KTMがBajaj傘下になります。これでしばらくは安心でしょうか?
再建計画のために融資したのはBajaj
- BajajはKTMの再編計画に必要な資金と、KTMの事業継続のために必要な資金を提供する
- KTM AGに4億5,000万ユーロの融資
- PIERER Mobility AGに1億5,000万ユーロの融資
- 再編計画の完了後、PIERER Mobility AGの取締役のステファン・ピアラーは退任
全文、原文はPIERERさんでどうぞ。
私の訳は意訳ですし、はしょっています。また、間違っている可能性がありますので、情報元で確認してください。
BajajがPierer Bajaj AGの株式を取得
- Pierer Bajaj AGはPIERER Mobility AGの筆頭株主
- Pierer Industrie AGはPierer Bajaj AGの株式の50.1%を保有している
- Bajaj BVはPierer Bajaj AGの株式の残りの49.9%を保有している
- Bajaj BVがPierer Industrie AGが保有するPierer Bajaj AGの株式を取得する
- Bajaj BVはPIERER Mobility AGを間接的に支配することが可能になる
全文、原文はPIERERさんでどうぞ。
私の訳は意訳ですし、はしょっています。また、間違っている可能性がありますので、情報元で確認してください。
つまりどういう事?
登場人物紹介
- Bajaj BV:Pierer Bajaj AGの株を49.9%保有。スモールDuke系作ってるインドの会社。
- Pierer Industrie AG:Pierer Bajaj AGの株を50.1%保有
- Pierer Bajaj AG:筆頭株主はPierer Industrie AGで50.1%保有。
- PIERER Mobility AG:筆頭株主はPierer Bajaj AGで74.9%保有。KTMの親会社。
わかりにくいけどこんな感じ。
どういう事?
PIERERとBajajが一緒にやってる会社がPierer Bajaj AGです。
PIERER(PIERER Mobility AG)の筆頭株主はPierer Bajaj AGです。Pierer Bajaj AGの筆頭株主はPIERER(Pierer Industrie AG)。
今回BajajがPierer Bajaj AGの株式の過半数を保有することになりました。
つまりはBajajが間接的にPIERER(PIERER Mobility AG)の筆頭株主になるってことです。
Bajaj→Pierer Bajaj AG→PIERER(PIERER Mobility AG)って感じですね。
つまりどういう事?
一つ(Pierer Bajaj AG)挟んでいますが、BajajがPIERERの筆頭株主になります。
つまりはBajajがPIERERを買収するって事です。
PIERERはKTM、ハスクバー、ガスガス等の親会社です。
なのでBajajがKTM、ハスクバーナ、ガスガスを買収するって事になりますね。へー
大体そんな感じです。
Bajajはインドのでかいバイクメーカーです。KTMのスモールDUKE系やトライアンフのスピード400系も生産しています。
経営陣が変わるわけですから、今後KTMの方向性は変わるかもしれませんが、会社消滅の危機は回避出来ましたのでひとまずは安心ですね。