スーパークアドロ モノ搭載のハイパーモタードです。全然エントリーモデルじゃなく、ガチのスーパーモタードでした。
- 2023年11月3日22時ぐらい:画像、サスペンションに関して、950との比較追記
- 2023年11月3日:記事書いたよ
2024年モデルのHypermotard 698 Mono(ハイパーモタード698モノ)のリリース
公式ページこちら。日本。
2024年モデルのHypermotard 698 Mono(ハイパーモタード698モノ)の画像
2024年モデルのHypermotard 698 Mono(ハイパーモタード698モノ)のカラーラインアップ
ドゥカティ・レッド
グラフィティ
2024年モデルのHypermotard 698 Mono(ハイパーモタード698モノ)の画像
普通にハイパーモタードって感じの見た目です。950と似てるね。→あまり似てなかった。
単気筒なので最初はエントリーモデルかと思ったのですが、スパイショット見る限りそうでもなさそうな雰囲気でして、正式発表されたモデルを見てもエントリーモデルっぽさはありませんね。価格もそう。
2024年モデルのHypermotard 698 Mono(ハイパーモタード698モノ)のスペック
ホイールベース:1,443mm
シート高:864mm
重量(燃料除く):151kg
燃料タンク:12L
エンジン:スーパークアドロ・モノ(DOHC水冷単気筒4バルブ)
排気量:659cc
ボア×ストローク:116mm×62.4mm
圧縮比:13.1
ミッション:6速
馬力:57kW(77.5PS)/9,750rpm
トルク:63Nm/8,000rpm
燃費:20.8km/L
排ガス規制:euro5
フロントサスペンション:45mm倒立
フロントトラベル:215mm
リアサスペンション:モノショック
リアトラベル:240mm
キャスター:26.1°
トレール:108mm
フロントブレーキ:330mm/4POT
リアブレーキ:245mm/2POT
フロントタイヤ:120/70 ZR17
リアタイヤ:160/60 ZR17
タイヤ:ピレリ ディアブロロッソ4
ガソリンは1Lが0.75kgとすると9kgですので、ガソリン満タンでの車両重量は160kgでしょうか。
ちなみにイタリアモデルのシート高は904mmで、ローシートで889mmです。日本はローダウンサスですね。
2024年モデルのHypermotard 698 Mono(ハイパーモタード698モノ)の装備
Hypermotard 698 Mono(ハイパーモタード698モノ)のエンジン
- 1299パニガーレの1,285ccスーパークアドロから派生したエンジン
- アシスト&スリッパークラッチ
- 油圧クラッチ
- デスモドロミック採用
- 46.8mmチタンインテークバルブ
- アルミニウム製シリンダーライナー
- マグネシウム製オルタネーターカバー、クラッチカバー、ヘッドカバー
- クランクケース内の2本のカウンターバランスシャフトにより、振動は90°Vツインと同等レベル
- 62mm楕円スロットルバルブ
- リミッターは10,250rpm
- オイル交換は15,000km毎
- バルブクリアランスチェックは30,000km毎
スーパークアドロ派生のエンジンです。
Hypermotard 698 Mono(ハイパーモタード698モノ)の電子制御
- スロットルバイワイヤ
- ライティングモード:スポーツ/ロード/アーバン/ウェット
- パワーモード:ロー/ミドル/ハイ
- ローンチコントロール
- コーナリングABS:4モード(ABSモード1:リアABSがオフ)
- トラクションコントロール
- ウィリーコントロール:4モード
- エンジンブレーキコントロール
- エマージェンシーストップシグナル
- 上下クイックシフター(オプション)
Hypermotard 698 Mono(ハイパーモタード698モノ)の車体
- 鋼管トレリスフレーム
- 両持アルミスイングアーム
- マルゾッキ45mm倒立フロントフォーク:フルアジャスタブル
- ザックスリンク式モノショック:フルアジャスタブル
- アルミテーパーハンドル:2段階調整可能
- ブレンボラジアルマスター
- フロントディスク:ブレンボ製。アルミニウムフランジ。専用設計
- フロントキャリパー:ブレンボM4.32
- ローシート&ローダウンサス:純正アクセサリー。-55mm
フレームは鋼管トレリスです。スイングアームは両持ち。
前後ブレンボキャリパーです。フロントディスクは専用設計。
ハンドル位置は2段階で調整可能
ヒールプレートはタンデムステップと交換可能。タンデムステップは標準装備。
Hypermotard 698 Mono(ハイパーモタード698モノ)の電子機器
- 3.8インチLCDメーター
- フルLED灯火機類
- DRL
- リチウムイオンバッテリー
- グリップヒーター(オプション)
- ドゥカティマルチメディアシステム(オプション)
メーターは反転液晶です。
ヘッドライト、ウィンカー、テールランプはLED。フルLEDです。
Hypermotard 698 Mono RVE(ハイパーモタード698モノRVE)の装備
- クイックシフター標準装備
RVEはクイックシフター標準装備です。通常モデルだと純正アクセサリーで用意。
日本国内モデルのハイパーモタード698モノの装備
- ローダウンサス&ローシート:-55mm
- ローシート:-15mm
- イタリアモデル:904mm
- 日本モデル:864mm
イタリアモデルと日本モデルは40mmのシート高の差がありますので、どうやら日本国内仕様はローダウンサスが標準装備の様です。ローシートは装備してなさげ。
2024年モデルのHypermotard 698 Mono(ハイパーモタード698モノ)の価格
- ハイパーモタード698モノ:170万円
- RVE:182万円
税込170万円です。普通にDUCATIな価格です。
- ハイパーモタード950:182万8,000円
- 950 RVE:191万6,000円
- 950 SP:229万9,000円
上記の通りにハイパーモタード950と12万8,000円しか差が無いよ。大体同じ価格です。あらー
ついでにライバルの価格
- 690 SMC R:162万円
- 701 Supermoto:163万円
- ハイパーモタード698モノ:170万円
- ハイパーモタード950:182万8,000円
KTMのモタードより高価です。でも近い価格帯ですね。
ハイパーモタード950とハイパーモタード698モノのデザインの比較
似てるかと思ってたのですが、あんまり似てませんでした。
698の方がだいぶコンパクトでシュッとしてますね。流石は単気筒って感じ。
大体そんな感じです。
エントリーユーザー向けのモデルかと思っていたのですが、なんか更にガチな方向けのモタードっぽい。楽しそうですけども。
価格的にもハイパーモタード950と結構競合しそうですけど、エンジンが違うから棲み分け出来てるって事なんでしょうか?なんかよくわからんね。