18およびマウント部56に支持されている。

フレーム関連の特許です。

この構成によれば、車両駆動用の電気モーターを含むパワーユニットのユニットケースに、車両前後方向で車体フレームに締結されるマウント部を備えることで、以下の効果がある。すなわち、車体フレームとパワーユニットとの連結部が、電気モーターの出入力による荷重(車両の加減速に伴う荷重)を受け止めやすい構造となる。このため、パワーユニットの締結部への負荷を低減(分散)し、ユニットケースひいては車体全体の強度剛性の調整を容易にすることができる。スイングアームのピボット軸を左右のピボットフレームおよびユニットケースで支持することで、ピボット軸をユニットケースのみで支持する場合に比べて、ユニットケースの強度剛性の調整を容易にしてケース剛性の最適化を図ることができる。

良くわからないけど、図を見たらなんとなくわかるような?

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パワーユニットに色々ついてる

車体

こちら車体です。

17がメインフレーム、80はバッテリー、8はパワーユニット、30はスイングアームです。

53はユニットケース、54はモーターケース、55はギヤケースです。

ユニットケースをフレームに締結ってどういうこと?って感じすけど…

パワーユニットにスイングアームとかついてる

パワーユニット53にモーターケース54とかギヤケース55、スイングアームピボット軸33、リンク機構31、スイングアーム30、リアショック32等色々ついてます。

56がマウント部とありますが…

あ、上記の図って途中で切ってある図とかではなく、これでひとかたまりというか、これがユニットなんですね。へー!

これをフレーム5に締結するようです。57と58がボルトの穴ですね。

ここにつけてる。22aと23aですね。へーなるほど。

パワーユニットとリアサス周りがひとかたまりなのが面白いというか、珍しいですね。

これだと使いまわしやすそう。複数車種展開しやすそうですね。合理的ですね。

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車両の図はスーパースポーツっぽいやつ

車両の図はスーパースポーツっぽい

こちら車両の図です。あ、スーパースポーツっぽいですね。

というかこの顔見るとなんか思い出すよね。

CBR1000RRに多少似てる

こちらCBR1000RRに重ねた図。

部分的に似てますね。タンク形状とか顔まわりとか。一致はしませんが。恐らくはCBR1000RRを参考に描かれてるのかな?

ちなみにRC-Eとかいた

rc-e

RC-E

スーパースポーツバイクをEV化し、走りの歓びを追求しました。250ccクラスのコンパクトな車体サイズで、EVならではのトルクフルでスムーズな走りを楽しめます。

Honda | 第42回東京モーターショー Hondaブース出展概要について

2011年の東京モーターショーでお披露目された電動バイクのコンセプトモデルでRC-Eなるモデルがいました。

バッテリーは従来の燃料タンク位置と車体下部に配置。さらにモーターをスイングアームピボットと同軸とすることでマスの集中化を徹底しました。250ccクラスのコンパクトな車体サイズとEVならではのトルクフルでスムーズな走りによる、スーパースポーツの将来に向けた提案モデルです。

TOKYO MOTORSHOW 2011 Honda Press Information

ちなみにこういう感じ。特許のモデルとは構成違いますね。

EV Fun Conceptとかもいる

Hondaの長年にわたる二輪車開発の技術が実現する高次元の「走る・曲がる・止まる」の性能に加えて、電動ならではの静かで振動のない新しい乗り味や、固定式バッテリーが実現するスリムで扱いやすい車体パッケージによって、ガソリン車とは全く異なる新しいエモーショナルな体験を実現し、お客様のモーターサイクルライフを拡張します。

Hondaの四輪車とパワープロダクツで培ったノウハウと技術を応用し、EV Fun Conceptのシステムおよび充電機能を構築。バッテリーは四輪車と同じ規格の急速充電器CCS2※に対応し、軽さとのバランスを最適化して、急速充電に対応するとともに、街中での使い勝手に必要十分な航続距離100km以上を想定して開発しています。

電動二輪車のコンセプトモデル「EV Fun Concept」、「EV Urban Concept」をEICMA 2024(ミラノショー)で発表 | Honda 企業情報サイト

EV Fun ConceptはコミューターじゃなくてFUNモデルな電動バイクです。こちら2025年に販売予定のモデルです。へー

E-VOとかも出してる

中国ホンダではE-VOなる結構でかい電動バイク売ってます。詳しくはこちら

そういう感じでホンダは大型電動バイクのやる気はありますし、E-VOは中国オンリーの様ですがでかい電動バイクの市販をしてます。

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こういうの出す予定があるのでは?

ホンダは2030年までに30機種出す

これらのモデルに加えスーパースポーツ、オフロード、Kids向けバイク、ATVなど2030年までに合計30機種以上を積極的に投入し、電動二輪車のフルラインアップ化への取り組みを加速させていきます。

Honda | 2023 Honda 電動二輪事業説明会 説明概要

ホンダは2030年までに30機種以上電動バイク出すっておっしゃってますので、その中の1台が今回の特許のモデルなのでは?

図がちゃんとしてるタイプなので

こんな感じで、特許の要?となる部分の図は結構ちゃんと描いてあるタイプの図です。そういえばリアサスがBFRC-liteですね。

恐らくですけど実際に物があるタイプの特許だと思います。

そういう感じなので、現時点でどれぐらいの段階かは謎ですが、こういう感じの市販モデルが出る可能性は高いと思います。市販モデル向けっぽい特許ですし。

大体そんな感じです。

最近は各社電動バイクのコミューター(125ccクラス)を出してますけど、でかいのはあんまり出てないですね。

私はe-poのチャリと原付の切り替えが出来るタイプが出たら買おうと思ってるけど、いつ頃出そうかな?切り替え出来るタイプだと駐輪場で困らなさそうだから良いんだよね。

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