ニュース

新型GSX-R1000R向けっぽい排気系の特許。2022年モデル?

  1. HOME >
  2. ニュース >

新型GSX-R1000R向けっぽい排気系の特許。2022年モデル?

現行GSX-R1000RはEURO4(平成28年規制)でして、EURO5に適合していません。どうなるんでしょ。

広告

スズキの排気系の特許

2本の排気管から集合管に流れ込む排気ガスの検出精度を向上する。

2019年7月出願の特許です。

酸素センサの設置構造は、多気筒エンジンの下流側の2本の排気管(31e、31f)と、2本の排気管を集合させる集合管(32c)と、集合管に設置された酸素センサ(41)とを備えている。2本の排気管の出口(33e、33f)が隣り合うように集合管に接続されており、集合管には、断面視にて2本の排気管の出口が隣り合う方向に対する直交方向に、2本の排気管の出口から離れた位置に酸素センサが設置される構成にした。

排ガスセンサーの配置とかエキパイの形状とかで排ガスの検出精度を向上させるぞーって感じの特許です。

広告

GSX-R1000R向けっぽい

車両の図はGSX-R1000Rっぽい

車両の図はこちらです。見覚えあるよね。

GSX-R1000Rと特許の図を比較した図。こちら一致と言っていいレベルかなと思います。

この図だとエキパイというか触媒とかの部分がめっちゃデカくなってる様に見えますね。

排気系の図もGSX-R1000Rっぽい

正面から図の。こちらも見覚えありますね。

下から見た図と排気系の図です。

こちら現行GSX-R1000Rの排気系の図。うん、大体同じですね。触媒ケース36の部分がデカくなってる様に見えます。

それから4-2-1の2-1の部分が現行は左右方向にならんでますけど、特許だと上下方向で並んでますね。

本発明の一態様の排気ガスセンサの設置構造は、多気筒エンジンの下流側に2本の排気管が設けられ、2本の排気管の出口が隣り合うように当該2本の排気管が集合管に接続されている。集合管には、断面視にて2本の排気管の出口が隣り合う方向に直交する方向に、当該2本の排気管の出口から離れた位置に排気ガスセンサが設置されている。排気ガスセンサが2本の排気管の双方から離れているため、排気ガスセンサによって一方の排気管からの排気ガスの所定成分だけでなく、両方の排気管からの排気ガスの所定成分が検出される。一方の排気管からの排気ガスに偏った検出が抑えられ、排気ガスセンサによる排気ガスの所定成分の検出精度が向上される。また、排気ガスセンサの検出精度を向上させるために、排気管毎に排気ガスセンサを設置する必要がないためコストが低減される。

この辺の工夫で検出精度の向上してるそうで。2021-014805です。

広告

恐らくはEURO5な新型GSX-R1000R向けの特許ですかね?

2017年11月出願のサイレンサーに排気デバイスついてる特許、2017年9月出願の可変バルブ機構の特許

2018年6月出願のジョイントパイプついてる排気系の特許

上記の通りに、新型GSX-R1000R向けっぽい特許って何度か出願されています。

ちなみに現行モデルのGSX-R1000Rはエキパイに排気デバイスが2箇所ついてます。今回の特許は排気デバイスの位置は現行と同じです。今までの特許で一番現行に近い形ですかね。

恐らくですけど今回の特許を使ったEURO5なGSX-R1000Rが2022年モデルあたりで出るのでは?現行モデルがEURO4のままですし。しばらく新型でないって噂もありましたけど…どうなるんでしょうね。

広告

-ニュース
-, , , , ,

error: 選択出来ないようになってるよ