2022年モデルのスーパーカブ110とクロスカブ110が正式発表されました。新旧比較したよ。変更点多い。
- 2022年3月29日:3月28日に正式発表されました。過去の情報はこちら。
- 2022年3月14日:スーパーカブ110がお披露目されました。
- 2022年2月27日:追加で情報いただきました。
- 2022年2月23日:大体判明
- 2021年6月23日:ディスクブレーキらしい
- 2021年5月25日:モデルチェンジするらしい
2022年モデルの新型スーパーカブ110/新型クロスカブ110のリリース
Hondaは、「スーパーカブ110」「クロスカブ110」「クロスカブ 110・くまモン バージョン」に新エンジンを搭載するとともに、前輪ディスクブレーキを標準装備するなどモデルチェンジを図り、4月14日(木)に発売します。
●最新の排出ガス規制※1に対応した新エンジンを搭載
●前輪ディスクブレーキを標準装備
●フロントのみに作用するABS※2を採用
●前後輪にキャストホイールとチューブレスタイヤを採用
●メーター内にギアポジションや時計などを表示する機能を追加
Honda | 「スーパーカブ110」「クロスカブ110」「クロスカブ 110・くまモン バージョン」をモデルチェンジし発売
リリースこちら。スーパーカブ110の公式ページこちら。クロスカブはこちら。
スーパーカブ110のカラーラインアップ
2020年モデルの旧型スーパーカブ110のカラーラインアップ
【継続】タスマニアグリーンメタリック
【廃盤】アーベインデニムブルーメタリック
2022年モデルの新型スーパーカブ110のカラーラインアップ
【継続】グリントウェーブブルーメタリック
【継続】バージンベージュ
【継続】パールフラッシュイエロー
【継続】クラシカルホワイト
【継続】タスマニアグリーンメタリック
アーベインデニムブルーメタリックが廃盤になったこと以外はカラーラインアップは同じです。
2022年モデルの新型スーパーカブ110のスペック
全長:1,860mm
全幅:705mm
全高:1,040mm
ホイールベース:1,205mm
シート高:738mm
重量:101kg
燃料タンク:4.1L
最低地上高:138mm
エンジン:SOHC空冷単気筒
排気量:109cc
ボア×ストローク:47.0mm×63.1mm
圧縮比:10.0
ミッション:4速
馬力:5.9kw(8.0PS)/7,500rpm
トルク:8.8Nm/5,500rpm
燃費:68.0km/L
排ガス規制:平成32年規制
フロントサスペンション:正立
リアサスペンション:ツインショック
キャスター:26°30'
トレール:73mm
フロントブレーキ:220mm/1pod
リアブレーキ:ドラム
ABS:1ch
フロントタイヤ:70/90-17M/C 38P
リアタイヤ:80/90-17M/C 50P
エンジンは変わりましたが、フレームはそのままっぽいです。なのでスペックも似た感じだよ。
2022年モデルの新型スーパーカブ110の装備
新型エンジンです。タイカブ系です。生産国は日本のままです。旧型は中国からのノックダウン生産のようでしたが、新型は中国とタイのどっちなんでしょうね。謎です。
フロントがディスクブレーキになりました。見た感じはC125と同じディスクとキャリパーです。
C125は右側についてて、スーパーカブ110は左側についてますが。
キャストホイールになりました。デザインはC125と同じに見えますが、あちらは切削光輝ホイールです。
メーターにギアポジションインジケーターが採用されました。コレ便利ですよね。好きです。時計も追加されたようです。ちなみにタイ仕様と同じっぽいです。
リアキャリアがメッキからブラックになりました。形的には同じかな?見た感じは同じです。
2022年モデルの新型スーパーカブ110の価格
- 2020:税抜25万5,000円
- 2022:税抜27万5,000円
税抜2万円の値上げです。変更点かなり多いんですけどたったそれだけです。えーいいの?罠じゃない?
