排気系の特許があるんすけど、特許の図がZOOMERなんですよね。
オフロードスクーターブームきてるし…復活してくれても良さそうな気がする。
ホンダの排気系の特許
車両のバンク角を確保しつつ触媒を活性化しやすくできる鞍乗り型車両の排気構造を提供する。
2020年9月出願の特許です。原出願日は2017年7月とありますので、最初の出願は2017年7月のようですが…優先権主張日は20160805とあるので、最初は2016年8月かも。
自動二輪車は、フロアステップ63の下方に配置される燃料タンク56と、フロアステップ63及び燃料タンク56の後方に配置されて車体フレーム11にリンク部材38を介して揺動可能に支持されるパワーユニット14と、パワーユニット14に接続される排気管51と、排気管51に設けられる触媒コンバーター54とを備え、触媒コンバーター54は、その長手方向が車幅方向に向けられて配置されるとともに触媒コンバーター54の全体が車両正面視で燃料タンク56と重なるように、触媒コンバーター54が燃料タンク56の後方に配置される。
触媒をええ感じに配置するぞーって特許なんすけど…
車両の図がZOOMERだぞ
車両の図がコレ。ZOOMERじゃん
こちら数年前に生産終了になったホンダの原付きのズーマーちゃんです。学生時代を思い出すね。
アメリカではZOOMERは現役だぞ
こちらアメリカホンダのRuckusです。
- ウィンカーがでかい
- テールランプがでかい
- フロントウィンカーの位置変更
- ヘッドライトでかい
違いは灯火器ぐらいでしてほぼズーマーです。ちなみに2020年モデルです。
エンジンもちゃんとZOOMERっぽい
左側から触媒周辺見た図、右側から見た図、右側から見た図です。54が触媒ね。
こちらエンジン周辺とか触媒の図なんですけど…ちゃんとズーマーしてますね。
こちら特許の図とズーマー(正確にはruckusですが)を重ねた図。
角度がちょっと違うので完全一致はしませんけど、エンジンとか車体はズーマーですね。ちなみに灯火機類はruckusじゃなくてズーマーですね。
排気系は触媒がついて途中から太くなってますねぇ。
ZOOMER復活…ってわけではなさそう
こちらズーマーと現行ダンクを重ねた図なんすけど、ズーマーのエンジンはAF69Eで、ダンクはAF74Eなんですよね。タクトもAF74Eだよ。
同じ水冷OHCで、圧縮比も同じ。エンジンスペックもかなり似てます。私はこの辺を詳しくは知らないのですが、恐らくはダンクってズーマー系のエンジンですよね。→違うらしいです。
ダンク系のエンジンって平成28年規制適合してまして、三元触媒とか付いてるタイプです。
なのでたぶんタクトとかダンクとかその辺向けの特許なのでは?
平成28年規制のダンクが2017年6月30日発表ですし。特許の時期も大体合いますしね。
追記:全然別物らしいです
AF69EとAF74Eにはほとんど共通部品なんか無い全く別物のエンジンやぞ
こちら1月10日のコメントです。ありがとうございます。
だそうです。失礼しました。調べたのですがボア×ストロークも違いますね。
ちなみに他にもZOOMERの図で特許出願されていたりはする
こちら2018年7月出願の特許です。ズーマーですね。
この特許は伸縮式サイドスタンドの特許だったよ。
そういう感じでして、ズーマーの図が特許で使われることは多少あります。
個人的な感想ですと、新型ズーマーが出るってわけではなく、特許出願する時の車両の図にズーマーが都合がいいので使われただけかなと思います。
でもADV150とかハンターカブとか人気ですし、今ズーマー復活したら結構売れそうな気もしますね。でも原付一種市場って今どうなってるんすかね…そろそろ電動に移行するでしょうし。
とりあえずは新型ズーマーが出る可能性は無いと思います。