日本国内モデルが正式発表されました。色々まとめたり、アフリカツインと比較とかしてるよ。
- 2021年12月17日:日本国内モデルが正式発表されました。
- 2021年10月23日:日本国内発売日、日本国内発表日の情報追加。
- 2021年10月21日よる:アフリカツインとの比較追加。その他色々追記&修正
- 2021年10月21日:正式発表されました。過去の情報はこちら。
- 2021年10月12日:ティーザー公開されました
- 2021年8月20日:型式認証されてるみたい
- 2021年5月22日:発表日とかその辺の情報。過去の情報はこちら。
- 2021年2月4日:NT1100って名前が商標出願されているよ
- 2020年3月6日:アドベンチャーっぽいです。
- 2020年1月29日:謎の派生モデルが出るらしい
2022年モデルのNT1100のリリース
Hondaは、「快適性」「多用途性」を高次元でバランスさせることで、日常の扱いやすさと長距離走行の快適さを両立した新型スポーツツアラー「NT1100」を2022年3月17日(木)にHonda Dreamより発売します。
海外公式PV
2022年モデルのNT1100のカラーラインアップ
マットイリジウムグレーメタリック
パールグレアホワイト
ついでにヨーロッパのNT1100のカラーラインアップ
マットイリジウムグレーメタリック(日本と同じ)
マットイリジウムグレーメタリック
サイドパニアが付いてるマットイリジウムグレーメタリック
パールグレアホワイト(日本と同じ)
パールグレアホワイト
サイドパニアが付いてるパールグレアホワイト
グラファイトブラック(日本には入ってこない)
グラファイトブラック
サイドパニアが付いているグラファイトブラック
2022年モデルのNT1100の画像
X-ADV顔ですね。どことなくゴールドウイングっぽい雰囲気も感じる。シルエット的にドゥービルっぽさもありますね。
なんつーか高めのSUVっぽさを感じるような。大人な佇まいだよね。
上から見たお姿。やっぱりSUVっぽい。この角度良いですね。サイバー感ある。
2022年モデルのNT1100のスペック
全長:2,240mm
全幅:865mm
全高:1,360mm~1,525mm
ホイールベース:1,535mm
シート高:820mm
重量:248kg
燃料タンク:20L
最低地上高:173mm
エンジン:SOHC水冷2気筒4バルブ
排気量:1,082cc
ボア×ストローク:92mm×81.4mm
圧縮比:10.1
ミッション:6速
馬力:75kw(102PS)/7,500rpm
トルク:104Nm/6,250rpm
燃費:19.3km/L
排ガス規制:平成32年規制
フロントサスペンション:43mm倒立
フロントトラベル:150mm
リアサスペンション:リンク式モノショック
リアトラベル:150mm
キャスター:26.5°
トレール:108mm
フロントブレーキ:310mm/4POT
リアブレーキ:265mm/1POT
フロントタイヤ:120/70R17M/C(58W)
リアタイヤ:180/55R17M/C(73W)
車両重量ですけど、サイドパニア込の重量でしょうね。だから結構重いんですね。なるほど。
→パニア等抜きで248kg(DCT)です。えーそうなの。
ついでにヨーロッパ仕様のスペック
- 排気量:1,084cc
- ボア×ストローク:92mm×81.5mm
- 燃費:20km/L
- 車両重量:238kg(DCT:248kg)
- 最低地上高:175mm
- 燃料タンク:20.4L
ヨーロッパと日本ではほぼ同じものでしょうから、誤差とかそんなもんだと思います。
燃料タンクに関しては日本は切り捨てです。なので日本でも実際は20.4Lのはず。
ヨーロッパ仕様はMTとDCTの両方があるよ。
2022年モデルのNT1100の装備
NT1100のエンジン
- アフリカツイン系エンジン
- エアインテークダクトの長さの変更
- マフラー内部変更
- 減速比変更
エンジンですけど吸排気系が変更されています。ホンダは派生モデルでエンジンのセッティングを変更する事がかなり多いです。
NT1100の車体の装備
- セミダブルクレードルフレーム:アフリカツインと同じ
- ウィンドディフレクター:スクリーン横、サイドカウル
- スクリーン:5段階調整。164mmの調整幅
- リアキャリア
- サイドパニア:アクセサリー
- センタースタンド
- LEDヘッドライト:DRL装備
- SHOWA SFF-BP:プリロード
- SHOWA製リンク式モノショック:プリロード(リモートアジャスター)
- NISSIN ラジアルマウントキャリパー
- センタースタンド
フレームはメインもサブもアフリカツインと同じっぽいです。特許のフレームじゃなかったね。
スクリーンは5段階調整可能。
SFF-BPです。プリロード調整のみです。
キャリパーはNISSINのラジアルマウント4POT
ヘッドライトはDRLついてます。
X-ADVと同じヘッドライトユニットの様です。少なくとも発光部分は同じですね。レンズはちょっと違うっぽい。
ヨーロッパではサイドパニアは標準装備。日本でアクセサリーです。左33L、右32L。スリムなんだそうな。装着時の全幅は901mmなんだって。
強くて美しいリアキャリア
NT1100の電子機器
- 6.5インチフルカラータッチ液晶メーター:アップルカープレイ、アンドロイドオート
- グリップヒーター
- オートキャンセルウィンカー
- エマージェンシーストップシグナル