数が出るから出来る価格設定なんでしょうね。すごいね。
2022年モデルの新型スーパーカブ110と旧型のスペックの比較
新型/旧型
車体のスペックの比較
- 全幅:705mm / 695mm
- シート高:738mm / 735mm
- 重量:101kg / 99kg
- 燃料タンク:4.1L / 4.3L
- 最低地上高:138mm / 135mm
足回りのスペックの比較
- フロントブレーキ:220mm/1pod / ドラム
- ABS:1ch / なし
- ホイール:キャスト / ワイヤースポーク
- タイヤ:チューブレス / チューブ
エンジンスペックの比較
- ボア×ストローク:47.0mm×63.1mm / 50.0mm×55.6mm
- 圧縮比:10.0 / 9.0
- トルク:8.8Nm/5,500rpm / 8.5Nm/5,500rpm
- 燃費:68.0km/L / 62.0km/L
- 航続距離:278.8km / 266.6km
- 排ガス規制:平成32年規制 / 平成28年規制
ギア比とかの比較
- 減速比(1次/2次):3.421/2.500 / 4.058/2.500
- 変速比(1速):3.142 / 2.615
- 変速比(2速):1.833 / 1.555
- 変速比(3速):1.333 / 1.136
- 変速比(4速):1.071 / 0.916
2kg重くなりましたが、ABS付いて、馬力はそのまま、トルクは0.3Nmアップ、タンク容量は0.2L減りましたが燃費は6km/L良くなりましたので航続距離は12.2km延びました。
キャストホイールやチューブレスタイヤはメンテナンス的に楽ですし。
うーん、ホンダってやばいですね。強すぎる。
2022年モデルの新型スーパーカブ110と旧型の装備の比較
- エンジン変更
- ホイール:キャスト / ワイヤースポーク
- タイヤ:チューブレス / チューブ
- フロントブレーキ:ディスク / ドラム
- ギアポジションインジケーター:あり / なし
- メーター内時計:あり / なし
2022年モデルの新型スーパーカブ110と旧型の見た目の比較
- エンジン:変更
- キックペダル:形状変更&ゴム付いた
- エキゾーストパイプ:変更
- リアキャリア:クロームメッキ→ブラック
- ホイール:ワイヤースポーク→キャスト
- フロントウィンカー:位置変更
- メーター:変更
- タンデムステップ変更
- ステップ類変更
新旧似てますが、地味に変更点が多いよ。
クロスカブ110のカラーラインアップ
2021年モデルの旧型クロスカブ110のカラーラインアップ
【廃盤】クラシカルホワイト
【廃盤】パールシャイニングイエロー
【廃盤】カムフラージュグリーン
【継続】グラファイトブラック(くまモンバージョン)
【継続】プコブルー
2022年モデルの新型クロスカブ110のカラーラインアップ
【新色】マットアーマードグリーンメタリック
【新色】パールディープマッドグレー
【継続】プコブルー
【継続】グラファイトブラック(くまモン)
プコブルーとグラファイトブラックは特別仕様車ですんで、基本カラーは全部入れ替えって感じです。ほえー
2022年モデルの新型クロスカブ110のスペック
全長:1,935mm
全幅:795mm
全高:1,110mm
ホイールベース:1,230mm
シート高:784mm
重量:107kg
燃料タンク:4.1L
最低地上高:163mm
エンジン:SOHC空冷単気筒
排気量:109cc
ボア×ストローク:47.0mm×63.1mm
圧縮比:10.0
ミッション:4速
馬力:5.9kw(8.0PS)/7,500rpm
トルク:8.8Nm/5,500rpm
燃費:67.0km/L
排ガス規制:平成32年規制
フロントサスペンション:正立
リアサスペンション:ツインショック
キャスター:27°
トレール:78mm
フロントブレーキ:(恐らく)220mm/2pod
リアブレーキ:ドラム
ABS:1ch
