CB750ホーネットが意匠登録されてましたので、デザイナーさんの他の作品をまとめました。
CB750 Hornetが意匠登録されてる
CB750ホーネットが意匠登録されてるよ。出願日は2022年5月13日。
デザイナーさんは日本の方とローマホンダのGiovanni Dovisさんです。
メインはローマの方
Hornetのデザインスケッチが公開された時に、コンセプトデザインを担当したのはADV350を手がけた28歳のGiovanni Dovis氏と発表されていました。
でもADV350の意匠登録の創作者にこの方の名前はないよ。謎です。どういうこと?
まぁそれは置いといて、日本のCB750ホーネットの創作者にはGiovanni Dovis氏の名前が記載されています。ただ順番は上から2番目です。
メインの方って基本的に1番上に来るイメージだったのですが、ホンダはそうでも無さそうです。メーカーによって違うみたい。市販バージョンに関してもメインのデザイナーはGiovanni Dovis氏と明言されていますので。
Giovanni Dovis氏がデザインした他のバイク
コレです。日本では売ってないモデルですね。
現行SH350iですね。
ちなみに創作者は3人いて、Giovanni Dovis氏は上から3番目です。
もう一人のデザイナーさんのデザインしたバイク
フォルツァ(MF06)ベースのカスタムスクーター
謎のスクーターです。2005年8月出願。お名前の位置は4人中4番目です。
Honda | スポーティで斬新なスタイリングの250ccスクーター「フォルツァ」を発売
ホイールの形状からしてフォルツァ(MF06)ベースのカスタムモデルか何かだと思います。
NXR150 BROS
2008年3月出願です。2人中2番目。
たぶん南米かアジア向けのモデルだと思います。完全一致する物は見つけられませんでした。すみません。
Honda | デュアルパーパスモデル「XR230」を新発売
フレームとエンジンはXR230に似ていますので、たぶんXR230系のモデルだと思います。
→違う
謎オフはブラジルのBROS150(MY2014)かな?
管理人さんはブラジル系はあまり得意ではないのかな。。
おま国仕様がたくさんあっておもろいよね。
12月26日のコメントです、ありがとうございます。
謎オフはXR150Lに見えるね。
顔的には南米系よりもアジアンホンダの顔立ちに見える。
12月27日のコメントです。ありがとうございます。
こちらフィリピンホンダのXR150Lです。あーこれ系ですね。完全一致はしませんが年式違いでしょう。
Honda NXR 160 Bros ESDD 2023- Trail | Honda Motos
ブラジルではNXR150 BROSって名前で以前に売っていた様ですが、現行モデルはNXR160BROSになってる。ちなみにNXR150 BROSは意匠登録の図と完全一致してるよ。
中国ではXR150Lって名前で売ってたみたい。今は売ってない。
CRF450R
2011年11月出願です。2人中2番目。
Honda | モトクロス競技専用車「CRF250R」「CRF450R」の2015年型モデルを発売
CRF450R(PE05)ですね。クラッチカバーの形状からして2013年モデルではなく、2014年モデル~2016年モデルみたい。
SFA
2014年10月出願です。4人中2番目。
コンセプトモデルのSFAです。
CB190R
2018年12月出願。2人中2番目。
中国ホンダのCB190Rです。現行モデル。
Hornet 2.0
2020年3月出願です。2人中2番目。
インドホンダのHornet 2.0です。現行モデル。
やっぱりなんか似てる
同じデザイナーさんが携わってるので当たり前の話なんですけど、やっぱりこの辺はなんとなく似てますね。
でもCB750ホーネットのメインのデザイナーさんはこの日本の方ではないらしい。なんだか意外です。へー
個人的にはCB750ホーネットは玄人感漂うデザインって印象でしたので、ベテランの方のデザインだとおもったのですが、メインデザイナーのGiovanni Dovis氏さんは28歳です。若者。
コスト意識もかなり高く見えますし、長年の経験による洗練されたデザインっぽく見えたのですが、28歳でそれが出来るんですね。すげー
バイクは1つのモデルにデザイナーさんが複数居る事が多いですが、部分的にパーツを担当するパターンもあるそうです。たとえばフロントフェンダーだけ担当とか。
なのでどなたがデザインしたか判断しにくいです。公式ページにデザイナーさんの名前と、担当部分とか記載してくれると個人的には嬉しい。
ちなみに私が好きなデザイナーさんは数年前に某社を退職したので普通に悲しい。
意匠登録の謎
デザインの現場ではコンペ制を採っていることが殆どなので、表に出てくるメインデザイナーとキースケッチを描いてるデザイナーは別々である事が多い
表に名前を出している方はある意味で広報担当としての側面が強く、場合によってはほとんど名義貸しの様な事もあったりする
12月26日のコメントです。ありがとうございます。
クリエイティブで仕事してる者です。
外向きでは鳴物入りで入った人が、現場対応できずに即辞めている…など珍しくなく、
掲載順は功績順にするとわりと揉める要因でして、
国内なら「五十音順が一番丸い」で回ってる感あります。
バイクがどうかはわかりませんが、一例ということで。
12月26日のコメントです。ありがとうございます。
自動車業界の慣例から言って意匠登録の創作者がデザイナーだけしかいないって事はないと思うので、たぶんもう1人はカーモデラーの方なんじゃない?
(ん、この場合だとバイクモデラーか?)
12月26日のコメントです、ありがとうございます。
この辺なんだか仕組みが難しいようです。なんか個人的にも日本の方がデザインしたのでは?って思えちゃう。でも公式にはローマホンダの方だよ。
あー掲載順は五十音順が丸いってのは納得ですね。それが平和よね。でも確認したところ、ホンダの意匠登録に関しては創作者は五十音順じゃなかったです。謎が深まったぜ。