Vストローム800DEが正式発表されました。オールニューのミドルアドベンチャーだよ。
- 2023年3月17日:日本国内モデルが正式発表されました
- 2022年11月8日:正式発表されました。過去の情報はこちら。
- 2022年9月2日:しっかり撮られている
- 2022年8月30日:スパイショット撮られている
2023年モデルのV-Strom800DE(Vストローム800DE)のリリース
【製品リリース情報:Vストローム800DE】
冒険心をくすぐるスポーツアドベンチャーツアラー Vストローム800DE登場。
発売日:2023年3月24日(金)https://t.co/avsa2OSKc0 pic.twitter.com/lrUNQADn58— スズキ株式会社・ 国内二輪公式アカウント (@suzukicojpmotor) March 17, 2023
公式PV
2023年モデルのV-Strom800DE(Vストローム800DE)のカラーラインアップ
日本国内モデルのV-Strom800DE(Vストローム800DE)のカラーラインアップ
チャンピオンイエローNo.2
グラスマットメカニカルグレー
グラススパークルブラック
ついでにヨーロッパのV-Strom800DEのカラーラインアップ
チャンピオンイエローNo.2
グラスマットメカニカルグレー
グラススパークルブラック
日本とカラーラインアップは同じです。
2023年モデルのV-Strom800DE(Vストローム800DE)のスペック
日本国内仕様のV-Strom800DE(Vストローム800DE)
全長:2,345mm
全幅:975mm
全高:1,310mm
ホイールベース:1,570mm
シート高:855mm
重量:230kg
燃料タンク:20.0L
最低地上高:220mm
エンジン:DOHC水冷2気筒4バルブ270°クランク
排気量:775cc
ボア×ストローク:84.0mm×70.0mm
圧縮比:11.2
ミッション:6速
馬力:60kW(82PS)/8,500rpm
トルク:76Nm/6,800rpm
燃費:22.6km/L
排ガス規制:平成32年規制
フロントサスペンション:倒立
フロントトラベル:220mm
リアサスペンション:モノショック
リアトラベル:212mm
キャスター:28°
トレール:114mm
フロントブレーキ:310mm/2POT
リアブレーキ:260mm/1POT
フロントタイヤ:90/90-21M/C 54H
リアタイヤ:150/70R17M/C 69H
ヨーロッパ仕様のスペック
- 馬力:62kW(84.3PS)/8,500rpm
- トルク:78Nm/6,800rpm
- 燃費:23.8km/L
何故かヨーロッパ仕様の方が馬力もトルクも燃費も良い。
恐らくは物は同じで、計測誤差とかそんなもんだと思います。
2023年モデルのV-Strom800DE(Vストローム800DE)の装備
エンジン
- 270°クランクパラツイン
- アシスト&スリッパークラッチ
- スズキクロスバランサー
オールニューエンジンです。
パワーカーブこんな感じ
270°位相クランクにより発生する、1次振動と、偶力振動を抑制するため、クランク軸に対して90° に1次バランサーを2軸配置。この機構※1は、量産二輪車で初めて※2採用。スムーズな走行に貢献するとともに、前後方向のコンパクト化と軽量化を実現。バランサーNo.1が第1シリンダーのピストンから発生する1次振動、バランサーNo.2が第2シリンダーの1次振動を抑制する。
270° のクランクを採用することで、2次振動をキャンセルし、よりスムーズなエンジンの動作に貢献。さらに2つのバランサーをそれぞれのクランクシャフトに対して90°に置き、それぞれをクランクシャフトから等距離で配置することで、1次偶力振動も抑制される。
こちらがスズキクロスバランサーの解説。
車体
- SHOWAサス:前後プリロード/伸/圧
- 鋼管フレーム
- アルミスイングアーム
- スクリーン3段階調整可能
- リアキャリア:耐荷重10kg
鋼管フレームだよ。GSX-8Sとはメインフレーム部分は同じ。リアは違う。
キャリパーはアキシャルマウントの片押し2POT。NISSINです。
電子機器
- 5インチフルカラー液晶メーター
- 5V2A電源
- フルLED灯火器類
フルカラー液晶メーター。ナビはなさげ。そういう記載がない。
電子制御
- スロットルバイワイヤ
- ライディングモード:3モード
- トラクションコントロール:3モード
- グラベルモード
- 上下クイックシフター
- ABSモード:2モード
- リアブレーキABSオフ可能
- スズキイージースタート
- ローRPMアシスト
スロットルバイワイヤですので、クイックシフターは上下です。
2023年モデルのV-Strom800DE(Vストローム800DE)の価格
税込132万円です。130万円~140万円だろうって予想してましたので、結構安価な方に落ち着いて良かったです。
ミドルアドベンチャーの価格
- トランザルプ:126万5,000円
- V-Strom800DE:132万円
- Tenere700:134万2,000円
V-Strom800DEは装備の割には安価な方かなと思いました。前後フルアジャスタブルですしね。
Tenere700が割高に見えますが、専用フレームですし、ガチよりアドベンチャーですしね。
販売計画台数
360台です。控えめな数字だと思う。
- トランザルプ:900台
- Vストローム:360台
- テネレ:200台
こんな感じですので。そもそも日本だとミドルアドベンチャーはそれなりの台数なんですね。
2023年モデルのV-Strom800DEとGSX-8Sの比較
VST/GSX
エンジン
- 馬力:60kW / 59kW
- 排気系: ロング / ショート
馬力は排気系の違いによるものだと思う。
V-Strom800DEの排気系は抜けが良さそうですし。
車体
- リアフレーム
- 燃料タンク
- フロントサスペンション:伸/圧/プリロード / 調整無し
- リアサスペンション:伸/圧/プリロード / プリロード
- スイングアーム
- 前後ホイール:21/17 / 17/17
- フロントキャリパー:アキシャルマウント2POT / ラジアルマウント4POT
- フロントディスク:ペータル / 普通
- リアディスク:260mm / 240mm
装備
- ステップ類
- ミラー
- シート
- アンダーガード:標準装備 / 無し
- ラジエーターガード:標準装備 / 無し
- ナックルガード:標準装備 / 無し
- スクリーン:3段階調整 / 無し
- リアキャリア:標準装備 / 無し
電子機器
- ウィンカー: LED / バルブ
- テールランプ
- 電源:USB A(5V2A) / オプション
電子制御
- グラベルモード:あり / 無し
- ABS:リアオフ可能 / 普通
- ABS:2モード / モードなし
大まかにこの辺が違います。差額は25万3,000円です。
GSX-8Sに関して詳しくはこちらでどうぞ。
大体そんな感じです。
友人がお写真撮ってきてくれてますので、気になる方はこちらでどうぞ。
ミドルアドベンチャー比較してる記事はこちら。のちほど日本仕様の値にして更新しておきますね。
GSX-8Sはそれなりの価格って感じですが、V-Strom800DEに関してはええ感じの価格では?
装備とスペックと価格のバランスがちょうど良さそう。発売日は3月24日ですので、気になってる方はお早めに。