フロントタイヤ:80/90-17M/C 44P
リアタイヤ:80/90-17M/C 44P
ディスク径は比べた感じはスーパーカブ110と同じに見えますので、たぶん220mmです。
2022年モデルの新型クロスカブ110の装備
クロスカブ110はホイールがブラックです。
ディスク径は記載がありませんが、恐らくはスーパーカブ110と同じ220mmです。見た目も同じですし。キャリパーは2PODなのでスーパーカブ110より1POD多い。
あ、メーターがスーパーカブ110系とベースが同じになりました。
こちらはクロスカブ50のメーターですが、旧型110はこっちの形でした。
エンジンはスーパーカブ110と同じです。スプロケットは違うけど。
2022年モデルの新型クロスカブ110の価格
- 2021:税抜31万円(くまモン:32万円)
- 2022:税抜33万円(くまモン:34万円)
税抜2万円の値上げです。スーパーカブ110と値上げ額は同じ。
2022年モデルの新型クロスカブ110と旧型のスペックの比較
車体スペックの比較
- 全高:1,110mm / 1,090mm
- 重量:107kg / 106kg
- 燃料タンク:4.1L / 4.3L
- 最低地上高:163mm / 157mm
足回りのスペックの比較
- フロントブレーキ:220mm/2POD / ドラム
- ABS:1ch / なし
- ホイール:キャスト / ワイヤースポーク
- タイヤ:チューブレス / チューブ
エンジンスペックの比較
- ボア×ストローク:47.0mm×63.1mm / 50.0mm×55.6mm
- 圧縮比:10.0 / 9.0
- トルク:8.8Nm/5,500rpm / 8.5Nm/5,500rpm
- 燃費:67.0km/L / 61.0km/L
- 航続距離:274.7km / 262.3km
- 排ガス規制:平成32年規制 / 平成28年規制
ギア比とかの比較
- 減速比(1次/2次):3.421/2.642 / 4.058/2.642
- 変速比(1速):3.142 / 2.615
- 変速比(2速):1.833 / 1.555
- 変速比(3速):1.333 / 1.136
- 変速比(4速):1.071 / 0.916
スペック的なデメリットはほぼありません。1kg重くなったぐらい。
燃料タンク容量は0.2L減ってますが、燃費よくなってますので航続距離は12.4km延びてるよ。
2022年モデルの新型クロスカブ110と旧型の装備の比較
- エンジン変更
- ホイール:キャスト / ワイヤースポーク
- タイヤ:チューブレス / チューブ
- フロントブレーキ:ディスク / ドラム
- ギアポジションインジケーター:あり / なし
- メーター内時計:あり / なし
- リアサスペンション:変更されてるっぽい
2022年モデルの新型スーパーカブ110と旧型の見た目の比較
- エンジン変更
- キックペダル:形状変更&ゴム付いた
- エキゾーストパイプ変更
- ホイール:ワイヤースポーク→キャスト
- メーター変更
- メーターカバー変更
- ステップ類変更
- リアサスペンション形状変更
- バーエンド変更
全高が20mm伸びてますし、最低地上高はカブは3mm伸びてますがクロスカブは6mm伸びてます。なのでリアサスのストロークが長くなってるのかも。
大体そんな感じです。
排ガス規制適合すると大体は重くなってパワーダウンして、価格も大幅上昇するモデルが多いです。
ホンダに関しても重量増するモデルが多いですが、パワーアップしたり、燃費が上がったり、装備が良くなったり、価格上昇も最低限だったり。今回のカブもそんな感じです。
ワイヤースポークホイールが良いって方も居るでしょうけど、普通に乗る人にとってはキャストでチューブレスの方が実用面ではメリットが多いですよね。
どうしてもワイヤースポークホイールが良いとか、少しでも安い方が良いとか、ABS嫌いって方以外は新型買ったほうが良さげですかね。