- USB電源
- ACC電源
- ETC2.0
メーター。表示は3モードある。
アフリカツインと同じメーターですね。スマートフォン連携出来るよ。
ハンドル周り。こちらDCTモデルですね。メーター右にUSB、左にACC電源がある。
日本国内仕様はETC2.0標準装備です。
NT1100の電子制御
- スロットルバイワイヤ
- ライディングモード:アーバン、ツアー、レイン、ユーザー1、ユーザー2
- トラクションコントロール:3レベル
- ウィリーコントロール:3レベル
- ABS
- クルーズコントロール
- クイックシフター:純正アクセサリー
電子制御類ですが、レブル1100と同系です。アフリカツインの様な盛々タイプではありません。
右ハンドルスイッチ。クルーズコントロール付いてる。
クイックシフターが純正アクセサリーで用意されています。レブル1100にはないよ。なんで…
ちなみに日本はDCTモデルのみですので、クイックシフターは関係ないよ。
NT1100の純正アクセサリー装着車
- 50Lトップボックス(インナーバッグ付き)
- メイン&リアコンフォートシート
- コンフォートバックレスト
- コンフォートタンデムステップ
- 4.5Lタンクバッグ
- フォグランプ
トラベルパックなるアクセサリー装着車です。日本だと純正アクセサリーで用意だと思う。
上部パネルは車体色に合わせたパネルが用意されてるよ。
これがたぶんコンフォートバックレストです。
トリプルボックスは駄目って車種ありますけど、NT1100はOKです。
2022年モデルのNT1100の価格
税込168万3,000円です。DCTモデルの価格ね。パニアなしでの価格だよ。
同型モデルの日本国内価格
- レブル1100:121万円
- NT1100(パニア無し):168万3,000円
- アフリカツイン:172万7,000円
すべてDCTモデルの価格です。
同型モデルのイギリス価格
- レブル1100:9,999ポンド(約151万3,700円)
- NT1100(パニア付き):12,999ポンド(約196万7,900円)
- アフリカツイン:13,949ポンド(約211万1,700円)
サイドパニアついてて168万3,000円ならまぁ普通かもしれませんけど、パニア無しで168万3,000円ならイギリスと比べると割高感ありますね。
ヨーロッパってこういうツアラーが人気な印象ありますので、あっちだと戦略的価格なんでしょうか。
2022年モデルのNT1100とCRF1100Lのスペックの比較
NT1100(DCT)/アフリカツイン(DCT)
車体(サイズ)
- 全長:2,240mm / 2,310mm
- 全幅:865mm / 960mm
- 全高:1,360mm~1,525mm / 1,355mm
- ホイールベース:1,535mm / 1,560mm
- シート高:820mm / 810mm/830mm
- 重量:248kg / 236kg
- 燃料タンク:20L / 18L
- 最低地上高:173mm / 210mm
車体(足回り)
- フロントサスペンション:倒立43mm(プリロード) / 倒立45mm(フルアジャスタブル)
- フロントトラベル:150mm / 185mm
- リアサスペンション:モノショック(プリロード) / モノショック(フルアジャスタブル)
- リアトラベル:150mm / 180mm
エンジン
- 吸排気系変更
- トルク:104Nm/6,250rpm / 105Nm/6,250rpm
- 減速比:1.863/2.500 / 1.863/2.625
馬力は同じですが、トルクが1Nm小さいです。吸排気系の変更によるものですね。
2022年モデルのNT1100とCRF1100Lの装備の比較
装備
- コーナリングライト:なし / 有り
- ホイール:17インチキャスト / 21/18インチワイヤースポーク
- シート:ふつう / 2段階調整
- バッテリー:たぶん鉛 / リチウムイオン
- センタースタンド:標準装備 / アクセサリー
- スイングアーム変更
電子制御
- 6軸IMU:なし / あり
- ABS:ふつう / コーナリング
- ABSモード:なし / 2
- ライディングモード:5(3+2) / 6(4+2)
- トラコン:ふつう / コーナリング
- トラコンレベル:3 / 7
- スリップコントロール:なし / 7
- DCT:ふつう / コーナリング
- 電子制御サスモデル:なし / SHOWA EERA
2022年モデルのNT1100と2021年モデルのCRF1100Lの見た目の比較
こちら海外仕様の比較画像
こちらは日本国内仕様の比較画像
- エンジンのデザインちょっと違う
- メインフレームは同じ
- リアフレームも同じかも?
- マフラーステーやタンデムステップホルダーは違う
- 排気系は角度だけではなくデザインも違う
- スイングアーム違う
リアフレームはほぼ同じに見えます。テールランプの位置も大体同じですし。恐らくは同じものです。
大体そんな感じです。
イギリス価格はパニア標準装備で比較的安価でしたので日本でもそうなるかと思ったのですが、日本でのアフリカツインとの価格差は税込4万4,000円です。
ちなみに同じくアフリカツイン派生でカフェレーサーモデルが出るみたいです。
こちらに関しても恐らくはレブル1100系の電子制御類でしょうね。こっちはフレームは別物になると思うよ。
カフェレーサーは日本がメインの車両の様ですので、価格に関しても期待できると思う。